雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

ヤバイ。

2009-02-18 19:24:10 | …and so on
この寒暖差でどうやら風邪を引いてしまったようです。
昼前からにわかに頭痛が始まり熱っぽくもあったので、職場に常備している葛根湯を飲んで、午後も何とか仕事はしましたが

あんまり仕事を休める状況ではないので、今日は早めに寝る所存にて。引き始めの風邪なので、葛根湯が効いてくれることを切に希望しております。とにかく今日はひたすら寝ようと思います。おやすみなさい

仙人への道。

2009-02-17 18:46:00 | works
今日は、朝から物事が二転三転する案件がいくつも出てきて、本当にストレスの溜まった1日でした。大人なんだから、もう少し周囲のことを考えようよ…と言いたいのを3回ほどグッと飲み込みました。あんなにムカついたのは久しぶりだったなぁと思います。ワタクシは、最近仙人になりたいと思っており、自分の生の感情が表に出ることがほとんどないので、今日の出来事はよっぽど頭にきたのだと思います。

一週間ぐらい前に、ある人に仕事を頼んだら「僕は、今忙しいからできない」と断られてたんですね。で、まあ、忙しいんなら仕方ないなぁと思い、他の人にその仕事をお願いしたわけです。ここまではよくある話なのだけど、その断った張本人が「何だ、やってもよかったのに」と陰で(ここ重要!)他の人に言ったらしい。できるんだったら他の人の手を煩わせることもなかったのに…と思い、そういう風におっしゃったらしいですね?今からでもやっていただけるとありがたいんですが…とやんわり言ってみたら、「いや、僕はそんなことは言ってない」だそうな。結局、仕事からうまく逃げられたと思って、陰でそんなことを言うなんて、サイテーだと思いませんか

もともと、そんなに評判のいい人ではないのですが、それでも担当なんだし仕事なんだから。その人にやってもらえれば、周り中に頭を下げて代わりの人にやってもらわなくても済むわけですね。ワタクシとしては、仕事の期限を延長したり、資料を差し替えたりで結構な手間がかかったわけです。それを、自分には仕事が回ってこないことが分かった途端、陰でこそこそ何かを述べるというのは卑劣だと思います。よしんば1万歩譲って本当に仕事が忙しくてできないのであれば、代わりに引き受けてくれた人に対して感謝の一言ぐらいあってもよさそうなのに、ありがとうの一言もないし、申し訳ないですねでもない。50近い大人として、それはどうよ?と思ってしまった次第。それで朝からかなりムカついていたのです。

そんなことでムカついている自分も情けなく、仙人への道は険しいなぁと改めて思ったわけです。そういう精神状態のときに、再調査を…ということになっていた案件の日程調整を今日中にしてくれという依頼がありました。皆さま、自分の都合が優先なのは分かるけど、そんなてんでばらばらなことを言われてもねぇと喉から出掛かるのを、これまたグッと飲み込んでひたすら電話とメール。何とか調整はできたものの、帰る頃にはストレスが溜まりまくってしまったわけです。どこかで発散できるといいのだけど、ワタクシ、アルコールも飲めませんしねぇ。こうやってブログに書きなぐるぐらいしかないかなぁと思って。もう少し、いろんな方法でストレスを発散できる手段を持たないといけないなぁと思いました。仙人になるというのは、要するにいかにうまくストレスを発散できるかにかかっているんだなぁと思った1日でした。

身の処し方。

2009-02-16 18:52:09 | …and so on
暴走する自律神経のおかげで、今日は本当にヨレヨレでした。風邪薬とお酒を飛行機で飲んだら、それはろれつが回らなくなるわなぁ…と某財務大臣の言い訳にもならない言い訳を聞きながら、ボーっとした頭で考えていました。薬とお酒は一緒に飲まないっていうのは基本中の基本だと思うんですけどね。それで記者会見でろれつが回りませんでした…なんて、幼稚園の子供じゃあるまいし。アルコールを飲まない分、お子ちゃまのほうがまだいいと思います。あの言い訳(?)って、私は自分の体調管理が全くできませんと、全世界に向かって申し述べているようなものだと思うのですが、いかがでしょうか?厳しすぎるかな?でも、一国のお金を預かる大臣なんだから、もうちょっと自分の身辺管理には気をつけたほうがいいと思います。G7なんて大事な国際会議だと思うのに、この国は、首相といい大臣といい、対外的なことを何も考えてないんですかねぇ。だから、バリバリキャリアの外務公務員になめられちゃうんだと思うのですが。

