気の向くままに2

その日の気分で、思いついたことを書いていきます。

eの付くAnne(その2)

2005-07-17 21:23:48 | yaplogから


私と妹は小学生の頃からお年玉などを郵便局に貯金していました。
何しろ歩いて50歩ほどの所に郵便局があったものですから、
当時は(今は?)しまり屋だった妹などは50円、100円の単位で
預けに行っていたような記憶があります。
中学校に入った頃、
大好きな「赤毛のアン」がシリーズとして
10巻発売されると聞いた私はそれが欲しくてたまりませんでした。
ラベンダー色の箱に入った真っ白の洒落た本で、
挿絵も沢山入っていて素敵なんです。
毎日町の本屋さんに行って手にとっては溜息を付いてました。
だって、当時の中学生にはとても買えない金額だったんですもの。
クリスマスプレゼントでもそんな高額のものを頼めないしっかり者(?)の長女だった私は、
(今見たら1冊320円でした。)
もう、清水の舞台から飛び降りる覚悟で
貯金を下ろして買いました。
人生で最初の大きな決断だったのです。
(可愛いねー。今となれば…)
もう、それからはドキドキしながら読破しましたよ。
「赤毛のアン」も好きだけど、
「アンの青春」は、思春期の盛りだった私の心を 
しっかり掴んで離しませんでした。
学校の先生になったアンと子供たちの毎日、
ギルバートとの恋愛、
仲間たちとの友情。
私もアンになろうって
本気で想像したものでした。
「アンの娘リラ」も好きでした。
第1次世界大戦に翻弄されながらも
真っ直ぐに生きるリラの姿に感動しました。

今、私の手元には日に焼けて茶色に変色した10冊の本があります。
一生大事にしたい本です。




eの付くアン(Anne)

2005-07-17 17:55:57 | yaplogから
小学校1年の冬、悪くすれば右足切断と言うひどい骨髄炎のため膝裏の骨を削り、
長期入院を余儀なくされた。
今でもあの痛みは鮮明に思い出せるほどだ。
(逆に言えば、思い出したくないほど、壮絶な痛みだった。)
特に傷口のガーゼ交換は
「今日こそ絶対泣かない!」と自分に言い聞かせても、
泣くしか紛らわすことの出来ない辛さだった。
ギブスを腰から下にはめられ、固定されて、
ベッドから逃げ出せない日々が2ヶ月も続いた。
そんなある日、担任の先生が本を2冊持ってお見舞いに来てくれた。
幼稚園の頃から友達の家に遊びに行っても一緒に遊ばず、
その子の持っている本ばかり読んでいるような子供らしくない子だったので、
物凄く嬉しかった。
2冊の題名は「母をたずねて3千里」と「赤毛のアン」。
絵本ではない本格的な(といっても少年少女向きの)本は初めてだったが、
動けない私には他にすることもなかったので、
朝から晩までその2冊を読んだ。
特に「赤毛のアン」には魅了された。
「緑の切妻屋根」に住むマシューとマリラにひょんなことから引き取られた
「e」の付く「アン(anne)」の、
全く人とは違う発想のお喋りと、
次々に巻き起こす事件に、
寝たきりの私の想像力はどんどん膨らんでいった。
本を読むことの楽しさを知った1冊、私の大切な1冊である。



なんなの?この鬱陶しさは!

2005-07-17 16:57:06 | yaplogから

春先にビオラを中心にして寄せ植えした玄関のコンテナが、
花が終わって可哀相なくらい貧相になっていたので、
重い腰をあげて植え替えに挑戦!
しかーし、体がシャキシャキ動かないじゃないかー。
別に気温が高いわけでもないし、
おてんとさまが照ってるわけでもないのに…。
天気予報では確か「晴れ」だったでしょ!
と、空を見上げて溜息付いた。
原因は湿気ですよ、湿気。
一通り仕上げて長袖シャツ
(何しろ蚊は怖いからね。どんなに暑くても長袖はガーデニングの必需品なのです。)
を脱いだら、
Tシャツ全面グッショリさ。
もう、体力全部使い果たして、
午後はソファーとお友達です。