ワンコちゃんたちの旅立ちに何度も涙した１０月も終わりの今日、お客様がありました。リュウタくんのお姉さんのgreendogさんが、『命のバトン』とリュウタくんの形見の毛布を北斗に届けに来てくださったのです。
硬派のリュウタくんの？と思うほどリュウタくんの毛布、あまりに可愛くて…柔らかくて良い香りがして…
『命のバトン』は飼い主さんたちの愛情が引き継がれていて、とても重みがあり、胸が熱くなるもので…
いっぱいいっぱい撫でていただき、励ましていただき、良かったね、北斗。
リュウタくんの分も頑張ろうね。
greendogさん、毛布や『命のバトン』に加え、美味しいお菓子まで頂戴し有難うございました。
形見の品、大切にします。リュウタくんの毛布から「しっかり食べるぞ」精神が北斗に伝われば嬉しいな。
車椅子での歩行訓練を毎日少しずつ続けています。お外も何度か歩きました。が、右前脚の甲の返しが遅く、お外での歩行で甲を擦りむいてしまいました（汗）
脚を良く調べてみると、右前脚の関節がとても硬くなっていることに気付きました。具合の悪い頃、右前脚を伸ばしたうつ伏せ状態で寝ることが多く、それで固まってしまったのかもしれません。
いよいよ真面目にストレッチです！
脚を曲げたり伸ばしたり…
見ている夫が心配して言います。「折れちゃうんじゃないか？」「痛くないかなぁ？」「かわいそうだよぉ…」
「ホッくんのため！」と鬼は言い、ストレッチは続くのでした。
当の北斗はうんともすんとも言わず、されるがまま… ホントに痛くないのかなぁ？？？
ちょっと箱を床に置いたら、すかさず入って収まってます。なんでしょうねぇ。
さてさて、ミルちゃんに腎不全対策のサプリメント「ネフガード」と「チャージケイ」を服用させて３週間。ようやくミルもそれらに慣れてきたようです。
ミルは吐き癖があります。特に朝、がっついて食べるとケロッと綺麗に（？）戻します。ゆえ、朝イチはドライフードを５～６粒あげ、様子を見なくてはなりません。吐かないのをみてから、その日のご飯がスタートです。
腎不全対策が始まり、ご飯のあげかたがややこしくなりました。活性炭のネフガードは数回に分けて与えるのが良いのですが、これはお薬類とは少なくとも３０分以上は時間を空けて与えなければなりません。チャージケイは１日量を２回に分けて与えます。必然、チャージケイとネフガードそれぞれを混ぜたウェットフードを交互に５回…その合間や直後にドライフード… なんだか、しょっちゅう、ミルにご飯をあげてるようです（苦笑）
幸いなことに、北斗が安定して食べられるようになってきて、今は強制給餌が２～３回ですむようになったので、その分助かっています。食べないときは５～６回だったから、かなりの進歩です。
北斗、心得てくれてる気がするなぁ。さすがミルの「お兄ちゃん」！
今日、北斗に新しいマナーベルトが届きました。作ってくださったのはマザーズハンドはなさん。オーダーメイドです。
今回のマナーベルトは４本目です。去年の９月頃から使い始めました。１本目はウェストサイズ４０ｃｍ、２本目は３５ｃｍ、３本目は３０ｃｍ、そして今回は２８ｃｍ…どんどん痩せていってます（涙）
北斗の場合、幅１５ｃｍにして、それにハビナースの尿取りパッドを用います。お外に散歩に行っていた間は補助的に使っていましたが、今は常に着用。とはいえ、時には開放感を味あわせてあげたいので、昼間はペットシーツをお腹周りにフワッと巻くこともありますが。
オムツの必要性を感じ、まずはペット用オムツを用意しました。でも、これが漏れるんです。男の子の場合、お腹の当たりがしっかりカバーできないとダメ。大きめサイズだと細くなってしまった北斗にはウェストが合わない。色々と調べ、辿りついたのがマナーベルト。北斗はお外で暮らしていたし、ドッグカフェなるお洒落なところには行ったこともなくて、マナーベルトの存在など知りませんでした。「へぇ～こんなものがあるんだ～」と感心するも、市販されているのは小型犬用ばかり。さらに色々と調べて、中・大型犬用にオーダーメイドできるはなさんに出逢ったのです。
