一昨日にミルの血液検査をしました。５月８日に血液検査をして以来です。
結果は…
前回、前々回と高かったＧＰＴは１４３U/lから７４U/lに下がりました。正常値内です。体重も２００ｇ増え、３，１キロになりました♪
でも、クレアチニン（ＣＲＥ）が３mg/dlになっていました。前回、前々回は１．６mg/dlの正常値（猫のＣＲＥの正常値は０，６～２）を保っていたのに…
ショックでした。
ミルが飲んでいるサプリの販売先に相談しましたが、先方もＣＲＥの値に驚いていらして…
サプリの飲み方を少し変更して様子をみることになりました。
不安だったときに相談にのっていただき、気持ちが少し楽になりましたが…
でもでも… これでもう一度ＣＲＥの値が良くなれば良いのですが…
ＣＲＥが高いままだと、また活性炭を使わなくてはならなくなります。でも、ミルちゃんは活性炭が合わなくて、そのせいで軟便となり、痩せてしまいました。消化器官に相当ダメージを受けたのだと思います。
活性炭を切って、サプリを飲んで、やっとお腹が良くなりましたが、それでも回復に２ヵ月半もかかったのです。
とにかく、２週間ほどはサプリの飲み方変更で対処してみます。
なんとか良くなってくれますように…
今日の北斗。手が…（笑）
北斗がご飯の前にさせられていた一連の「お座り」「お手」「おかわり」「ワン」「伏せ」…
すぐにできるようになりました。「お手」と「ワン」が同時だったり、「ワン」と「伏せ」が同時だったり、ダブル「ワン」だったり（笑）と、早くご飯を食べたくて焦りながらもチャッチャッとこなしていた北斗でした。
「待て」など、煮干数本でマスターしたっけ… 「待て」は、どんな誘惑にも負けず、涎ダラダラになってもキチンとできました。見事でした。（今から考えるとちょっとかわいそうだったかな？）
そんな賢い？北斗でしたが、唯一できないことがありました。
それは、引っ張り癖を直すことでした。
散歩が大好きな北斗は、リードをつけた途端、ドンドン引っ張って歩こうとしました。あまりにも強く引っ張るので、母など転びそうになることもしばしば。３歳になれば落ち着くなんて言われても、危なくてそれまで待っていられず、訓練センターに相談したのです。すると、洋犬は訓練できるけれど柴など、日本犬は飼い主の言うことしか聞かないので訓練士は訓練できないと、断られてしまいました。でも、訓練の方法を教えてあげるからワンコと一緒に来てください、とのこと。北斗を連れて行きました。
左側にぴたりとつけて飼い主より前に出ないように散歩する方法とその訓練の仕方を教わりました。まぁまぁ理解したようだったので３０分ほどで終了しました。後は実践のみ…
その実践… 私はできました、というより、やりました。リードを短く持って、北斗が私より前に出ようとしたらリードと舌打ちで制しました。散歩に夢中になり、真横を歩くのを忘れだすと、リードでそれを伝え、「あぁ、そうだった」と思い出すを繰り返して、北斗は「理想的な散歩」を頭では理解しました。
でもでも… そんな散歩じゃ楽しくなさそうだ、と家族は言い… 結局、理想的な散歩は私とだけしかできませんでした （笑） そして、私もそんな散歩だとかわいそうな気がして…
せっかくの訓練？を有効にするために、北斗は短距離選手で疲れたら引っ張らなくなるのを利用、散歩の出だしはダッシュで始めて、疲れた頃から歩くようにしました。
「理想的な散歩」を求めた私のせめてもの抵抗でした～。
今日の北斗。疾走しています！若かりし頃のダッシュを彷彿とさせます。
こんちは、北斗です。
僕が熱を出したことでいっぱいご心配おかけしました。もう、大丈夫です。いっぱい元気玉を送ってくださって有難うございました。
お姉ちゃんは「ほっくん、まだ少し熱があるみたいよ」って言うけど、ご飯も食べられるし平気だよ。その証拠に、もう「ウォワーン」って鳴いていないから。
僕が「ウォワーン」って鳴くの、お姉ちゃんとっても嫌がるんだ… 「心臓に悪い～」って。ミルちんも跳びあがってる（爆） でも、これから鳴くよ！って言って鳴くわけにもいかないからねぇ…
辛抱してね、お姉ちゃん＆ミルちん！
目力あり！ちょっと白目が～（笑）
でも、そうだなぁ… もう僕が「ワン」って鳴かなくなってからどれくらい経つんだろう…
確か２年ほど前だったかな、いつもご飯をもらうときに「お座り」「お手」「おかわり」「ワン」「伏せ」のフルコース（苦笑）をすることになってたんだ。だけど、その日はお姉ちゃんが僕に何にもさせないでご飯をくれたんだ。どうしたのかな？って思ったら、お姉ちゃんがね、僕がお座りをしながら「ワン」と言うと腰に負担がかかるようだから、もうご飯のときに「ワン」って言わなくて良いよ、って… で、フルコースは終了したんだ…