そういえば、ワタクシの敬愛する村上春樹センセイの生の声というのを、初めて聞きました。「エルサレム賞」という文学賞の受賞に際してのスピーチがニュースで流れてびっくり。TVに出るなどということも皆無に近いと思うので、ありがたいものを見たなぁという感じです。村上センセイももう60過ぎてらっしゃるんですね。小田和正さんと同年代なんだなぁと思いつつ見ていたのですが。村上春樹という人は、エッセイなどを読んでいても、とてもストイックな生活をしているんだろうと想像できます。早起き、ランニングは欠かさないとか、原稿の締切は必ず守るとか、大昔の「文士」のイメージからはもっともかけ離れたところにいる作家だと思うのですが。もちろん、日々の体調管理も怠りなくやってそうですよね。村上春樹の食べ物に関する場面の書き方が、とても清潔で好きなのですが、日々の生活をきちんと送っている人ならではだなぁと勝手に思っています。

この世界には、一口に大人といってもいろんな種類の大人が存在しますが、某財務大臣とエルサレム賞受賞作家。対極とまではいいませんが、きっと全然違う暮らし方をしているんだろうと思います。わずか10分間ぐらいのニュースの中にこの2人が話題に上っていたので、やっぱり人間って、本当にいろんな存在の仕方があるんだなぁ…と、しみじみ思ってしまいました。どちらがいい悪いの問題ではないとは思います。が、公で発言をする立場になった時の身の処し方というのは、やっぱりある程度の地位にいる人なら考えた方がいいと思います。「大人」で周囲に対する影響力の大きい人であれば、なおさらですよね。明日からまた寒くなるそうです。全国の働く皆さま、体調管理には気をつけましょうね。間違ってもお酒と風邪薬は一緒に飲まないように

エコバッグ・リターンズ。

2009-02-15 15:26:18 | …and so on
今日もやっぱり暑い1日です。さっき、買い物に出たのですが、厚手のトレーナーだと暑いぐらいでした。実家から電話があり、九州も昨日今日とかなり暑いらしい。ワタクシの暴走する自律神経は、この寒暖の激しさにどう対処していいのか全く分からないらしく、昨日も今日も昼間からかなりぐったりしております。昨夜も暖房機器を消して寝たら、明け方の5時ぐらいに寒くて目が覚めるし。一昨日の夜は、うっかり暖房機器を付けっぱなしで寝て、暑すぎてうまく眠れなかったんですよ。皆さん、真剣にCO2を削減して、暑い夏と寒い冬を取り戻そうと思いませんか?まあ、ワタクシのカイシャは、本当に立派なお題目を唱えているのに、コピー用紙は使い放題だったりするので、あまりエラソーなことは言えないんですけどね。

でも、個人的には仕事用・遊び用を問わずバッグの中にはエコバッグを常備しております。個々人でできることって、本当に大したことではないと思うのだけど、ちりも積もれば何とやら…ですよね。私がよく行く某デパート系高級食料品スーパー(単に家から一番近いだけ)では、通常100円につき1ポイントのポイントカードがあるのですが、エコバッグを持参すると、それだけで買い物とは別に2ポイントをくれるシステムになっています。溜まったポイントは、1ポイント1円相当のポイント券と交換するので、エコバッグを持参すると2円分安くなるということなのですが、5回で10円だから、これもちりも積もれば…ではあります。鉄道会社系の某スーパーは、直接レジで2円引きしてくれるので、レジ袋の相場は2円ぐらいのようですね。

