今日の北斗
北斗、変わらず食欲は安定しています。今日からステロイドは1/4錠、一週間後にはステロイド断ちができるかな?
一昨年、北斗が最悪の状態からどのように回復していったかを北斗の表情で追ってみた記事を書きました。
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その後の一年(2010年)をさらに追ってみました。写真はすべて月誕生日に撮影したものです。
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こうして並べてみると、本当に北斗の表情は良くなっていますね♪
心臓や脊椎症など、新たな問題も抱えるようになりましたが、甲状腺機能低下症からの全身症状が良くなり、栄養状態も良くなれば、シニアでもこんなに回復するのだと改めて驚きます。
北斗が甲状腺機能低下症と確定診断されてから1年3ヶ月が過ぎました。
命拾いをし、ここまで回復でき、本当に良かったと思います。
でも、私にはずっと後悔が残っています…
甲状腺機能低下症はさまざまな症状があり、老いや痴呆の症状とも似ているため、なかなか発見しにくい病気のようです。
でも、北斗の不調が始まったとき、私は甲状腺機能低下症を一番に疑いました。
理由は、北斗が「悲しげな表情」になったからでした。当時、ネットで色々と調べ、甲状腺機能低下症になると「悲しげで心配そうな顔つきをしている」とある記事にあり、また別の記事では「急に老けこむ」とあったからです。
そのときの経緯についてはこちらの記事に記しています。
結局、確定診断がつくまでに半年かかってしまいました。
あのとき、甲状腺を調べる血液検査を強くお願いしていたら、老化のせい?と思わなければ、と悔やまれてなりません。
いつごろから悲しげな表情になったのか、記憶をたどると、2008年の秋頃からのように思います。
2008年11月撮影 何とも悲しげです
同じく
2年前と比べると…
2006年
全然、表情が違います! いやぁ、男前です♪
ネットを見ていると、ときどき以前の北斗の「悲しげな」表情と何となく似ているなぁ、と思う表情のワンコさんを見かけることがあります。
そんなとき、私の失敗を伝えたいと心から思います。
愛犬が急に老け込んだり、表情が悲しげになったら、甲状腺の病気を疑い、検査してあげて欲しいと心から願います。
久々のツーショット♪
<追記>
北斗の場合、甲状腺機能低下症の症状としては、食欲不振、顔の表情、老けこみでした。
獣医さんからは「尻尾の毛が抜けていないか?」を真っ先に尋ねられ、そういった症状はなかったので、違うと診断されたようです。そのとき、専門書の甲状腺機能低下症の臨床例の写真まで見せていただき、私も引き下がった次第。
でも、今から考えると、全体的に毛が薄くなっていた気がします。元々、北斗は毛がフサフサで毛艶も良く、それゆえに毛が薄い程度も軽症でした。何となく毛が薄いのは夏毛に変わったからかな?老いて少し薄くなったのかな?くらいの意識でした。