「命の森~森から見る未来」~C・W・ニコル講演会をある人のブログで知り、ふと行った。
実はニコルという人全然知らなかった。
でも森の話、ふと聞きに行ってみようかなぁ~と思った。
入場無料(!)というのも気に入った。
ただ整理券が必要らしく、それでそのある人の口利きで当日受付で整理券をもらえることになったので行くことにしたのだった。
さて受付が始まるころ会場に着き、「あの~~、整理券ないのですが・・・さんからここで整理券を・・・」
受付の人は最後まで聞かななで「どうぞ、どうぞ・・・」と愛想よく名前も確認することなく中に入れてくれた。
(ははぁん~~~、さては入場者が少ないのだな?)
中に入ると人はまばら。
でもまだ時間は早い、開演まであと20分以上ある。
入場者の年代はまばら、さすがに子供や子連れはいなかった。
静かな雰囲気、真面目な雰囲気。
主催は西播開業獣医師会。
日本獣医師会150周年記念後援会だとか。
えっ?150年?というと、会が始まったのは多分明治2年?
えっ、えっ、うそぉ~~~!と言いたくなる歴史!
まあまあそれは置いといてお決まりの、来賓のこの市の市長や西播開業獣医師会の会長(は病気でこれなかったらしく代理の人の)挨拶の後公演が始まった。
ニコルさんはイギリス・南ウェ~ルズ出身の人で、アングロサクソン系でなくケルト系の人。
それで日本人にはとっても親しみを感じられる人だった。
ニコルさんが特に強調したのは日本の豊かさ。
日本は北は流氷が南はサンゴ礁が・・・こんな自然にあふれた豊かな所は世界のどこにもない。
故郷のウェ~ルズは昔は自然豊かな所だった。
たくさんのサケが川を上ってくる、そんなところだった。
ところがニコルさんの子供のころは炭坑や鉱山で周りはぼた山だらけ。
わずかに残った貴族の狩猟場だった小さな森で遊んだ。
それだけに森への思いは人一倍強い。
日本は自然がとっても豊かな所。
イギリスは昔自然の木が38種しかなかったらしい。
その同じ時期、日本の縄文時代には1300~1500種類の木があったらしい。
その豊さがまったく違う。
その豊かさに感激すればするほど、
この豊かな自然を破壊したバブル時の日本、それが許せない!
自然林を伐採し、トラックが通り伐採した木材を運べるように道を作り自然を破壊した、それを憤りをもって語っていた、
その気持はとってもわかる。
家に帰ってきて、とっても興味を持ったのでニコルさんをネットで調べてみた。
子供のころ酷いいじめに合った。
教師や牧師の理不尽な仕打ちにも合った。
実父は戦争で日本軍につかまり捕虜となり処刑された。
そんな負の記憶をほとんど語ることなく、
美しい日本を、豊な日本の森を語る講演だった。
それだけに日本人としてとっても重くて思い深い講演だった。
ねぇねぇ、日本という国を、日本人であることを、もっともっと誇りをもっていいんじゃない?
そんな気になる講演だった。
実はニコルという人全然知らなかった。
でも森の話、ふと聞きに行ってみようかなぁ~と思った。
入場無料(!)というのも気に入った。
ただ整理券が必要らしく、それでそのある人の口利きで当日受付で整理券をもらえることになったので行くことにしたのだった。
さて受付が始まるころ会場に着き、「あの~~、整理券ないのですが・・・さんからここで整理券を・・・」
受付の人は最後まで聞かななで「どうぞ、どうぞ・・・」と愛想よく名前も確認することなく中に入れてくれた。
(ははぁん~~~、さては入場者が少ないのだな?)
中に入ると人はまばら。
でもまだ時間は早い、開演まであと20分以上ある。
入場者の年代はまばら、さすがに子供や子連れはいなかった。
静かな雰囲気、真面目な雰囲気。
主催は西播開業獣医師会。
日本獣医師会150周年記念後援会だとか。
えっ?150年?というと、会が始まったのは多分明治2年?
えっ、えっ、うそぉ~~~!と言いたくなる歴史!
まあまあそれは置いといてお決まりの、来賓のこの市の市長や西播開業獣医師会の会長(は病気でこれなかったらしく代理の人の)挨拶の後公演が始まった。
ニコルさんはイギリス・南ウェ~ルズ出身の人で、アングロサクソン系でなくケルト系の人。
それで日本人にはとっても親しみを感じられる人だった。
ニコルさんが特に強調したのは日本の豊かさ。
日本は北は流氷が南はサンゴ礁が・・・こんな自然にあふれた豊かな所は世界のどこにもない。
故郷のウェ~ルズは昔は自然豊かな所だった。
たくさんのサケが川を上ってくる、そんなところだった。
ところがニコルさんの子供のころは炭坑や鉱山で周りはぼた山だらけ。
わずかに残った貴族の狩猟場だった小さな森で遊んだ。
それだけに森への思いは人一倍強い。
日本は自然がとっても豊かな所。
イギリスは昔自然の木が38種しかなかったらしい。
その同じ時期、日本の縄文時代には1300~1500種類の木があったらしい。
その豊さがまったく違う。
その豊かさに感激すればするほど、
この豊かな自然を破壊したバブル時の日本、それが許せない!
自然林を伐採し、トラックが通り伐採した木材を運べるように道を作り自然を破壊した、それを憤りをもって語っていた、
その気持はとってもわかる。
家に帰ってきて、とっても興味を持ったのでニコルさんをネットで調べてみた。
子供のころ酷いいじめに合った。
教師や牧師の理不尽な仕打ちにも合った。
実父は戦争で日本軍につかまり捕虜となり処刑された。
そんな負の記憶をほとんど語ることなく、
美しい日本を、豊な日本の森を語る講演だった。
それだけに日本人としてとっても重くて思い深い講演だった。
ねぇねぇ、日本という国を、日本人であることを、もっともっと誇りをもっていいんじゃない?
そんな気になる講演だった。