![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/96/ae11143498df6acb8e9e40d0b2fa22bf.jpg)
さあ、上の写真で私は何をお見せしたかったのでしょう?
当ててみてください。
5・4・3・2・1せーの!
正解は小鉢に入った茶色いもの。
もしかしたら、一番目立たないかもしれませんが、
これ、今年の初物の蕗味噌です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/87/6a67b1bae2002874e09aa8a9cd0b1278.jpg)
今秋田では「ばっきゃ」=フキノトウが道の駅に並んでいます。
今年は雪解けが早かったせいか、出回るのが1ヶ月近くも早い感じ。
このフキノトウで作る甘辛い味噌は、ご飯にもお酒にも合うので、
毎年必ず作る春の味です。
今年は、花の所を捨てて、塩をたっぷりめに入れたお湯でさっと湯がいてから微塵切りし、
ごま油で炒めると言う方法をやってみました。
花を取ったのは歯ざわりが好きじゃないからですが、
葉っぱだけにしたらずいぶん量が減っちゃった。
しかも時間もかかる~。
(今度からはこの作業はカットだな!)
茹でてからやるのも初めてですが、
こうしたら少しでも変色を防げるんじゃないかと思ったからです。
いつもはみじん切りしているうちに、灰汁が出て黒くなるので、
うかうかしていられないのです。
その意味ではこのやり方は良かったみたい。
綺麗な色のまま炒め始めることができました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/cb/cb3870685cc78d9b913ad16cd4dab199.jpg)
さあ、出来上がりです。
砂糖とお酒と味噌と、そして今回は鷹の爪を隠し味に入れてみたのですが、
どうでしょう?この艶。
美味しそうに出来ました。
どれどれお味は…。
うん、上品だ。
でもフキノトウの野趣溢れる苦味と香りを味わうためには、
茹でないほうがやはりいいかも…。
どうせ味噌を入れたら茶色になるんだから、今度からはいつも通りの手順でやろうっと。
でも、とりあえずは、春を十分に感じることが出来て満足じゃ。
ご馳走様でした。