午前中に用事があったので電車に乗って出かけたのですが、今日は久しぶりに車窓から富士山がきれいに見えました。この頃、通勤時は富士山が見える窓の逆側に乗っていることが多いので、そろそろ東京からも富士山がきれいに見える季節だよなぁと思いつつも、なかなか見ることができずにいました。西新宿の本社ビルからもきれいな富士山が見えるのですが、本社に行くときは、大抵、①お願い事がある、②怒られに行く、③つまらない会議がある、のいずれかなので、悠長に富士山を眺めている余裕などないわけです。もっとも、毎日西新宿に通勤していても、仕事をしに行く以上ユーウツなことは間違いないので、悠長に富士山を眺める気分にもならないのは必定ではあります。
おのれが年を取ったなぁと感じることの一つに、桜と富士山に格別の感慨が湧いてくるというのがあります。もちろん、上野公園で花見をしようとかはまるで思わないし、富士山に登りたいとも思いませんが、静かに眺めていると「ああ、やっぱりいいなぁ」と思うわけです。桜の季節は、今のところ仕事の書き入れ時なので夜桜を眺めているだけだし、静岡や山梨方面に用事もないので、富士山もこれから先の季節に車窓から眺めているだけではあります。それでも、若い頃は桜が咲いていようとそこに富士山があろうと格別の感慨が湧くわけではなかったのです。年とともに、日本人のDNAだけが鮮明に浮き上がってくるのでしょうか。何となく、不思議な気分で車窓の富士山を眺めておりました。
おのれが年を取ったなぁと感じることの一つに、桜と富士山に格別の感慨が湧いてくるというのがあります。もちろん、上野公園で花見をしようとかはまるで思わないし、富士山に登りたいとも思いませんが、静かに眺めていると「ああ、やっぱりいいなぁ」と思うわけです。桜の季節は、今のところ仕事の書き入れ時なので夜桜を眺めているだけだし、静岡や山梨方面に用事もないので、富士山もこれから先の季節に車窓から眺めているだけではあります。それでも、若い頃は桜が咲いていようとそこに富士山があろうと格別の感慨が湧くわけではなかったのです。年とともに、日本人のDNAだけが鮮明に浮き上がってくるのでしょうか。何となく、不思議な気分で車窓の富士山を眺めておりました。