鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

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カンムリ2023 8/18 大吉が食べる鳥の羽はお母さんの羽だった! 知らんかったね…

2023年08月19日 | カンムリカイツブリ
2023/8/18

この日のカンムリの様子となります
最近気づいたことで 面白いのは幼鳥が鳥の羽を好んで食べるということです
お母さんが大吉に与えるのですが その羽は水の上に浮いているものだと思っていたのですが
実はそうではなく
なんとこの羽はお母さんが毛づくろいの時に出た自分の羽の一部であったことが判明します!

考えてみれば当然のことで 別な鳥の羽が水の上に浮いているはずもなく
幼鳥にとって必要なミネラルを親鳥の羽から摂取するというしごく当たり前のことでした

その事は お母さんが毛づくろいをしているとき 1枚丸の羽が抜け それを大吉がすぐに拾い食べるさまを目撃して初めてなる程とわかったことになります

その様子をご覧いただきます



中の橋の下 公園側の水辺にはいつものように

美子と大吉親子の姿がありました



大吉のそばで

美子が羽バタをしています



くつろぐ





美子と大吉になります



ここでお母さんが大吉に




例の白い鳥の羽 というか毛を与えています



大吉はこの白い羽を

何時もの様に食べてしまうのですが
この羽の出所が問題となりました




ここで旧S-中洲の水辺に ぽつんと

小さな鳥が見えたのですが



これはこの付近でいつも見かける

カイツブリになりますが




親鳥だということがわかります
雛はいると思うのですが 見ることが出来ませんね…。




さて橋の下の大吉が

口を開けて鳴いています



すぐわきには

お母さんがいて毛づくろいをしているのですが



なおも大吉は

何かを言ってますね
おそらく何か食べるものをせがんでいるのかもしれません



その時 毛づくろいをしていたお母さんの背中から
1枚の大きな羽が飛んで行くのが目に入りました!
あっという間の出来事で写真はないのですが
背中から羽が抜けてそれが風にあおられて飛んで行くのが見えました



慌ててそれを追うと
何と大吉が




慌てて走って行きその羽を拾い上げました



いつもの羽とは違って立派な大きな羽になりますが


大吉はその羽をくちばしに咥えて







羽脈の硬いところを










くちばしで噛んで柔らかくしているように見えます




端の方を噛んだ時

羽が飛んでしまうのですが



大吉はすぐにそれを





拾い上げ


今度は一気に




呑み込んでしまいます!


ああ そうだったのか…!   と思うわけです
このところよく見る大吉の食べる羽は 実はお母さんの羽だったようです
この羽を食べさせることで雛を育ててゆくことはあらかじめプログラミングされているようですね
恐るべしカンムリカイツブリの生態  ということでしょうか



大吉はなおも羽を欲しがり

お母さんのおしりあたりの毛を食べようとしますが



そこはお母さん
長い足を延ばして大吉を

突き放し 食べさせることはしません
当たり前だよね
でもそんな情景が何度か見られたこの日の美子と大吉の親子でした。





さてここで いつものようにDファミリーを探しに行くのですが
土手を歩いてゆくと
前回も見られたところにその姿がありました



大きな白い魚の死骸が浮いてますので

ここに見える2羽の親子は




お父さんD作と 松であることがわかります
前回とほぼ同じ場所にいますね

さて一方のお母さんと竹の姿が見えませんが
よく探しますと この日は A-中洲の先端部分の右側にその姿がありました




左に見えるのが

A-中洲の西先端部分になりますが
今水の中に見えるのはカンムリではなく



オオバンの幼鳥になります
オオバンの幼鳥はすぐに中洲の陰に隠れてしまいます




さてここで先ほどのお父さんペアをみますと

お父さんも水の中に潜っていて
松が元気に泳いでいるのですが



この右の頬を見ると

しっかりと松であることがわかります



さて ここでここよりずっと東にある
先ほどのA-中洲のところを見ますと

この写真の右端のところにカンムリの幼鳥が見えます
左の枠外に中洲があるのですが
どうやらこの日は ここらへんで活動しているようです

お母さんの姿は見えないのですが 活動的なお母さんはどこか近くで泳いでいるのだと思われます





この竹とお母さんのペアは活動的で
竹は松に比べて成長が早いかもしれません
お父さんペアと この竹の位置は随分離れていますので
やはりもう完全に別行動をとっているようですね




お父さんが姿を消して1羽で泳ぐ松ですが

隣に見えるのはホシハジロになります
体の大きさはほとんど一緒になりますので
この幼鳥がいかに大きいかがわかると思います

そんなこの日のカンムリの様子になります
それでは また

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