小安峡の帰りに稲庭を通って高速に乗るとすれば、
湯沢ICか十文字ICのどちらかになるのですが、
お昼に食べた稲庭うどんが思ったより少な目の量だったので
、私の頭の中は
「ここまで来たからには十文字ラーメンを食べて帰りたい!」
という思いでいっぱいでした。
そこで、義弟にSANYOゴリラを十文字を通る路線に設定してもらい、
3時半過ぎに十文字町(今は横手市十文字?)に到着。
ここには十文字ラーメンの有名店が3軒あって、それぞれ味を競い合っているそうです。
私たちはそのうちの1軒である「丸竹食堂」と言うお店に入りました。
エアコンもないごく普通の食堂で、
本当に美味しいのか?とちょっと心配になりました(御免なさい)。
しかもラーメンは400円と言う値段設定です。
安すぎませんか?
注文して暫くして出てきたのは、
澄み切ったスープに極細のちょっと白っぽい(というかグレーがかった)麺でした。
上に薄いチャーシューが2枚とシナチク・海苔・かまぼこ、
そしてお麩が乗っているのがここのラーメンの特徴です。
スープを一口すすった瞬間、その美味しさに脳天を直撃されました。
煮干を中心にした魚系の出汁はお澄ましのようでもありながら、
こくも感じられる深い味です。
麺はカンスイを使っていない独特の縮れ麺で、
妹は「ベトナムのフォーみたいだね。」と言っていました。
暑い日だった(くどいようですがエアコンもない!)のに、
するっと完食出来てしまいました。
ああ、美味しかった。
今度行く機会があったら他の2軒も食べ比べしたいと思ったほどでした。
というわけで、今回の麺対決は両方勝者の引き分けです。
ご馳走様でした。
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