酔いどれコンサル 中小企業診断士・中原央のブログ

舌癌と心筋梗塞を経験した日本酒大好きな経営コンサルタント 横浜の中小企業診断士 中原央が徒然につづります。

純米大吟醸 瀬川

2009-01-24 09:45:49 | お酒の紹介
横浜の中小企業診断士 中原央です。

昨日は昼過ぎぐらいまで冷たい雨が降っていました。夕方には少し気温が上がりました。
今日の横浜は曇り空が広がっています。外も寒いですね。

今日はお酒の紹介です。
長野県埴科(はにしな)郡戸倉町 天法酒造 「純米大吟醸 瀬川」です。


純米大吟醸 瀬川


今回試したのは精米歩合38%の純米大吟醸ですが、知り合いの酒屋で3年寝かせたものを試しました。

まず冷でいきます。これといって際立った香りはしてきません。非常におとなしい印象です。
口当たりも軟らかく、深いコクのある味を楽しめます。酒の味にとげもなく、またしつこい甘さのない、すっきりとした味わいのお酒です。
わずかな主張はもろみの味が残っていることで、それがこのお酒を特徴づけていると言えるでしょう。

さて今回は、半分飲んだところで冷蔵をやめ、1日置いて常温に戻しました。大変身です。
まず香りですが、変な甘さのない、すっきりとした赤ワインを思わせる、なにかこう一本の芯が通った香りが立ってきます。
温度が少し上がって入る分、お酒が活性化してきていますので、うまみが強くなっていました。口当たりの柔らかさはあまり変わらなかったのですが、やんちゃな小僧と遊んでいる、そんな印象でした。

3年間寝かせていたこともあるのでしょう。面白いお酒に成長していると感じました。いずれにしても、冷でも常温でも、楽しく飲めるお酒です。

天法酒造(つちたつのHP)
http://www.tutitatu.com/sake/tenpou.html