長女のことです。
身仕度をする、清潔さを保つ、時間を守る などの一見当たり前に小学生が身につけないといけないことができません。
3年生の妹、1年生の弟ができることが6年生の姉にできません。
がんばればできる(能力的に無理なわけではない)けど、がんばりたくない、甘え、反抗です。
3年生の妹(次女)はこの分野は超がつく優等生。空気を読みすぎて生きるのが大変そうなくらい。長女を反面教師にせざるをえない(姉が注意されているから自分は注意されたくなく気を付けるしかない)影響だと思います。
スポーツと勉強は姉のほうができると思います。
それで次女が勉強が苦手なことをバカにする長女…
まずは自分の身の回りのことをがんばりなさいよ!と無限ループです。
姉妹の立場が逆転してしまっていて、妹が姉の身の回りのお手伝いをしてあげています。
私は長女本人にやらせたいので、次女にはむしろやらないように言っていますが、怒られる長女を見たくないから先回りしてお世話をしてしまう。
長女は次女を精神的にも頼っていて、「○○ちゃん(次女の名前)聞いて~」と愚痴聞き役、話し相手にさせることも多いです。
思春期、反抗期だし、親には言いたくないこともあるでしょうし、姉妹で話し相手になるのはある程度はあるかと思いますが、次女の話は聞いてあげないのに自分の話だけを一方的に聞かせています。まるで黒いシャワーを浴びせているよう。現状は毒姉になってしまっている。
次女がかわいそう。私が長女の言うことを聞かなくていいと言っても、なんだかんだお姉ちゃんが好きだし、優しいから聞いてあげてしまう。
長女はいつも朝は起きてこないし、朝ギリギリに起きてきて機嫌が悪い。今朝も一方的にちょっかいをかけて次女に相手をさせたくせに、次女の話はテキトーにあしらい、その場から立ち去りました。
次女ははぁ?という顔をしていました。
私はそれを見て次女に「姉に構うと自分が損したでしょう。もう構わなくていいんだよよ。かまってちゃんなんだから。」と伝えると、次女は気づきがあったようです。
以前から学校でもかまってちゃんにちょっかいをかけられて困ったことがあった経験があり、かまってちゃんを徹底的に無視、スルーするようにしたら、ちょっかいをかけられなくなり、ターゲットが別の子に移った経験がありました。
残念だけど姉もかまったらいけないんだと気づき、姉からの黒いシャワーをそっぽを向いて聞き流すことに成功しました。
「家族はお互いに思いやりをもって接したいなと思うけど、みんながみんなそう思ってるわけじゃないんだよ。ママと次女ちゃんはそうだけど、そうじゃない場合もあるよね。」と話していました。
長女もたぶん聞いていたと思います。
それでいいと思います。
ストレートにぶつけても全く伝わらず、逆ギレするだけです。私が次女に伝えるのを盗み聞きするくらいでちょうどいい(笑)
間接技(笑)
大好きで大切だけどいいこだから甘えて舐めてしまう。長女の次女に対する気持ちはそんなところでしょう。
想像はできます。舐めてイヤな態度を取る自己中な人は決まって「そんなつもりじゃなかった」といいます。
きっと長女もそうだと思う。
他人にしないからいい、家族なら発散対象にしてもいいというものではありません。すでに家庭が崩壊しかけていますから。家族も人間関係ということで甘えてもいいけど節度をもってほしい。
バランスの問題です。
自分の娘がそういう部類というのは悲しいし恥ずかしいです。
でも母と娘は別の人間だし、長女と次女も別の人間だから。
家族だから甘えて舐めていいものではなくて、境界線は必要で、ここまでなら許せるけど、ここからは嫌われるというのを姉妹関係で学んでもらうのもアリかなと思います。
むしろそこで学んでほしい。
よそさまに迷惑をかけて相手の子をいじめたり、不登校とかクラブを辞める事態になるよりマシだ。
私自身は、自分の親からボコボコにされたから反抗なんてできなかった。当たり前をやらずに逆ギレで反抗するなんて、「なに甘ったれてんだ!だったら違うところで暮らしてみろ!」と思います。
そういうとじいじのところに行くとか舐めてるので言いませんけど。
表面的な言い合いをしても無意味なので、自分自身で心から気づいてほしい。
そして、私自身も「自分の産んだ娘だから」とか「ママどおしだから」とか「身内だから」とかの甘えを捨てて、冷静に対応しないといけないと改めて思わされます。
期待したらダメだ。どこかで期待してる甘えた自分。
そこを見つめ直すためにこの試練が続いていると感じます。卒業しなくては。