ラッキー♪って思ったけど、それ以降、耳も遠くなったことも重なって、番犬のお仕事も返上しました。とはいえ、室内犬になるまでは、パトロールはしていたけどね。
年を取るっていうことはこういうことなんだね…
ベッドから見える北斗。１ｍほどの距離。
今朝、北斗の息遣いが荒くなっていました。
また、心臓の発作？と思い、ニトロールを用意して飲ませようとしたところ、口の中が熱いのです。体を触り、特に手足、耳がいつもより熱いと思いました。そのため、抗生物質も飲ませました。
一時間ほどで呼吸も落ち着き、一安心… その後、ご飯も普通に食べることができ、穏やかにお昼寝もしました。
スヤスヤお昼寝する北斗
今回は心臓発作ではなかったのだと思います。熱が出たようでした。前日、夕方に少し鼻水がでましたが食欲は普段通りでした。
深夜二度ほど「ウォワーン」と、いつもの、でも、滅多に出さない声を出しました。どうしたのかな？と気になりましたが、その後は大人しく眠ったので大丈夫だと思いました。
でも、今朝の発熱…
どうも、北斗は「ウォワーン」と言って体調の異常やこれからの変化を知らせるような気がします。三週間前も、鼻風邪を引いた頃、２日ほど声を出しました。「しんどいよぉ～」と言っているようでした。
今回は、「何となく具合が悪くなるような気がする～」と言ったのでしょうか？
訴えを上手くキャッチしたいものです。
冬には風邪を引かなかったのに、暑くなってきたこの頃、よく風邪を引きます。昨年もそうでした。昨年は甲状腺の病気のせいで「寒がった」からだろうと納得していたのですが、年を取ると苦手な時期になったのでしょうか… そういえば、昨夜３０分ほどエアコンで除湿しました。そのせいで寒くなって風邪をぶり返した？？？
話は変わり…
数日前からジュピ太が囀り始めました。換羽がそろそろ終わるのでしょう。
まだまだウォーミングアップ？で、絶好調の囀りとはほど遠いですが、ジュピ太が鳴きだすとワクワクします♪
かわいい～♪ でも、まだザンバラですね（笑）
北斗、ここのところ体調も良さそうなので、久しぶりに立たせてみました。５ヶ月ぶりです。
１月に心臓の発作を起こしてから、安静にしておく方が良いとの先生のアドヴァイスに従い、リハビリ歩行を中断しました。心臓も落ち着いているな、と思った矢先の２月に脊椎症とヘルニアが発覚。その痛みと炎症を抑えて調子が良さそうになった頃の４月に２度目の心臓発作。その後、また痛みが出て食べられなくなり、ステロイドを再開して落ち着いたと思ったら、二週間ほど前に３度目の心臓発作…
体調が安定してきたら車椅子で立たせるようにしたいと思いながら、このように発作や痛みの波があり、なかなか踏み切れずにおりました。
でも、横向きに寝させていて体位を換えるとき、何となく身体の水分が下に滞っているような気がしていて、そんな状態が身体に良いはずはないので、１０分ほどでも車椅子の力を借りて、身体を立たせていたいと思ったのです。
首は下に落ちるのでクッションで固定しました。無理に伸ばして脊椎とヘルニアに負担をかけるわけにはいかないので恐々です。
１５分位、この姿勢で頑張ってくれました。
その後は横にして…
少し疲れたでしょうか？ でも表情は悪くないので、立たせても大丈夫だったように思います。
告白です。
プチダイエット失敗しています… 今日、体重を測ったら９，８キロになっていました（汗）
ドライフード、ちゃんと減らしているのですよ。１００ｇでは基礎エネルギー必要量が足らないだろうからと、５ｇ増やして１０５ｇにしたのがマチガイだったのかしら…
プチでない、ちゃんとしたダイエットをしなくてはならないと思いました。
寝たままよりも立った方がエネルギーは消費するでしょうから、無理しない範囲ででもなるべく立たせたいものです。
写真は私の胸の上に乗っかっているミルちゃん…
甘ったれのミルちゃん。
暑くなり、私の枕元も卒業し、今は肌掛け布団の上、足元のあたりで寝ます。
そして、朝目覚めると、眠っている私の胸の上に乗っかってきます（苦笑） それが重いのです～。脚でズカズカと胸を踏みつけます。重いし痛いし…
ひとしきりグルグル言って満足してからやっと降りてくれます（涙）
こちょこちょ… 満足そうな顔ですね～
ミルちゃんは夫の胸の上も大好きです。
夫によると…
胸の上に乗ってきて甘えている間、しばらくはナデナデされて、満足してグルグルしています。そろそろいいかな？っと夫が右手でミルを撫で、左手に持ったiPhoneを見だしたら、なんと、ミルちん、夫の手の中にあるiPhoneに猫パンチをくらわしたそう！
