どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

あってもなくてもいいもの。

どうでもいい四百字 2753

2020-07-21 18:29:32 | 時間の無駄
考えてみれば理不尽なものである。この半年で経営が悪化した医療機関が相次ぎ、そのシワ寄せが最前線で奮闘する人達のおちんぎんにGo Toしている様である。パンデミックでウハウハになりそうなものであるが、三密回避で入院患者数が減ったのと、不要不急の外来診療が途絶えたのが響いているらしい。国民皆保険制度の恩恵にどっぷり漬かって、医療資源を無駄遣いしてきた私達にも責任の一端はあろう。しかし命を救う仕事でありながら、医療法人のみ独立採算制が普通なのも不思議である。火災が発生しないから消防署の経営が火の車、と云う話にはなるまい。ただそこら辺を全額税金で賄うと今以上にジャブジャブ使うに決まっているので、匙加減が難しい。しかし今回に限れば、私達の為に体を張ってくれている人達に、国からボーナスを出しても誰も怒らないと思う。ただし貰った10万円を返す心算は毛頭無いので、原資はGo Toナニガシからでも捻出して欲しいのである。

どうでもいい四百字 2752

2020-07-20 19:53:33 | 時間の無駄
来月が思い遣らされる。記録的なぢめぢめの停滞であり、太平洋高気圧に根性が足りんと云うよりは、シベリア寒気団が相当強力なのだろう。そういや38度とか訳分からん気温になってたなあと思い返すのであるが、総合的に考えれば今年の7月は寒い。35度超えのあの粘り付く暑気を、今年はまだ経験していない。それだけに本気出した太平洋高気圧に覆われた時の温度差が恐ろしい。昨年8月の熱中症による救急搬送件数は全国で36755名であり、単純平均で1日千人が病院に担ぎ込まれている計算である。そう云うのをきちんとカウントしている統計マニアに敬意を表すると共に、今年はこの人数をどう減らすかを真剣に考えなければならないだろう。これ以上医療機関の負担を増やさない為に、行動変容によって予防すべきである。どうせ炎天下では作業効率が落ちるのである。1時間程度を昼寝に振り向けてはどうか。夏本番に向け、全身全霊でだらける覚悟は出来ているのである。

どうでもいい四百字 2751

2020-07-19 17:54:39 | 時間の無駄
そうか、夢と魔法の王国は東京じゃないんだ。などと嫌味たらしく驚いてみせるさいたまである。東京除外を巡るドタバタの顛末はどうでもいいとして、全国各地から新幹線も通っていない千葉県に移動するには、東京経由以外の手段は限られる。大宮駅から東武野田線の様な通好みのルートは無かった事として、鉄路にせよ空路にせよ、場合によっては自動車であっても、東京に立ち寄るのが一番合理的である。そこの飲食店や土産物屋での接触を最低限に抑えたとしても、往来の数がまず桁違いである。JR東京駅だけでも1日平均の利用者数は46万人で、鳥取県民57万人があそこに集結している様なものである。具合が悪いのに頑張る自分に陶酔しているアホの百人や二百人は居るだろう。ただ自粛を重ねたところで遅かれ早かれ拡散するのは既定路線である。一番乗りの功を競うのでないなら、程々ほとぼりが冷めてからこっそりお金を落としに行くのも、一つの知恵なのである。

どうでもいい四百字 2750

2020-07-18 18:14:18 | 時間の無駄
ジョンズ・ホプキンズ大学って何だ。何故マスコミはWHOではなく、この大学のデータを挙って採用するのか。そう思って調べてみたら、医学・公衆衛生学で米国最古かつ最強の私学との事である。一個の教育組織の方が国際機関よりも信頼されていると云うのも不思議なものだが、ウィキペディアを読む限りそれに値するだけの実績を有するのは間違いない様である。また政治経済医療の枢要に多くの卒業生を輩出している事から寄付金も潤沢で、それが高度な研究レベルの維持に貢献している様である。ご面倒をかけた母校に恩返しをしていない身としては、何とも耳が痛い。そこら辺は枢要に居る同輩にお任せするとして、学の独立を重んじるなら教育機関は補助金ではなく寄付金で運営されるべきなのであろう。しかしふるさと納税の様に返礼品が無ければ積極的に寄付をする文化が無いのも事実である。ベルマークみたいに懐を痛めず貢献する方法は無いものかと考えるのである。

どうでもいい四百字 2749

2020-07-17 18:46:19 | 時間の無駄
「10 GOTO 10」状態の昨今である。分かる人にだけ分かれば宜しい。気が緩もうと緩むまいと、経済活動を介して人は接触する。それを誰かの責任だと血祭りに上げて留飲を下げている間は、問題の解決は難しかろう。戒厳令を発動して1か月間、人の動きを止めれば収束するのであればそれも悪くは無いが、そんな生温い対策では無理な事は欧米で証明済みである。やるなら中国並みに徹底する必要が有るが、あれは何をやっても国家が訴えられる恐れが無いから出来るのであって、今の日本では現実的とは言えない。全ては国民の善意と使命感と忖度に委ねられていると云う、ある意味民主的な状況なのだが、その道を進むのなら感染拡大を冷静に受け止めるべきだし、弱い人を守る方向に資源を振り向ける様に方針転換すべきである。神経質な人から無頓着な人までが雑居する多様性に富む社会の儘であって欲しいと願っているし、確かこの話は以前にもした様に記憶しているのである。