定点観測の昼過ぎの様子。
青空が見えますが、午後から雲が広がり、雨がぱらつく天気でした。
午後は、区内の地域包括支援センターの運営に関する会議。
各地域包括支援センターの活動状況の報告と、そこにおける課題について意見交換する場でした。
この会議はけっこうおもしろく、3~4人の委員が、それぞれの専門性を生かした活動への助言等が行われます。
事前に資料が配布されますが、その場での報告を聞きながら、ポイントを押さえた意見が出されます。
さすがに専門家と思わせる意見もあって、活動の前進に役立っている会議かなと感じています。
そんな中、今日の会議で新たな情報が得られました。
まちともが住んでいる小学校区の介護保険の給付が市内で一番低いとのこと。
高齢化率は36%超えて、市内でも高い方に入る地域ですが、どうしてかと興味がわきました。
1つの要因は、高齢化率は高いですが、75歳までの前期高齢者が多いという特徴があります。まだまだ元気な高齢者が多いということが言えます。
また、宅地造成で転居してきた人たちが多い地域であり、元気なうちは自分が建てた家で生活し、それが困難になった時、子どもが戻ってきて同居する、逆に子どもの家に同居するようになるということが多く見られます。
子どもも親の近くに住んでいる世帯が比較的多く、半数以上が市内に子どもがいますので、高齢者世帯であっても常に子どもが見守りしているお宅が多いようです。
中には、孫が同居して見守りしているお宅もそこそこあります。
地域社会の状況は、それぞれの地域ごとに特徴があります。
その特徴を見極めて、地域の支え合いを考えることが大切だと感じました。