レジ袋も、ゴミ箱の中に入れておくとそのまま捨てられるので、全くないと不便ではあります。なので、1週間に1回ぐらいは貰っていますが、あれが溜まりすぎても邪魔なだけではあるので、普通はエコバッグの方が多いですね。目敏い(?)地方自治体の中には、レジ袋税を導入しようという動きもあるようですが、スーパーはともかく、コンビニではかなり面倒なんじゃないでしょうか。だって、自分でエコバッグに商品を入れるようなスペースのあるコンビニってないですからね。瞬く間にレジに行列ができそうで、それもどうよ?と思ってしまいます。ワタクシも、さすがにコンビニでエコバッグに入れてくださいとは言いづらいし。できることからコツコツと続けるのが大事なのかもしれませんね。

百聞は一見に如かず。

2009-02-14 19:09:00 | …and so on
今日は、暖かいを通り越して暑い1日となりました。昼間は家中の暖房機器を全部切っても平気でしたからね。明日まではこの陽気が続くらしいですが、明後日からまた気温が下がるようです。この時期の気温変動の激しさは、毎年のことながら、暴走気味のワタクシの自律神経に多大な影響を与えます。暑さ寒さに身体が全くついていかなくなってしまいます。春先と秋口のこの時期、要するにお彼岸前後なのですが、着るものに毎日頭を悩ませ、本当に、朝起きて呆然としてしまいます。昨日暖かかったと思って薄手のものを着ていこうとすると、実はものすごく寒かったり、逆だったり。羽織ものは職場に1枚、四季を通じて常備していますが、通勤途中はねぇ、如何ともし難いわけで。なので、暑すぎる夏も寒すぎる冬もあまり得意ではないけれど、一番苦手なのは三寒四温のこの時期(と秋口)だったりします。

今日のような陽気が安定して続くのならば、本当に厚手のコートやマフラーは仕舞ってもいいかと思うのですが、来週は元に戻ると聞くと、おいそれと仕舞うわけにもいかない。この時期は、コートもマフラーも、常に真冬用と春先用を準備しておかなければならず、場所を2倍とるんですよね。で、暖かい日に厚手のものを着ていくと、カイシャにつく頃には汗が出きってしまい、コートを脱ぐと身体が冷え切っていて、暖かいはずなのに一人だけ寒いと感じ、風邪を引く羽目になります。暴走する自律神経のおかげで人一倍汗をかくことも多く、それでなくてもかなりダラダラと汗をかいてたりするのですが。それで風邪を引いたら洒落になりませんからね。今シーズンは、どうやら風邪にもインフルエンザにも罹らないという、稀有な冬を終えることができそうなので、あともうちょっと、油断しないで頑張ろうと思っております。

毎年毎年、冬には最低1度は風邪を引いていたワタクシが、半身浴のおかげで風邪を引かなくなったみたいで、かなりめでたい。半身浴って、最初は美容&ダイエットのために始めたのですが、風邪を引かなかったのはうれしい副産物でした。確かに、みぞおちのところぐらいまでしかお湯を張らないと、好むと好まざるとに関わらず、最低でも20分はお湯に浸かってないと寒くて浴槽を出られないんですね。そうすると、特に下半身が温まっているので湯冷めしにくいことは確かです。結構理にかなった入浴法ではあるみたいです。半身浴が良いというのはかなり昔から聞いていたものの、下半身しか温まらないというのは、かえって風邪を引くんじゃないのかと、昨年の春先ぐらいから恐る恐る始めたのですが。小さいことですが、百聞は一見に如かずだなぁ…と思う今日この頃なのでした。

Time up。

2009-02-13 18:46:21 | works
今日は、仕事で渋谷近辺をうろつきました。春一番が吹くかも…といわれていたのですが、思ったほどの風はなかった気がします。天気予報によると、これから荒れるらしいですね。それにしても、やはり渋谷には馴染めません。JRのホームからチラッとスクランブル交差点を見ただけで、真剣に逃げたくなりましたから。以前も書いたかもしれませんが、ワタクシが東京で一番嫌いな街が渋谷なのです。特にあのスクランブル交差点の人混みを見ると、何で自分はここに来ちゃったんだろうと激しく後悔する羽目になります。なので、マークシティも1度しか行ったことがありません。っていうか、渋谷の再開発が終わってから数えるほどしか行ったことがないわけです。本当に、仕事で止むを得ず行く羽目になったときしか行かない。それも、ハチ公口方面ならなるべく同僚に行ってもらったりして。まあ、仕事で関係あるのは宮益坂方面のほうが多いので、不幸中の幸いというか。

