何でもない日々

優しさの素は幸せ
幸せの素は楽しい
楽しく生きる人は優しい

天候性(転校生)

2022-11-14 13:22:56 | 詩はあいまいな哲学
母と二人暮らしで制服のある小学校に転校してきて
何時も一人ポツンとしてる女の子が気になって私から声をかけた
少しづつ話す機会を持つようになってきて
ある日の朝礼で「弟子さんがぼっちさんに優しくしてます」
それがどう問題なのか分からなかったのでポカーンと聞いてたら、
結局誰からも私が悪いということにはならなかったけど
水面下では私の家が超貧乏なことが話題となっていたのだった。

いくつか習い事に通っても宿題はやらないし、
毎日同じ服を穴あきなまま着ているし笑いの種で一年以内に辞めてしまう。
私もなぜわからない出来ないのかわからないし
いつも教室の後ろに立たされてた。
いつも疑われてた、怒られてた、外されてた。もう慣れてた。

物心がついた頃から鍵っ子で
夕方に隣の立地の家から家族団欒のやり取りが聞こえて
腹立たしくなって窓ガラスに石を投げた。
「ゴツン」「なんや?」誰かが向かってくる急に怖くなった。

それからつまらん嫉妬から後々余計寂しくなるんやな、
そこんとこだけもうしませんと反省し
周囲が楽しそうにしてくれてる、平和で宜しい。
と私は思えるまで快心し続けています。
今でも十分ネタにされ
どこのドイツかわからない人々から追われている気がする。

ลู่วิ่ง (Can’t Keep Up) - Tilly Birds |Official MV|
コメント
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