まちとも こころのおもむくままに

==ボランティア時々写真撮影==
日々の暮らしの中で感じたこと、時々撮る写真などを綴っていきます。

子どもたちと稲刈りをしました

2018-11-11 20:21:24 | ボランティア
遊水地に体験農園が作られます。
その予定地で、地区社協が稲作を行ってきました。
6月に子どもたちと一緒に田植えをし、2度の台風襲来がありましたが、被害を受けることもなく順調に育ち、実りを迎えました。



昨日、子どもたちと一緒に稲刈りが行われ、取材に行ってきました。
作業は、午前中の2時間ほどで終わりました。
子どもたちも5人参加し、全部で30人ほどが作業を行いました。
子どもに稲刈りの方法を教え、最初は刈り取るのに苦労していましたが、終盤には慣れた手つきで刈り取りしていました。



参加した地区社協の担当者のみなさんは、刈り取り、刈り取った稲の結束、運搬と分担しながら作業に取り組みました。
まちともも取材だけで終わるわけにもいかず、結束と運搬作業を行いました。
前日の雨で濡れた稲束は、ずしりと重く運ぶのは重労働。
今日も腕に軽い筋肉痛が残りました。



刈り取った稲は、しばらく乾燥させます。
その後、脱穀作業。
これも子どもたちと一緒に、足踏み脱穀機で行う予定。
地域内の農家に、数十年前に使用した足踏み脱穀機が保管されていて、これを借りてきて行います。

作付けされたのはもち米で、収穫した米は赤飯にしてイベントで配布予定。
また、もち米は背丈が高いので、藁は正月飾りに使います。
地区社協では正月飾りを作る教室も行い、毎年、地域内にある材料で飾りを作ります。
ここには、子どもから高齢者まで世代を超えて300名余が参加し正月飾りを一緒に作ります。

今、米づくりはほとんど機械で行われています。
昔ながらの手作業の稲作は、子どもたちの教育用に行われるくらいになってしまいました。
そんな稲作も、田植えと刈り取りだけでなく、稲が食べるだけのものでなく、様々な用途に使用されてきたことを子どもたちに伝えるのが大切です。
そんなことを考えながら、刈り取り作業を取材していました。