青山・表参道も何となく落ち着かないのですが、渋谷の混沌に比べるとまだいい。そちら方面は、かなり気合を入れないと歩くのが憚られたりもするけど、雰囲気自体は嫌いじゃないですよ。落ち着かないのは、周囲を歩いている人々があまりにもお洒落だからかもしれません。マンウォッチングというか、どこかのカフェで外を歩いている人々をボーっと眺めているだけでも、今の流行を知るにはかなり参考になります。10年ぐらい前だったら、まだ若かったし怖いもの知らずだったから、わりと臆面もなく歩けたのですが、今は、普通に歩いている人が着ているものの質の良さに呆然とすることもあります。30代の頃は、ワタクシもそれなりに着るものに根性を入れていたので、服の質の良し悪しだけは何となく分かるのです。別に、全身ブランドもので固める必要は全くないですが、シンプルで上質な服を、当たり前に着こなしている人は本当に尊敬します。

で、仕事ですが、打ち合わせが1時間ぐらいで終わったらFOOD SHOWでものぞきにいこうと思っていたのです。先週から散々調整してやっとみんなが同じテーブルにつけると思ったら、某営業にはドタキャンされ、現場を調査するセクションの人に40分近く遅刻され、結局、Time upで来週再調整しましょうということになってしまいました。2時間近くあちこちとケータイでやり取りしながら、人を待ちながらだったので、どっと疲れてしまい、買い物をする意欲は完全に消え失せておりました。しかも、帰りの副都心線は来る電車が悉く東上線直通で、3本待っても西武線直通が来ず、仕方なく小竹向原で乗り換える羽目に。しかも、小竹向原でも東上線を2本見送ることになる始末。ついていない時って、本当にこんなものなんですよね。直帰なのに、家に帰ったのは普通と同じ時間でした。あー疲れた。明日はゆっくり寝ることにします。


紆余曲折。

2009-02-12 18:46:36 | …and so on
ワタクシのブログは読みにくいとご指摘をいただきました。
もう少し改行した方がいいのでは?というご忠告はありがたく受け取ります。

が、申し訳ないのですが、あまりこのスタイルを変えるつもりはありません。確かに、メールなどがこの調子でずらずら書かれていたら、それはかなり読みにくいと思います。ワタクシも、仕事用、私用をを問わず、メールの改行にはかなり気を使います。メールは基本、相手に読んでいただくことが前提ですから、それなりに考えて書くというのは最低限のエチケットだと思います。ブログも、ある意味では不特定多数の方の目に留まるのだから、読みやすく改行を…というのは、その方のおっしゃるとおりなのかもしれません。ただ、このブログに関しては、あまり人の目を気にせず、その時々に自分が感じていることやムカついていることなどを書きなぐってストレスを少しでも溜めないように…を目的としております。もちろん、このぐだぐだブログを不特定多数の方に読んでいただけることは、ワタクシにとっても何がしかの励みにはなっているわけですが

確かに、ワタクシの文章はあまり句読点もないし、客観的に見るとかなり読みづらいだろうとは思っております。ブログ独特の書き方の難しさかもしれません。これは自分なりのリズムを試行錯誤した結果なので、客観的な良し悪しはともかくとして、自分ではかなり気に入っております。もともと、かなり長い文章も一つの塊として頭に入れるような読み方が身についてしまったので、結局この形に落ち着いたような気もしております。ご指摘はありがたく承りますが、あまり自分のやり方を変えるつもりはないというのは、そういう紆余曲折の結果ともいえると思います。ごく個人的なブログだからこそ、自分のやり方でやらせていただきたいというのもあるかもしれませんね。かなり不遜な考え方なのかもしれませんが。

