寝転がって気ままに想う事

 世の中ってこんなもんです・・
面白可笑しくお喋りをしましょうか ^^

健康について…

2016年02月16日 06時42分33秒 | 日記
おはようございます。 とうとう冬に逆戻りしたようですね^^;
明日明後日も一桁の気温… (@_@)
日曜のあの春みたいな暖かさは なんだったのでしょうか。
春の夢 朧気なるや 枕元

さて、暖かくなったり寒さのぶり返しを三寒四温 と名付けた賢人がいました。
なるほど 冬から春になるのは一朝一夕にはならず、寒い 暖かいと一喜一憂しながら春の有り難みを感謝するよう 季節の神様が仕組まれたのではないでしょうか。
特に若い内は季節の移り変わりに さして感じないところがあります。
寒い 暑い は 当然あることなのでしょうが それ以上を 想うことがあまりない。
言い切るには 私の実体験からですが、普通の健康な青年ですと、悩みは 腹減った(笑)、金がない、彼女欲しい、眠たい^^;などの 生理現象的な自身の胎内から欲する本来の動物的な欲求がほとんどでしょうか。
それが 月日を経て 歳を重ねていくと 同じ胎内から欲するものも 勿論 あるのですが、他にも 諸々の悩みが湧き出してくるのです。
それは どんなものか と 言いますと、まず健康、これは 私なんか 特に思うことで 青年時代に健康優良児と自負していたのが 50年の歳月であちこち 故障や欠陥が出てくるようになりました。
ほんと小学生だったころ、県の健康優良児に推薦されたくらいで、身体は全く問題なく 中でも虫歯が一本も ないのが 推薦された一番の理由だったそうですが、最終審査の書類選で 落ちたのは、学業成績が他の候補者より見劣りしたからでした^^;
そんな私でしたから、青年期はムチャをしていました。
生ビールの大ジョッキーを一時間に七杯半呑んだり…
【注釈】
昭和の大ジョッキは 今の大ジョッキとは異なり と言うよりも 昭和の中ジョッキが今の大ジョッキです。いつから そうなったかわかりませんが、たぶんバブル期でしょうか。
このビール飲み競争 となったのは 会社の先輩に連れられて行った barでした。
そこは 客寄せ の為か ビールを飲んで先のお客の記録を抜いたら 飲食代を只にする。というキャンペーンをしていたのですね。
そこは先輩がよく馴染みにしていたお店でして 私は初見 つまり 先輩に連れられてついていったのでした。
そして 君なら飲める、男なら挑戦せなアカンだの 仕舞いには先輩の言うこと聞かな 立派な男になれんぞ。 俺だって ムリヤリ飲まされたんだ…など 押したり引いたりされましたが 最後 飲めなかっても金はワシが払う。の一言で 渋々うなずいた訳です。
当時二十歳を少し回った辺りの 若さ最盛期の私でしたが、 さすがに ビールを大ジョッキに八杯 これには全く自信がありませんでした。
先のお客が七杯飲んでいて それが記録でしたから、次は積み上げ式として八杯となっていました。
ビールのアテはデッカイ皿に果物が山盛り… これって 皆さんご存じですよね。
飲み屋の果物がムチャ高いことを…
ここのルールは飲んだら只。 飲めない場合は有料。
この時ビール代だけじゃ 只にした分が賄えないし だいいち儲けもない 。だから値の張る果物を付けているんだ くらいは私にだってわかっていました。
制限時間は一時間。
目の前にド~ンと置かれた大ジョッキーを見て これは大変なことになったぞ、と改めて思いました。
このジョッキー1杯は 分かりやすく用量にすると一リットルです。
つまり記録を破るためには 瓶ビールを1ダースほと飲む勘定になりますね。
横にいた先輩は 私にこう言いました。
ええか、ツマミ(果物や乾き物)はちょっとくらいならかまへんがヨウケ食べたらアカンぞ。
とね(^^)
ビールの量は半端じゃないでしょ、そこへ余分な物を入れたら 胃が受け付けなくなるのですね。
私は黙って頷くと まず最初の一杯を軽く空けました。
それまでに ビールの一気のみみたいな体験は少しありましたし、ビールなんかチビチビ飲んでいると 腹は張ってくるし、酔いも回りやすいのを知ってましたから…
だから制限時間が一時間とありましたが 勝負は前半30分だと決めていました。
そして2杯、3杯 4杯と順調に杯を重ねてきて 5杯目のジョッキーに手を掛けて… 初めてグラッと来ました。ビールのアルコールが廻り始めてきたのです^^;
それと合わせて脇の下にタラリ~と冷や汗が流れ出しました。
う~ん(@_@)
時計を見ると まだ20分あまりしか経っていません。
ペースは考えていたとおりだったのですが、ビールを大量に胃袋に流し込んだ為か 一気に酔いが出始めました。
今まで冷や汗なんかかいたこと無かったのに、汗とは違う不快な感触が沸いてきました。 たぶん急性アルコール中毒みたいな症状になったのでしょうね。
額から脂汗がジットリ。 お腹はパンパンになってくるわ で これは 不味(まず)い と思いましたが、 あと3杯、 気持ちを奮い立たせて6杯目に掛かりました。 でも ジョッキーの端に口を付けても 喉が拒否してるようで ビールが入っていきません。 口中には生唾が沸きだし 脂汗も流れ出します。
よく言われることに お酒が口に引っ掛かりだしたら それは限界だ。と聞きます。
今まさに その口が引っ掛かった状態でした。 うう…、手のひらや額から顔じゅう脂汗にまみれています。
それでも 一口 一口我慢しながら飲んで 揚々6杯を空けて 時計は40分を越えていました。
最初順調に行っていたのが、5杯目から完全に ペースがダウンしました。

