おはようございます(^^)
昨日は午前中が晴れ、いわゆる冬晴れというヤツで昼からは曇り、そし
て日が暮れ夜の帳(とばり)が降りた頃から小夜時雨(さよしぐれ)になりました。
この「帳 」を使いたい為にわざわざこのような書き出しになりました。又 、小夜時雨という言葉も近頃はなかなかお目にかかれない綺麗な日本語ではないでしょうか。
因みに拙い私の知識で 少し訳しますと、帳とはそのままに夜の闇が幕を引いたように真っ暗になる…の意味。
小夜時雨とは 小とは夜の接頭句で夜と合わせて一人前、時雨はそのままで しとしと降るような小雨と合わせて夜にしとしと降る雨の意味。
石川さゆりさんの 天城越え の一節に小夜時雨 と歌われていますが伊豆
の鄙びた温泉地にて人目を忍んだ隠れ宿を舞台にした報われない悲恋を
歌った名曲です。 又蝉時雨 この場合の使われ方はしとしと蝉が啼くので
はなくて豪雨の如く蝉の声 でしょうか。
これからはこんな言葉遊びも気が向けば考えてみたいですよねぇ〜(^^)