ご指摘いただいた方、どうもありがとうございました。できれば、お名前だけでも残しておいていただけるとよかったかなぁとは思いますが。ストレス発散がそもそもの目的ではあるので、自分のリズムで淡々と書き続けたいと思います。ビジネスメールやビジネス文書とは違っていいのではないかという不遜な人間が書いているブログです。今後ともよろしくお願いいたします




決戦は土曜日(?)。

2009-02-11 13:03:43 | …and so on
週の真ん中がお休みというのはかなりありがたいことです。朝からひたすらぼけーっとしています。読みたい本は大抵読んでしまっているので、ネットサーフィンをしたりTVを見たり。相変わらず地上波は面白いと思わないので、ケーブルTVを流しっぱなしにしております。巷ではバレンタインデーも近づき、うちの近所のスーパー、コンビニにもそれなりのチョコレートが積み上がってはいますが、やっぱり食指は全く動かず。職場関係は若手女子にお任せしたので、お金を出すだけだし。自分が食べたいチョコレートを買おうと思ったら、最低でも池袋に行かなければ入手できないのだけど、もう、この時期だと人混みで殺気立っているだろうことを思うとそれだけで戦意喪失。その気になればいつでも買えるからいいかぁ…と、まるで仙人並みに悟っております。何が何でも14日にあげたい人がいれば別なんでしょうけどねぇ。そーゆー人がいないのが、そもそもの問題だとは思いますが。

3,4年前までは、それでもデパートでチョコレートを物色するのが楽しみだったけれど、今はとにかく億劫ですからね。デパートに行くということ自体が億劫なので、どうにも手の施しようがない。確かに、ピエール・マルコリーニやジャン・ポール・エヴァンなどのチョコレートはおいしいし食べたいとも思うのだけど、わざわざこの時期に人ごみを掻き分ける、あるいは長蛇の列に並んでまで入手しようという意欲も根性もない。明らかに戦線離脱しているわけです。銀座のピエール・マルコリーニの路面店まで行かなくても、この時期だけは池袋西武でも入手できるのは知っていますが、池袋西武に行く根性がないのですよ。この時期の特設売り場に漂う、女性の皆さま方の雰囲気に飲まれてしまうというか。ボーっとしてると、邪魔!とばかりに突き飛ばされそうで。

今週の金曜日の午後、ちょっと仕事でまた渋谷近辺をうろつく羽目になっています。仕事が終わったら、東急FOOD SHOWでも見に行ってみようかなぁとも思うのですが、それでなくても寄り付きたくない渋谷で、13日の午後にフラフラしてたら完全に人酔いするんだろうなぁ。抱えている仕事自体もかなり気を使う案件だし、ヨレヨレになって、結局副都心線に乗って帰ってしまうかな。でも、直帰するにはかなり中途半端な時間ではあるので、結局事務所に戻る羽目になるのかもしれません。それはそれで、かなりどうしようもなく憂鬱なんですけどね。気力・体力とも充実している女性の皆さま、決戦の土曜日(?)まであと3日です。頑張ってくださいませ。

ミーティング。

2009-02-10 19:00:48 | works
明日は建国記念の日でしたっけ。相変わらず祝日の由来にはかなり疎いワタクシですが、とにかくお休みだというのはめでたい。今朝起きるときも、今日1日何とか頑張れば明日は休みだと自分に言い聞かせ、どうにか起きることができました。今朝はそんなに寒くはなかったと思うのですが、朝起きるのは、毎日おのれとの闘いですね。カイシャに行けば、それなりに仕事があるので休むわけには行かないのですが、とにかく朝はベッドの中で一度逡巡するのです。このまま眠っていられればどんなに幸せなんだろうと。仕事であれ学校であれ、朝起きることを通過儀礼としている皆さまには、この気持ちはお分かりいただけると思います。ともあれ、明日お休みだというニンジンがあったので何となく幸せな気持ちでした。馬車馬のようには全く働かないワタクシですが、それでも目の前にニンジンをぶら下げられるとちょっとは頑張ろうという気になります。