まだ大丈夫や、20分あるぞ。
横ついている先輩の声に頷くのが精一杯でした。
そして 7杯目。
これは地獄でしたね。 汗だらけになりながらなにくそとジョッキーを口にするとプ~ンと ビールの匂いが鼻につきます。
吐きそうになりながら ビールを流し込んで ジョッキーを見ると三分の一か…タップリと黄色い液体が残ってます。
そして 歯を食いしばり7杯目を飲み干して 残り5分。

最後の8杯を全部飲み干して記録を達成なのですが ついに私には出来ませんでした(@_@)
8杯目は 半口くらいを飲んでは吐きそうなのを抑え 脂汗を手の甲で拭き取りながら
タイムアップになりました。
その時 私は限界は感じていましたが 酔いがそんなにも廻っていなかったように思いました。
途中何度も小用をしたのは無論ですが、
出せば、また飲める、 と勘違いしてましたね。
そして出せば酔いは醒める とも思ってました。
今思うととなんと愚かな話でしょうか(@_@)
私は割りとしっかりした足取りで お店を出ましたが、出た瞬間 ワァ~と酔いが身体中を駆け巡ったようになり 意識がボヤけてきて 身体がなんで こんなにふらつくんだと思いますが、全く身体のコントロールが利かなくなっていました。
先輩は 後ろから 大丈夫か…と声を掛けてくれますが、情けないことに呂律が回らなくなっていました。
足元だって 力が入らず 歩いているのか 踊っているのかわからなくなっていました。

手に負えない先輩は私をタクシーに押し込めると 後はバイバイ(@_@)
私は 独身寮まで記憶が失せていて 運転士に起こされて 外に出ようとした瞬間 座席の下にゲロを吐いてしまいました(@_@)
それから部屋に倒れ込んでしまい 天井が回る…初めての経験しました。
今なら百万円積まれても丁重にお断りするでしょうね。
だってあの苦しさはほんとどうなるのか と思ったくらいシンドかったから…
何事も経験 と思いますが、それがあってこそ 今の自分があるわけで 今の私が同じビールを大ジョッキに7杯飲んだら 軽くて入院、下手をすれば チ~ン♪ですよ(@_@)
この経験が諸々の悩みとして今ごろ甘酸っぱい想いでとして湧き出してしまう原因。 冒頭に話したのはこんなところからでした。。
人から聞いて なるほど と思っても 実際体験してないと分からない部分あります。 痛い目に合わないと会得出来ないことあります。教科書で机上の勉強で学べないから 実習があるのです。
それを実行した私らは諸々の悩みがまとわりつくのは仕方ないことかも知れませんね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする