鈍足メタボランナーの日記

アラフィフ以上アラカン未満の鈍足メタボランナー
美作F1ロードハーフにエントリー中

2023備中高梁歴史街道マラニック 出走記 その4

2023-04-21 21:45:21 | スポーツ

夫婦岩のエイドをスタート。
スイーパーさんから体が傾いてるといわれる。昔からなんとなく自覚症状はあったのだけれど、後で写真を見て完全に納得。
左に傾ている。原因は・・・・やっぱり右足首の古傷だろうなあ。


脚はほぼ終わってるが、平地や下りを利用して進む。歩いてるスピードと大差ないだろうけど、せめて60キロは走りたい。


ついに雨。
60キロを過ぎたところで、大会関係者の方からゴール近くまで車に乗ることを提案される。
実際のところ、あと9キロを1時間で走らないとゴールには間に合わない。
足の状態を考えるとあと2時間はかかりそう・・・・・。今回はやれるところまでやったのでリタイア。
車内で大会関係者の方にお聞きすると、このコースは大体70キロあるが、平地で100キロ走れる脚力ないと完走は難しいそう・・・・・・。
えーっつ。HPのどこにもそんなこと書いてなかったじゃん(笑)


車でゴールまであと5キロのところまで乗せてもらう。5分くらいしか車に乗ってないのに一気に疲れが出てきた。


再度のエイドの広兼邸へ。
映画の「八つ墓村」のロケ地になったところでもある。(若い人はそもそも八つ墓村って知ってるのかなあ)


ゼッケン見せれば無料で見学できるそうだけど・・・・・無理。


雨は上がった。
でも足は完全に終わっていて走れなくなって歩くのがやっと・・・・


しかしどこまでも坂だらけ。
このコース考えた人はかなりなドSだよなあ。


でも、辛いが楽しいのはなんでだろうねえ。


あと2キロの表示。ここからがすごく長く感じた。


スタート&ゴールの吹屋は銅山の町なので見学用の坑口があったりする。


ようやく街中に戻ってきた。


銅の副産物であるベンガラで彩られた街を行く。
もう走ることはできず、歩くのみ。靴連れも相当ありそう。


旧吹屋小学校が見えると・・・・・


ゴールが見えてきた。制限時間を11分超えてゴール。
順位とかは公表されない大会なのだが、たぶんビリから2番目かなあ。
スイーパーさんに出会わなかったもの。


本日のコース。iPhone6ではバッテリー切れの可能性があったのでラングラフのログはなし。


縦断図はこんな感じ・・・・・・。
今回は全部走破できなかったけど、60キロは走れる脚力戻ってきたのを確認できたのは収穫。
今年はあと1回60キロの大会出てみたいなあ・・・・・


さあ、次は麒麟獅子マラソンハーフ。
今シーズン最後のハーフマラソンなので頑張って練習しよう。









2023備中高梁歴史街道マラニック 出走記 その3

2023-04-20 23:07:42 | スポーツ
上布賀のエイドをスタート

向かいの山は夫婦岩のエイドのようだ。これからまた標高差300mを下っていく。


下りなのに一向に足は楽にならない。
むしろ太もも前部がパンパンになり始めた。


キュウリグサかな?


約5キロの下りを終えてようやく成羽川沿いのコースへ戻る。
黒鳥のエイドから約9キロの遠回り・・・・・・ダメージは大きかった。


再び成羽川沿いを進む。
脚には疲労がかなりあるけどゆっくりならまだ走れるレベル。


景色には癒されるんだよなあ。


景色を見て呆けている姿を大会スタッフさんが撮っていてくれた(腹が出とる・・・・)


つり橋を渡る。そろそろ次のエイド。


沈下橋のエイドについたのは11時。39キロ
ココから折り返し地点まで往復8キロあるのだが、引き返すランナーが結構いた。
午後からは雨模様なのでそれを「理由」にしているみたい。引き返すのは勝手だけど大会スタッフさんたちが困るんだよねえ。