オムツよりコスパは良いし（近くのドラッグストアーでは尿取りパッド４８枚入￥６０９）、腰が安定するようだし、取替えも簡単なので、マナーベルトは男の子にはお勧めですよ。
まだまだ痩せていて、痛々しい…
でも、これから頑張って歩いて、しっかり食べて、もっともっと体重戻そうね。
でもって、お外でトイレできるようになって、マナーベルトの登場を少なくできると良いね、北斗！
車椅子が届いて今日で３日目です。
昨日は室内で歩行練習をし、その後、立たせてご飯を食べさせてみました。
そして今日。お天気も良かったので、ちょっとだけお外を歩かせてみることに。介助服の上にリードをつけ（リードをつけるのは半年ぶり！）、車椅子ごと抱えて、足の当たりが良さそうなご近所さんのコンクリートの駐車場へ不法侵入（ごめんなさい）。５分ほど歩きました。右脚の甲の返しが弱く、時々擦ってしまいます。後ろ脚はフニャフニャ、交差したり、で、前脚のスピードに上手くついていけない。ですが、何とか歩けそう…
５分ほどしたら疲れたのか、歩きを止めました。これって、リハビリ開始して間もないこの時期に、「歩く」、「疲れたから歩くのを止める」、と、自分の意思で動きを制御したとしたら、上出来じゃないかしら？
家に連れ帰り、お水を飲ませて寝かせると、すぐに寝入りました。そして、走るように四肢を動かしていました。夢のなかでタッタカタッタカ走っているのかな。
北斗、私も夢みているみたいだよ。もう一度、リードをつけてお外に出られるなんて…本当に有難いね。
今日、北斗にとてもとても温かいお心が届きました。
一つは車椅子。
この車椅子はちゃびおさんの愛犬、１０月８日に１７歳で旅立ってしまったチャッピー君の形見です。
１０月１８日の記事「リハビリ」を読んでくださったこぐまさんとちゃびおさんが、ご親切にもそれぞれ車椅子（歩行器）を貸してくださる、と申し出てくださいました。どちらも大変有難い申し出でした。リハビリを始めたものの、支えられてでは北斗もなんとなく歩きにくそうだし、こちらの腰も負担が大きく、これでうまく歩けるようになるかなぁ、と思っていたところでした。歩行器のことはまだ考えていなかったのですが、試してみたい！北斗とほぼ同じ体重のチャッピー君の歩行器を試させていただくことにしました。
そして、今日チャッピー君の車椅子が届いたのです。
早速、装着してみました。
装着してすぐは「え～？？？なに？？？」と戸惑った様子でしたが、北斗の体高に合うように高さを調節すると、なんと、すぐに歩き始めたのです！
実は、たとえ車椅子があっても、北斗には歩きたいという意欲はそれほどないのではないか？と心配でした。でも杞憂でした。北斗は歩きたかったんです…
一時はもうダメか、と思うほど衰弱していた北斗でした。夢のようです。
ちゃびおさんからは、上手く乗りこなして外にお散歩へいけるように頑張ってください、との温かいエールもいただきました。
これから、まずは少しづつ室内で練習し、体力をもっともっとつけて、お外での車椅子デビューを果たしたいと思います。
もう一つは、手作りの介護ベストです。やはり「リハビリ」の記事を読んでくださったコロたすさんが、コロちゃんのために作った介護服の一つををリハビリの補助に、と送ってくださいました。
タイミングよく、車椅子の歩行に早速着せてみました。男の子だから青系しか着せたことがなかったのですが、赤も結構似合っている、と新発見。
歩行訓練のあと、頂戴した介護ベストを着たままスヤスヤ。
いつもいつも思います。ワンコちゃんたちが飼い主たちを繋いでくれている、と。
心からありがとうね、チャッピー君、コロちゃん、そしてリュウタくん。
