寝転がって気ままに想う事

 世の中ってこんなもんです・・
面白可笑しくお喋りをしましょうか ^^

世の中の移り変わり

2016年02月29日 06時39分00秒 | 日記
いよいよ 2月の最終になりました…今年は 閏(うるう)年で 一日余分があるのは 太陽暦の暦(こよみ)と実際の時との調整のため らしいのですが、
暦 といえば もうひとつ 太陰暦があります。
日本は江戸時代まで使用していました。
太陰暦を簡単に話すとひと一月を 月の満ち欠け… 満月~新月までの周期が一定なのに目を付けたのが始まりで1ヶ月が約29日になってます。 中国や韓国も今では太陽暦を使用していますが、一部 お正月だけは旧暦(太陰暦)を使い 新節又は旧正月などと呼び 祝ってます。
私も暦について あまり認識がなくて 旧暦…この呼び方がどうも 古臭く聞こえて
遅れている国(後進国)が 未だに 改革できない のはこんなところにあるんだなぁ…と 思ってました。 事実 太陰暦の名残りがあるのは アジア地域に多くて 明治維新の黎明期に、欧米を見習うためそれまでの太陰暦を廃し欧米の使用していた太陽暦に変えた日本はアジアの中でいち早く先進国の仲間入りしました。 それにひきかえ旧態然な体制を未だに引きずっているアジア地域が 遅れているのは当たり前と 私ら日本人は見下ろすような目線でいたのではないでしょうか。
でも 最近 太陽暦に疑問を呈する 意見も出てきました。
それは 暦の中にある 二十四節季についてでした。
一年を季節の移り変わりに合わせ区切りとした二十四節季には
大寒、 啓蟄、春分、夏至、秋分、冬至
…などが有名ですね。
と ここまでが私がちょっと調べた耳学問(^^)

それで ちょっと引っかかるなぁ となったのが、 天気予報などで 耳にする 大寒だとか 啓蟄などの二十四節季。
大寒…これはわかりやすいですが、1月20日が一番寒い時期だと 二十四節季では示しています。
これは まぁ そうでもあり いや、もっと寒い日が他にあるでしょ となるのです。
今年など2月のほうが寒かったのですが、あまりと違和感はなかったかも知れませんね。
違和感でいえば夏はもっとズレテる感じで 立秋、暦では8月7日 となってますが、立秋の意味は秋が始まる… しかしこの辺りは 夏の暑さの盛期でしょ! それが 秋が始まるとは 幾ら何でも無理してませんか。と思うわけです。
他にも大雪(たいせつ)が12月7日。
初雪の間違いじゃないの? 立春 2月4日。確かこの冬一番の寒気が来たんじゃないの(笑)
などなど 実際の季節と合わない二十四節季。
なぜなんだ!? と考えたら それは 太陽暦との差異があるのですね。
太陽暦と太陽暦… お月さまの周期を利用した暦 と太陽の周期を使った暦の差がこの平安時代に作られた二十四節季のズレに出てきていたのです。
太陽暦は4年に一度閏年を作り一日余分にして調整してます。太陰暦は3年に一度閏年としてひと月を足しています。
この差が 節季の感覚とズレを生じているらしいのですが、
そんなことと関係なく世の中、物凄い勢いで変わりつつあります。 これは私の実体験
を披露するまでもなく 例えば、企業など 昭和の時代には 国内の市場を確保していたら それで良し となってたじゃないですか。
例外はありますが 国内の消費は国内で作るいわば 日本内で 自給自足の経済が成り立っていました。
そりゃ 食糧や石油、鉱物資源などは輸入に頼っていましたが、それを加工して基本 地産地消費でした。
それが余裕が出てきて 輸出が増えていき 今では 輸出が国内の景気に影響を及ぼすようになり 新聞やテレビなどは為替相場や株式市場の動向に一喜一憂するまでになっています。

でもね、そんな世の中の喧騒とは無縁のひと等も大勢いらっしゃるのも 事実で 年金受給者や学生、主婦…面倒なことが嫌いな人人人… 私なんかも、新聞やラジオで耳にするニュースなどで こりゃ 大変だ と慌てて株価を調べたり ネット証券を見たりしていました。
そして ちょっと へそくりで 買ったりしていましたが、なかなか上手くいきませんね^^;
職場の隣にいる他の部署の先輩が 丁度 安倍ノミクス の時分に株を始めました。 あの時 何を買っても上がってましたから その先輩 川辺さんは毎日 私の顔を見ると スマートフォンの株価を開いて今日は これだけ上がった とニンマリしていました。
たまに 浮かない顔をしていたので どうしました…と声を掛けると ああ~とため息まじりに 今日はちっとも 上がらないんだょ。
おいおい^^;素人のやる 株価なんて 毎日毎日一喜一憂する性質(タチ)のものじゃありませんよ。 数か月半年、或いは一年区切りの長期を視野に入れたやり方でないと 失敗しますよ。
これは 株をやろうと思うけど どうだろう と相談を受けた時に私が与えた忠告でした。
株式投資には 最近流行りのEXみたいな わずかの株価の上がり下がりで売り買いをして 細かく稼ぐ手法があります。
ネット証券は どういう仕組みかわかりませんが、売買手数料を取らない会社があります。 ですから、わずか 一円二円の株価の差額で 儲かるのですが それを一万株二万株と大きく扱うのが このEXの骨子です。
一見 こりゃ 確かに儲かるなぁ…と素人なら思いますが 前提条件が上がる 或いは 下がる となった場合に儲かるのであって 違う相場になれば 大きな損害を蒙ることになります。
例えば 三円儲けが出たとして 十万株を買っていたら 3〇万円の儲けですが他で 十円損していたら 差し引き 70万円の損失です。
細かく儲けて大きく損をする^^;最悪のパターン^^;最近出来た ネット証券会社が発端になっていると思うのですが、こんなやり方も 確かにありますが 競馬で全レース本命だけを買っても 合計で 損をする道理に似ています。
また 株式投資に似た 相場への投資 は何百年も昔から行われていました。
江戸時代に 米相場で一代で財をなした豪商の話しもありますが、伝説の相場師と言われるくらいに 成功するのは至難なことなのです。今でも昔でも相場とは難しいと 私は思います。

そんな 金 金 金 5世の中新聞などで 何千億円 と見出しに出るのが 最近驚かなくなりました。

きっと 私らの感覚が慣れてきた所為(せい)でしょが 日常私らが生活や嗜好に使うお金はたかが 数千円でしょう。
やっぱり 同僚ですが 不意に 出掛ける用事があったら まず 一万円を握って 外出するよ と話してました^^; 確かに 一万円 あれば なんの用事かにもよりますが 大体 困らない 慎ましい庶民の感覚でしょうね。

何千億円の話題がよくあるのも現実ですし、私らとの感覚の違いがけた外れな時代に 俗な世間から 逃げ出したくなるのが人情…と考えたら 日本には 打ってつけの癒しがありました。
日本には春夏秋冬があります。また ちょっと足を延ばせば 風光明媚な名所がたくさんあります。
木枯らしに身をすくめ、薫風に髪をかきあげ、渓流に岩魚を求め 紅葉に心を染める…
この風情に心を打たれてみる… そして二十四節季にある季節の意味を知りますと自ずと自然との会話が生まれてくるような気がするのです。
コメント
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