ab Cuore 

帰国した時ノンポリだった私が見たのは≒無政府状態の日本。
ショック、怒り、希望をこのブログに書きました。

7/9  No4 生活音

2011-07-09 18:49:21 | 日記
賃貸の安いアパートに入れば生活音が入り込むのはある程度しかたがない。

アパートでなくても隣接している家からさえ生活音は届く。

問題はその生活音の時間帯と受け止めかただ。

階下の部屋に本当は何人住んでいるか知らない。

しかし、昼間いても洗濯機の音が就寝後になるとしたり、朝の3時半からバイクを中庭で乗り回されては、文句もいいたくなる。

おまけに私が台所で食器を洗ったりすると必ずと言っていいほど、突然台所の下を通る道で大きなバイクや車の爆音が聞こえる。

なぜ突然うちの前でこうも折よく音がだせるのだろう。

朝のバイクも突然して、遠ざかることなく、消える。 空中に消えるのだ。
防犯カメラのモニターにも映っていないのだ。

もし、皿洗いの水音が本当に聞こえるなら、文句を言われてもこまるけど、何か言ってきてもいいものだ。 にもかかわらず、真下には人影すらない。 そのくせ、1日に2回も3回も脱水の音だけ聞こえる。洗っている音なしで、脱水の音だけというのも解せない。

文句を言ってきたら、一度どの程度に聞こえるのか103の部屋に聞きに行きたいものだ。
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7/9  No3 リゴレット

2011-07-09 14:50:39 | 日記
バレエの後はオペラの話だ。

オペラの演目で好きなのはたくさんあるのだけど、リゴレットももそのひとつだ。

舞台で見たことはない。数日前の受け取ったバレエやオペラのニュースを見ていたら
リゴレットが目に入った。
2013年9月、ミラノのスカラ座で、券の発売も2012年からだ。

こういうのはほとんど縁がない。

オペラはバレエより水物で満足したことは少ない。
主役だけよくても駄目なのだ。
配役だけでなく、大道具も小道具も隙かどうかは行かなければわからない。

数年前ミラノに行ったとき、スカラザ座は工事で閉まっていた。
選択のない演目を郊外の劇場で見た。
Verdiなんだけど、大好きではなかった。オセロだったか?
ドミンゴが主演だったのに、始まって灯りが消えたら
私は眠ってしまった。
時々隣の席の人が起こしてくれた。

帰国着に捨ててしまったカラスのアンナ・ボレナのレコード。
あの大きなレコード。聞けなくても持ってくればよかった。

実況録音なのだが、音の取り方に問題があり、(技術がないの意味です)
カラスの歩くガタガタの足音まで入っている。
それがよかった。 あ、カラスってこういう風に歩くのか?! 感激。

このレコードのCDを持っているけど、
全て洗われて、うま味も後味もなくなってしまって、まるで別物。
あのカラスは再現されていない。

オペラを聞いていると、私は本来歌えないのだが、同じところでいつも
声を出して、”うたって”しまう。 毎回そういう衝動にかられるのです。

私のイタリア人の友達はなぜかオペラが嫌い。
イタリア人のすべてがオペラを好きではないそうです。 ハイ!

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7/9 No 2 バレエの話

2011-07-09 14:49:53 | 日記
何年か前、パリのオペラ座バレエ団が来たとき、エトワールと一緒に踊っていたのは
東京バレエ団の人たちだった。 素晴らしい踊り手がそろっていて、一度彼らだけの舞台を見に行きたいと思っているけど機会がない。

バレエは子どもの頃大好きだったが、高校生くらいのとき、ヌウレフをテレビで見て以来
興味をなくしてしまった。

それがパリでひょんな機会にマチネで眠れる森の美女を見た。
オーロラ姫を演じたのは当時40にかかったくらいのエトワール。
フローロンス・クレールだった。
彼女がまだ10代のオーロラ姫役で、お婿さんを選ぶパーティーに来た王子の前で
恥じらう様、指の動きの細やかさを見て、一度でバレエの虜になった。