沈下橋を渡る。普段は車も通れるみたい。


足裏が痛くなってきた・・・・・。
故障とかでなく、靴連れが原因。
スタート場所の路面が濡れていたので、地べたに座れず靴をしっかりホールド出来てなかったみたい。


42キロ地点。スタートから6時間33分。キロ9分20秒と少しか。


43キロの折り返しを回って、元来た道を引き返す。
スピードは全くないけれどまだまだ足は動いているがどこまで持つかなあ。


岩場でクライミングしている人たちを発見!!。すげえなあ。
高いところはダメなので、ああいうところを登れる人はすごいよなあ。


沈下橋のエイドから橋を渡らずにそのまま川沿いを下る。


日差しが当たると暑いが、木陰は快適で体色は温存できたと思う。


バイカイカリソウかな。


このあたりの川沿いってホント景色良い。


黒鳥ダム。小さなダムだが中々カッコよい。


黒鳥のエイドに戻ったのはスタートして8時間。距離50キロ。
靴連れがかなり痛くなってきた。靴を脱いで確かめたいけど、脱いだら履けなくなる。


さあ夫婦岩のエイドまで、また坂登り。
でも心は折れていない。問題はあと3時間で20キロ走れるか・・・・・


ホタルカズラ。


51キロ過ぎで、スイーパーに追いつかれた。久々だなあ。ホントに最後尾走るの。
スイーパーさんとお喋りしながら、ゆっくり走って坂を上っていく。上布賀の坂に比べたらココは随分優しい。
喋り相手もいるので苦しさはかなり紛れた。


ゆっくり走っていたせいか、久々にギンランを見かけた。


夫婦岩展望台前の畑はちょっと盛りは過ぎていたけど、菜の花が咲いていた。


夫婦岩のエイドに到着。スタートから9時間。55キロ。
前を走っていた仮装ランナーさんが撮影中。ウサギさんともののけ姫の「サン」のコスチュームは自作だって。
エイドで休憩を長くとっているけど、走るのは相当早いランナーさんだった。しかも両方とも美人さん。

さていつまで足が持つことやら・・・・

つづく。

















2023備中高梁歴史街道マラニック 出走記 その2

2023-04-19 23:02:18 | スポーツ
川上のエイドをスタート。

しばらく木陰のコースを走ることになる。


この道、昔のトロッコ列車が通った道でもある。トロッコがなくなった今は市道になっているみたい。


平成30年の水害で壊れた橋は完全に修復。そういえば2年前はまだ直ってなかったかな?


たまーにこんな落石が残ってたりするので、気になる方は走らないほうが良いかも。


道幅が狭くなってくる。ホントまあよく作ったよなあ・・・・・


でも、まだ修繕されていないところも。


どうしても人が住んでいる所優先だからねえ。


ハコベ科の花かな?サワハコベかも


今日は気温もあまり上がらないし、ソコソコ風も吹いているので気持ちよく走れる。


夫婦岩への分岐。あとでこの坂を上ることになる。


橋を渡って・・・・・・


集落にたどり着く。


集落の奥には黒鳥のエイド。合併以前は備中町の役場だったと思う。
エイドにたどり着くと先行ランナーがスタートしていくので、全然追いつけん・・・・・。
スタートから3時間44分。27.4キロ。
ちょっとだけ、太ももの筋肉痛が気になりだす。


ココが正規ルートとエスケープルートの分かれ道。
まっすぐ行くと正規ルート、左へ曲がるとエスケープルート。ここで10キロほど延長が変わってくる。
過去2回はエスケープルートを選択したが・・・・・


今回は正規ルートを選択。思えばコレがホントの分岐点だった。
だって、最初から急こう配なんだもの。


坂ばかりで気がなえるので、植物観察しながら歩きで登っていく。
クサノオウ。


キケマン。


シロヤブケマンかな?


白いホトケノザは初めて見たかも。


この坂を走って登れる人間がいるのが凄い・・・・・。
前のランナーは仮装ランナーだが走って登っとるやん。
(ランナーあるある・・・仮装ランナー大概速い)


しかしいつまで続くんだ。この坂・・・・・・
ずーっと急こう配のまま。


3.5キロ標高差300mの坂をなんとかクリアしたのは31キロ過ぎ。ほぼ50分かかった。


この頃には相当脚に来ていた・・・・・・。
すぐ走れる状態ではない。さすがにちょっと休まないと・・・・


上布賀のエイドで20分近く休む。
しかしスゲエ坂だったなあ・・・・しわいマラソンの井仁の坂がもう1キロ長くなった感じ。


こりゃあ・・・・このレースかなり厳しい状況に追い込まれたか・・・・・

つづく。











2023備中高梁歴史街道マラニック 出走記 その1

2023-04-19 00:45:29 | スポーツ
4月16日 備中高梁歴史歴史街道マラニック。
昨年は忙しくて出れなかったが、今年は何とか出走できることに。


12時30分に起床し松江を出たのが1時半。(ボウズがなかなか寝てくれなくて睡眠時間は4時間もなかった)
会場に着いたのは4時前。多くの変態さんたちが集結していた。
今年の参加は200人くらいの模様(なぜか参加者リストとか送ってくれないこの大会)。


1分遅れの、5時1分スタート。


最初の3キロくらいまではヘッドランプが必需品。
なかにはライトもつけず、他人のライトの明るさで走るチャッカリ者もいるようだ。


4キロも走ると集落に出た。
振り返ると朝霧が綺麗だった。まだ薄明るいが肉眼でも雨上がりの新緑は映えた。


ミツバツツジかな?
マラニックなので景色を撮るランナーは沢山いたが、植物撮ってるのはオレだけ。
島根にはない石灰岩質の山なので、そういったところはどういった植生なのか知りたいのだ。


しかし、2年前より参加ランナーのレベルが高い・・・・・。5キロもいかないうちにほとんどのランナーは見えなくなった。


しばらく羽山渓という渓谷沿い下っていく。下りは標高差250mで距離が5キロ以上続く。
しかし凄いところに道を作ったもんだねえ。


明るくなるにつれ新緑がさらに映えだす。


羽山第二トンネルの上流側の坑口。単なる鍾乳洞の入り口にしか見えん・・・・・


トンネル出口。もう一つある第一トンネルも手掘りのトンネルとして有名らしい。(もっとも孔壁が崩れない様、モルタルが吹きつけてはあるが)


ウツギ?バイカウツギ? どっちだろう。さすがに植物観察してる時間はない。
今日はロングコースを行こうと企んでたし。過去大会はショートカットルートを選択。


テレビで見た中国の桂林の景色みたい。


オドリコソウ。松江じゃあ、あまり見かけない。


ジュウニヒトエ。コレも松江では見かけたことがない。


それにしても、新緑が綺麗だよなあ・・・・雨上がりで良かった。


下りで飛ばしすぎて足を潰さない様、スピードコントロールしてたけど、スピード殺しすぎて太ももがちょっと重い。


13キロで成羽市街へ。


成羽川を渡ってしばらく川沿いに下る。ホントは橋を渡ってすぐにエイドがあるのだが・・・・・


500mくらい川沿いに下って、市街に入ってこんどは逆方向に走るのだ。
初参加の人には意味の分からないコース設定だろう。


なぜかというとコレを見せるため。備中神楽の焼き物。これが道路沿いに何個も置いてある。
変なルートだが、歴史街道ということでご勘弁を・・・・てところなのかな。


最初のエイド、たいこまるプラザ。ここまで16.5キロほど。
給水して、お饅頭の補給食を頂く。コーラがエイドにあるのでありがたい。


同じ橋をまた渡って今度は川の上流方向へ。


だんだん空が晴れてきた。


カキドオシ。


イチリンソウ。やっぱり春のマラニックはいいねえ。


周りにランナーは少ない。(この時点で最後尾から10番目以内だったようだ)


ハーフの距離を超えたあたり。それにしても蒼と碧が綺麗なこと!
スタートから2時間40分程なのでオレにとっちゃ良いペースかな。ほかの連中が速すぎるんだよ。


第二エイドの川上町のふるさと広場に到着。まだこの時点では元気。

つづく。