北斗と一緒の部屋で寝るようになって、そろそろひと月になります。これまで北斗の住居スペースは１Ｆのリビングでした。けれど、夜も一緒にいたくて、また万一具合が悪くなった場合にも備え、一緒に寝ることにしたのです。
深夜、私たちが寝る頃に２Ｆに抱いて上がり、朝、抱いて降ります。寝返りがうてないため、数時間後に体位を変え、ポカリも飲ませます。その際、こちらに顔が見える方向に寝させます。で、朝目覚めたら、写真のお顔が見えるわけ。「おはよう！今日も元気に頑張ろうね！」
いつまでもいつまでも、こんな朝を迎えることができると良いな…
前回の点滴から1ヶ月が経ちます。おかげさまで、その間ずっと安定して食べ続けてくれ、ホッとしています。
体重は６．８キロ前後、まだまだ７キロには届きませんが、きっと、そのうち越してくれるでしょう。
リハビリ歩行も続けています。といってもまだ自力では立てず、支えて一歩づつ脚を運ばせるだけなのですが、それでも毎回、グニャグニャの身体が数分間、無理やりでも脚を運ばせるうちに、少しづつ踏みしめるようになるのです。本犬にはまだ自発的に「歩きたい！」という思いは見られないのが残念ですが、寝ていて動かす脚力は強くなっていて、もっと体力が回復すればそんな日もくるかな、と希望を持っています。
思い起こせば、９月５日の記事「不思議ー北斗」で記したように、夢？で北斗の「ワン！」を聞いたとき、「僕、頑張るよ！」っと言ったような気がしました。その後に連れて行った病院で、チラーチンＳの投与の提案がありました。点滴中、私たちはその場を離れていて、その間先生は北斗と二人きりでした。北斗が先生にも何か訴えたのでしょうか？私たちがその場に戻った後に先生がそう提案なさったのです。その後の北斗の頑張りを見るにつけ、あの「ワン！」をやはり不思議に思うこの頃です。
「旅立ってしまったリュウタ兄の分も頑張るぞ！」
北斗と月誕生日が同じで８ヶ月お兄ちゃんだったリュウタくんが１０月１５日に旅立ちました。１６歳と２ヶ月と５日の犬生でした。
とても頑張り屋さんで、何度も病の淵から復活を果たしたリュウタくん。greendog家の皆さんの愛情を一身に受け、一丸となっての介護を受けるなか、一所懸命生き抜きました。私には「爽やかな風」のようなリュウタくんでした。
北斗が高齢になり、様子がおかしくなり、色々と調べ、見つけた高齢犬のブログで多くのことを学びました。高齢ゆえ、必然別れがあり、涙涙涙… 正直、ブログを訪れるのが怖いときもあります。でも、ブログから伝わってくる飼い主さんたちの愛情とワンコちゃんたちの頑張りは、本当にすごい。
人の死後の世界もわからないのに、動物の死後の世界はもっとわからない。特にペットとして生きた動物たち…どのように考えればよいのか…
今の私は「虹の橋」で納得しています。虹の橋になら北斗を送り出せる、と。虹の橋にはブログを通して知った、先に旅立ってしまった多くのワンコちゃん、そしてニャンコちゃんがいるだろうから。実家の歴代ワンコ、ニャンコ、小鳥もいるだろうから。北斗はきっとひとりぼっちじゃない、ミルも、ジュピ太も…
存在してくれてありがとうね。たっぷりの愛情をありがとうね。縁を繋いでくれてありがとうね、先に旅立っていった子たち。大好きだよ。
ジュピ太が７月７日に手術を受けて今日で１００日目。元気にしています。８月頃からまた換羽が始まり、カナリアの囀りはお預けが続いていますが、羽も揃ってきたのでそろそろ囀ってくれるかな。
囀りはなくても、ジュピ太にはとっておきの声があるのです。「チュゥィ」…何とも言えない甘い鳴き声で、それを聞くと胸がキュンとなり、思わず「はぁい、なぁに？」って返しています。あの声を録音したいのですが、これがいつ鳴くのかがわからないのです。ご機嫌のときやちょっと警戒気味のときなどに聞けるのだけど…いつかは録りたいものです。
換羽がほぼ終了して羽が生え揃いました。