彼女を見たのはそれきりで、まもなく引退してしまった。

でも私のオペラ座通いは始まった。
同じ演目を週一ペースで見た。 2回行ったこともあった。

どの演目か忘れたが、そうやって見に行ったある晩、隣にアメリカ人の女性がいて、
なにかのきっかけでおしゃべりが始まった。 
私が「これ、毎週見に来ている」と言ったら彼女が「毎晩来ている」と言った。
初めてそういうツアがあるのを知った。 
2週間くらいホテルに泊まりこんでバレエ三昧ができるのだ。
その夜は、シャルル・ジュードという男性のエトワールが主演したのだが、
このアメリカ人の女性に彼の奥さんがフローロンス・クレールだと教わった。

ジュードさんも大好きだった。 いろいろなダンサーを見たけど、彼のように静かに
ドタドタ音を着地にしない人はいない。 そして彼も表現が細やかでクレールさんと
踊るところを見たかったです。
バレエの中で語る人です。

これを書くためにバレエのカタログを探してみたら、あった。
ジゼルだ。91年、チケットの半券も入っていた。

その夜、私は感動と興奮で眠れなかった。
あまりの興奮で、なにかやりたかった。 じっとしていられなかった。
その爆発しそうな感情を絵にしたいと思った。
しかし、当時仕事に追われ、結局絵は描けなかった。

それから数年経ってあるレストランで絵を見た。
バレエの絵だ。 あのジゼルを思い出した。
もしかしたらこの人もあの夜のジゼルを見たのではないかと思わせる絵だった。

ジゼルはDVDもCDもある。
DVDは踊り手の異なるいくつかのバージョンがある。それぞれが、それなりにいい。

あの感動を得ることはないけど。
でも聞いているときはあの夜のジゼルを思い出す。

音楽としてただ聞くだけでもいい。
思わずつま先が動いてしまう。

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7/7 No 1 Good-life Dog-life

2011-07-09 08:33:04 | 日記
Good-life Dog-lifeというラジオ番組が土曜日の朝ある。

犬はもういないけど楽しく、楽しみに聞いている。

今朝、犬との主従関係のことを聞いた。 視聴者の質問らしい。
よく犬をしつける番組でやっているようなことはそんなに神経質のなることはない
と松本さんのご意見。

うちなんて、犬とメチャクチャなことをやっていた。
主従関係なんて考えたこともなかったし、考えたくもない。

信じたくない人は信じなくていいけど、動物もその人たちに対する愛情で
やってはいけないことはやらないのです。

悪いこと、怒られるだろうこと、犬も子供と同じで知ってしてもやってしまうこともあるのです。

なんと言ってもしつけというか、動物とその人の愛情です。

スズメがね、パシリを使わずに自分で言うようになりました。

ここでごはんが食べられるようになって、「この子もいい」って連れてきた鳥は
何種類もいるのですが、先月でしたか、おもしろいことがありました。

ムクドリは原則、出入り禁止なのですが、2羽だけスズメがついてテーブルに
混じっています。 スズメは私がそれが嫌いなのを知っています。
夕方、ドアを開けたらムクドリが正面の電線にいました。 私がブーブー言い出したら

スズメが「チ、チ、チ」とムクドリに合図しているのです。 ムクドリはようやく気がついて去りました。 私は「そんなにかばいたい仲になっていたのかい」とつぶやきました。


ムクドリが嫌いなのはいい年をして、食器の中に糞をしたり、食べ方が乱暴で
他の鳥への配慮がないからです。

スズメはこまってもめったに他の鳥を追い払うことはしないのに、ムクドリは他人のテーブルで自分以外を追い散らすのです。こういうの本当に嫌。

ここに来るスズメは一家族だけでないようで、伝言を全員に伝えるのは難しいのですが、 私が彼らの糞の掃除をしていると、気をつけようとするスズメもいうのです。

信じたくない人は信じなくていいです。
昔、うちにいた犬たちも糞の後始末をしているときは、こまったような、申し訳なさそうな顔をしたものです。
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