築地まぐろ屋3代目 豊洲市場場内からのマグロ新鮮情報

築地市場場内で40年以上のマグロ仲卸をしている、『松井水産』より、豊洲に移動しマグロの仕入れ情報、お得情報を毎日に配信

ニュージーの・・・マグロ

2022-04-26 09:14:26 | Weblog
今日も仕入れたかったニュージーランド産の天然インドですが、
残念ながら今日はゼロ(><)
代わりにニュージーランド産の天然本マグロが幾らか。。
近海物では沖縄に紀州他にと相変わらずなのですが、
今日は千葉勝浦産の旋網本マグロが100キロ以上の大きいものから
40~50キロの中サイズまでそこそこ本数も出ておりました。

期待の旋網漁!?ですが、まずセリ前に浜値を聞いた時点で
「高い・・・」
品物見るとなるほど大きい物はそれなりに使えそうですが、40~50キロの中サイズは
脂も薄くて腹も薄くて身も締まりがなく・・・・・
買うなら大きいところしかないんですが、ヤケのリスクと色持ちを考えますと
同じような値段なら延縄のニュージーランド産の方が無難かと思いまして・・・(^^;)



もともと色目が良い魚が多いニュージーランド産の天然本マグロ。
なかには身がプルプルした「こんにゃく」みたいな身質のマグロもあるんですが、
そういった魚ほど不自然なくらい色が変わらなかったりします(^^;;)

近海の旋網、魅力はあるのですが、旋網漁のマグロはいろいろと欠点も多く、
身が水っぽい、焼けやすい、色変わりが早い、という事でしょうか?
逆に良い点としては味が良いとか、あとは値が比較的他の漁よりも安いことが多い
なのですが・・・・・・
値が高いのですは旋網漁のマグロ、面白くないんですよね~~~

特に今のような状況ですとどうしても仕入れる魚が安パイの方に傾きがちです(^^;;)


旋網以外の延縄物は値が高く、勝浦の旋網とニュージーランド産のマグロの
二者択一のような本日でした(^^)


明日の水曜日は市場、営業しております!!
ちなみに青果は休市です。。

お間違いのございませんよう、よろしくお願いいたします。。