翌朝は5:30頃に目覚めたので二人で歩いて近くの海岸へ。日の出前の古里海水浴場の澄んだ空気の中、清々しい気分になれました。
この近くは海水浴場がたくさんあるようです。夏になればさぞかし賑わうことでしょう。
民宿の朝食は充実!この空っぽのお皿にはこの後焼き立ての魚が2種類置かれました。普段はトースト1枚ですがこんな時はよく食べれます。ご飯お替りしてしまいました。走る前なので炭水化物を多めにとることは理にかなっています。
8:00頃に民宿を車で出発。本日も熊野市駅近くの有料駐車場に車を停めてサイクリングスタート!2日目は海岸沿いを北上することに。最初に立ち寄ったのは新鹿海水浴場です。
この海は私が小さい頃、毎年夏になると家族でテントを軽四に積み込んで、泊まりがけで海水浴に連れて行ってもらった海です。
砂浜近くにきれいな川が流れていて、この川で体を洗ったこともよく覚えています。
海岸沿いのきれいな景色を見ながら走ります。しかし、海岸沿いの道につきものなのは延々と続くアップダウン!
海水浴場からこの高さまで駆け上がるわけですから、想像できると思いますがしんどい!このまま海岸沿いを走ればこのアップダウンが連続するのは確実。海の景色にもそろそろ飽きてきたかな。ならばと内陸に向けて走ることに。
グーグルマップでは高低差まではわからず、海沿いよりはましだろうと期待して西へと進路変更。
内陸側の道はこんな感じ。走り始めて気付いたのは、この道は川に沿って上流に向けてひたすら上っていること。川は高い所から低い所へ流れます。それは認識していましたが、海に近い川なのでもっと緩やかに流れているはずなのに、ここはまるで渓流!
これはロードバイクに装備しているサイクルコンピューターの表示です。右上に12とあるのは傾斜が12%ということを表しています。真ん中の大きな3.4は時速。自転車乗りならお分かりいただけると思いますが、10%を超えると激坂です。瞬間的な坂ならダンシング(立ちこぎ)でクリアできますが、これがずっと続くともうギブアップ!3.4km/hと低速なのは、実は降りて自転車を押しながら歩いている状態です。そして何より不安になったのはコンビニどころか自販機すらない坂道が延々と続いていたこと。装備しているボトルの水がなくなればおしまい。お腹も空いてきます。唯一持っていた食べ物、ミンティアの小さな粒を二人で分け合い、少しでも糖分を補給しながら上りました。
やっとの思いで国道に合流し、しばらく走って見つけた道の駅。
ランチも食べずに走ってきたのでペコペコです。何か温かい物を食べようと店内へ。
あるはずの食堂がなく、食べられる物は菓子パンのみ。それでも空腹の身にはあんぱんがありがたかった!菓子パン2個を買って外に出て、久し振りに見る自販機で熱いカフェオレのボタンを押しました。わざわざ冷たい方と違うことを確認してから押しました。そして出てきたのはこの冷たいカフェオレ。この際何でもアリです。極限状態では何でも美味しく食べられるものです。
熊野市まで帰ってきてから、前日見つけてあったバウムクーヘン専門店へ。
チョコバウムを注文して店内で食べると言うとコーヒーの無料サービスが!しかも、ご試食用と書かれたいちごバウムもいただきサービス満点です。疲れた体に甘いバウムと温かいコーヒーで癒やされました。結局この日はランチは食べれませんでした。
帰りにお土産のバウムクーヘンを買って帰る時、さらに試食用のいちごバウム1個を付けてくれました。優しい声でサービス満点の応対をしていただき大満足!残念だったのはこの女性、トッポジージョに似たお顔をされていたところかな(ごめんなさい!)
これが2日目に走ったコースです。なかなかハードなサイクリングでした。
この折れ線グラフは走行速度を表しています。下の緑のグラフは高度を表しています。2mから428mまで一気に上っているところの走行速度が低くなっているのがわかると思います。この部分がもがいていたところです。
今回の総走行距離は57.95km、平均速度は16.2km/h、消費カロリーは1330kcalでした。ちなみに全走行時間のうち、実に42%が上りだったようです。そりゃしんどいはずです。
今年のGWも仲間と1泊で走りに出かけることができました。しんどいこともあるけど終わってみれば達成感もあるし、いい思い出にもなっています。
何か新しいこと始めたいとか、スポーツで健康的になりたいとか思っている人!ロードバイク始めてみませんか?何から準備すればいいかわからないって人は、このブログのコメント欄で聞いてくれればわかる範囲でお答えしますので、遠慮なく聞いてくださいね。スポーツ音痴な私でもそこそこ走れています。きれいな景色を見て、美味しい物を食べながら運動も同時にできてしまう。ぜひこの楽しさを味わっていただければと思っています。
今回も最後まで読んでくれてありがとうございました!