
今年もお花見の季節を迎え、また桜の花の下に佇ちたいと思う。
何十年も前の、半田山植物園での桜見物を思い出して一句を。
そのころはまだ、マイカーを持っていなかったので
電車やバスを利用してのデイトだったが、思い出は尽きない。
22歳と24歳の二人は、貧しかったけれど
希望に満ちて、同じ一つの将来に向って歩み始めた頃。
思えば、淡い桜も青い空も緑の山も、二人の若い力もみんな、清々しい。

その後、子供達を連れて今度はマイカーで植物園の山を
訪れた時は、5人の家族連れでおにぎりを食べ
子供達と一緒に歩き廻ったりして、とても楽しかった。
