車中の山田さん…
高級料亭へ向かう途中に円山統括部長との出会いを話し出しましたが、機械系の作業員です。
ぽつりぽつりの話し振りは円山統括部長の好みでした♪
いやいや、意味が違いますから誤解のないように(((^^;)
それで…山田さんは クルマの窓から外に向かってポツポツ話すのですが…何かを探しているみたいな様子で…
それほど永い昔を思い出しているんですね。
「…もう30年くらいなるのかなぁ~」
うんうん…こんな口下手な人から聞き出すには相づちを上手く入れる、タイミングよく質問を入れる!
これに尽きますね(^^)
「おいくつでしたか?」
「そうだなぁ…三十過ぎかな」
なるほど、円山統括部長は56歳、30年前なら26歳(^^)
私は頭で計算して
「じゃあまだ新人ですよね… 」
「そう、統括は院を出ていらっしゃるからねぇ」
うんうん…よくぞご存知で(^^)
しかし、後輩なのに敬語を使うなんて、会社の組織力とは凄いもんだ。
私は山田さんがごく自然に敬う姿勢に驚きました。
「若いときですね」
私はその先が訊きたくて相づちを入れます。「うん、まだ学校を出てすぐだったよ…」
「どんな感じでした♪」
「ああ…いつも明るくて冗談ばかり言う人やったけど、頭の回転は物凄く速かったね」
「そうですか…」
「ああ…それに早く上がっていったね」
「どんな具合ですか?…」
「うん…係長なんか3年くらいだったし、その後もあんまり早いからわからないね…」
はは♪小さく笑いますが、嫌みとか妬みじゃあなくて 爽快な感じです!
「エラクなっても私達にちっとも偉ぶらない人だったしね…」
ふ~ん…
私もうなずいていました。
今でも円山統括部長は同じような姿勢でいらっしゃいますから、これは性格でしょうね(^^)
「一度統括の家に泊めてもらったよ♪」
ほぉ~ホケキョウ♪ これは初耳でした♪
と 言いますのが、円山統括部長のプライベートは結構謎な部分が多かったのでした。
これは出世する人は円山統括部長に限らずあちこちに着任するために単身が多いので、社内で家族は誰も知らないのが普通でした。
「統括は確か母子家庭だったなぁ…」
「!!」
高級料亭へ向かう途中に円山統括部長との出会いを話し出しましたが、機械系の作業員です。
ぽつりぽつりの話し振りは円山統括部長の好みでした♪
いやいや、意味が違いますから誤解のないように(((^^;)
それで…山田さんは クルマの窓から外に向かってポツポツ話すのですが…何かを探しているみたいな様子で…
それほど永い昔を思い出しているんですね。
「…もう30年くらいなるのかなぁ~」
うんうん…こんな口下手な人から聞き出すには相づちを上手く入れる、タイミングよく質問を入れる!
これに尽きますね(^^)
「おいくつでしたか?」
「そうだなぁ…三十過ぎかな」
なるほど、円山統括部長は56歳、30年前なら26歳(^^)
私は頭で計算して
「じゃあまだ新人ですよね… 」
「そう、統括は院を出ていらっしゃるからねぇ」
うんうん…よくぞご存知で(^^)
しかし、後輩なのに敬語を使うなんて、会社の組織力とは凄いもんだ。
私は山田さんがごく自然に敬う姿勢に驚きました。
「若いときですね」
私はその先が訊きたくて相づちを入れます。「うん、まだ学校を出てすぐだったよ…」
「どんな感じでした♪」
「ああ…いつも明るくて冗談ばかり言う人やったけど、頭の回転は物凄く速かったね」
「そうですか…」
「ああ…それに早く上がっていったね」
「どんな具合ですか?…」
「うん…係長なんか3年くらいだったし、その後もあんまり早いからわからないね…」
はは♪小さく笑いますが、嫌みとか妬みじゃあなくて 爽快な感じです!
「エラクなっても私達にちっとも偉ぶらない人だったしね…」
ふ~ん…
私もうなずいていました。
今でも円山統括部長は同じような姿勢でいらっしゃいますから、これは性格でしょうね(^^)
「一度統括の家に泊めてもらったよ♪」
ほぉ~ホケキョウ♪ これは初耳でした♪
と 言いますのが、円山統括部長のプライベートは結構謎な部分が多かったのでした。
これは出世する人は円山統括部長に限らずあちこちに着任するために単身が多いので、社内で家族は誰も知らないのが普通でした。
「統括は確か母子家庭だったなぁ…」
「!!」