今日は職場のミーティングがありました。ミーティングというと聞こえはいいのですが、うちの職場に2人ほど箸にも棒にもかからない上司がいるので、部下の不満が爆発寸前状態だったんですね。それで、とにかくガス抜きをしようというので、上司の皆さまを入れずに不満を申し述べる時間を設けようということになりまして。ワタクシの上司は、幸いなことにまあまあいい人なのですが、隣とその隣のセクションの上司がとにかくひどすぎると。それぞれの下についている方々による超悪口大会になりました。まあ、傍で見ていてもあまりいい上司とは思えないのですが、当事者になると深刻な問題です。そもそも、勤務中に悪口大会をやること自体、かなり相当異様な光景ではあります。

どちらも共通して言えるのは、KYで仕事から逃げまくるということですね。一応上司なんだから、部下をまとめるとか助けるとかしなければならないと思うのですが、2人とも仕事を部下に押し付け、何か問題が起こっても馬耳東風というか我関せず。結局は個人の資質として上司にならないほうが良かったのでしょうけど、本人たちはどうもそれに気づいていないらしい。ワタクシ的には、ルーティンの仕事なんか部下に任せておいてもいいと思うんですね。ただ、それで何か問題が起きたときに後処理をきっちりしてくれればそれでいい。上司って、そのためにいるものではないかと思うのですが。結局、午後ずっとガス抜きをしていたのですが、1回ではどうにもならないみたいで。部下が不信感の塊になっているので、修復は不可能っぽいなぁと思いました。どっと疲れたので、明日が休みで本当によかったと思ったのでした。

螺鈿迷宮。

2009-02-09 18:48:14 | books&magazine
一昨日の夜から読み始めて、一昨日はかなり疲れてたので、結局、昨日の朝読み終わりました。ジェネラル・ルージュよりはページ数が少なくて、都合3時間ぐらいで読んでしまいました。扱っている題材が終末期医療だったせいもあるかもしれませんが、ジェネラル・ルージュの華やかさはなく、どっちかというとちょっと暗めの小説ではありました。主人公は、おなじみ東城大学医学部の落ちこぼれ医学生で、天馬大吉という素晴らしい名前のわりにはいまいち冴えない男子です。ただ、この小説の主人公は、ジェネラル・ルージュでミス・ドミノと呼ばれていたにわか看護師の姫宮女史なのかもしれないと思いつつ読み進めました。火喰い鳥白鳥圭輔のただ一人の部下という設定なのですが、とにかく、やることなすことドジばかりで、天馬クンは彼女のおかげで満身創痍になってしまうという過程はかなり漫画チックでした

ミス・ドミノがいなかったら、ミステリーというよりはホラーに近いぐらいの暗さになっていたのかも。終末期医療って、どうしても背景に人間の死が関わってくるので、ある程度は仕方ないことだと思いますが。海堂尊しか書けないような視点での、霞ヶ関(厚生労働省ですね)や大学病院に対する思いが書かれていて、医療界の内部が垣間見えるようでなかなか面白かったです。もちろん、純粋にエンターテイメント小説として読んでも面白いですけどね。今回は、白鳥圭輔がちょっと考え込んでしまうようなシーンもあり、チーム・バチスタの白鳥圭輔しか知らない人はかなりおとなしめだなぁと思うかもしれません。その分、お賑やかなミス・ドミノがかなり活躍(?)しているのでバランスは取れているのかもしれないですね。

時系列でいうとナイチンゲール(の沈黙)とジェネラル・ルージュのそれぞれの事件から3~4ヵ月後ぐらいのお話のようです。海堂尊の本は、架空の都市・桜宮市を舞台にして起きる事件がほとんどとのこと。だから、最後の最後にチラッとですがグッチー田口公平先生や藤原看護師、高階院長が登場します。それぞれの事件が地下水脈ではつながっている感じですね。桜宮市で起きている医療問題は、実は日本国全体で起きている問題の縮図みたいです。ワタクシたちが知らないだけで、海堂作品を読んでいくと今の医療現場の疲弊度が分かる気がします。厚生労働省だけでなく、霞ヶ関が考えることは我々庶民の生活とはかなりかけ離れていることが多いと思うのだけど、それをミステリーの中にするっとすべり込ませる海堂先生は大した作家なぁと思ってしまいました。