まず、「桃太郎」の話をラジカセで聞いて、穴埋め問題をした。
「おばあさん□もも□手□とり」が問題になった。
「おばあさんは、ももを手でとり」という人が多く、もう一度注意深く聞かせた。
よく聞いてみたら、「おばあさんはももを手にとり」だったので、がっかりしている人が多かった。
それから、「手でとり」と「手にとり」の違いをやった。
そのあと、日本人でもむずかしい「は」と「が」の使い方を教えた。
今までよくぼく一人で9時半から12時まで教えていたが、このごろは、9時半から11時ごろまでは、ぼくが文法を教え、女の人が休憩後漢字を教えている。
日本人の子どもでもそうだが、やはり日本語を勉強するには、漢字を知らないとむずかしいから力を入れている。