偶然かな？と思ったらしいのですが、その後もしばしば… 甘えている間、自分に集中してくれないのがお気に召さなくて、憎っくきライバルiPhonはあっち行け～！なのでしょうね。
いやはや…
ミルちゃんは、私が北斗の世話をしている間、黙って見ています。それが、夫がカナリアのジュピ太に声をかけると、即、飛んできて、夫の脚にゴッツュンしてまつわりつきます。
お姉ちゃんが北斗お兄ちゃんの世話をするのは仕方ないけど、ジュピ太は弟分で、ジュピ太にお父さんを取られるのは許しがたく、ジュピ太より自分が先！っとアピールしているようです。
何とも、複雑系のミルちゃんですね～。
今日の北斗。スヤスヤ気持ち良さそうです。
ウチの三兄弟、ここのところ換毛と換羽の真っ最中。リビングでは犬の毛、猫の毛、カナリアの羽毛が散乱しています…（汗）
ミルちゃんにはあの時以来、ときどき掃除機をかけています。どうぞどうぞ～と進んでゴロニャンしてくれるので助かるにゃん。
北斗は… 大人しく寝ているので掃除機も可能でしょうが、十分に意思表示をしない「寝たきり老犬」にはさすがにそれはできません（笑）
ゆえ、ラバーブラシーでブラッシングしています。
本当は、全身シャンプーをしたいところですが、心臓への負担や背骨のことなど考えるとどうもシャンプーする気が起こりません。タオルで拭くぐらいで換毛に対処です。
北斗、「助かった」と思っているでしょう。というのは、昔からシャンプー大嫌いだったから…
モフモフの北斗
北斗が子供の頃、初めてのシャンプーを美容室にお願いしました。お迎えに「行ってらっしゃい～。キレイキレイしてもらうんだよ～」。でも、小一時間ほどで帰ってきたのです。シャンプーはしてもらっていません。
なんでも、シンクの中に入れられた途端に震えだしたそう。とうとうチアノーゼっぽくなってしまい、トリマーさんが怖がってシャンプー中止となったそうです。アカンタレめ～（爆）
それ以来、シャンプーは私がすることになりました。ジタバタするし、毛はどっさり抜けるわで、シャンプーは両者にとっても大仕事でした。
シャンプーのことでとても不思議に思うことが一つあるのです。
北斗をシャンプーをするとき、毎回必ず同じＴシャツとスパッツに着替えてシャンプーしていました。当時はスパッツと大きめのＴシャツが流行っていて、普段でもＴシャツにスパッツ姿が多かったのですが、シャンプーのときに着るＴシャツとスパッツに着替えて北斗のところへ行くと、北斗、私の姿を見るなり、こそ～と犬小屋の中に逃げ込むのです。
初めは偶然かな？と思いましたが、偶然ではなく、毎回そうでした。北斗は私があのＴシャツとスパッツを着るとシャンプーされると知っていたのです（笑）
左が普段着ていたＴシャツとスパッツ。右がシャンプー用Ｔシャツとスパッツ。それほどの違いはないですよね？シャンプー用のスパッツは６ｃｍほど短いとはいえ、違いに気が付かない人だっていると思います！
ワンコの目はそれほど良くないと思うのですが、どうやってこの二つを区別したのでしょうか？匂いだって洗濯すれば一緒ですよね。もう、本当に謎です～！！！
昨日の北斗。目力パッチリ♪
土曜日にお薬をいただきに動物病院へ行きました。
北斗の体重が９，４キロになったことをお伝えすると、先生はビックリされていました。でも、体重が少し増えすぎかも？と。今の状態だと８キロ台の方がよいのでは？とのこと… うーん…
甲状腺機能低下症で劇痩せしだす前は、年を取っても９キロはありました。だから、このあたりはオッケーかと思っていたのですが、体重増加は爆弾を抱える心臓への負担があるかもしれません。
９キロあたりに落ち着かせた方が良いのかも、と、今までドライフード（ホリスティックブレンド）一日量１２０ｇ（４０７Kcal）を１００ｇ（３３９Kcal）に減らすことにしました。ドライフード以外に茹で野菜と茹でた鶏レバーか鶏ムネ肉を少々、そしてレバスパンＡ少々を食しているので３５０Kcalくらいにはなるでしょうか。でも、これだと９キロの老犬の基礎エネルギー必要量（ＲＥＲ）３６４Kcal（計算方法はこちら＆参照記事はこちら）にも満たず、ホントにこれで良いのでしょうか？？？
これまで、脊椎の痛みがひどくなると食べられなくなるので、そのときに備えておきたいとも思って、せっせと食べさせていました。痛みはステロイドとステロイドサプルメントでコントロールしていました。そのステロイド。１/４錠（１ｍｇ）を隔日にしてから一週間。今日から完全に絶って、ステロイドサプルメントだけでやってみるつもりでいます。
食欲がどうなるかの様子をみながらのプチダイエット開始です。
でもでも、治療の効果があったとはいえ、１６歳のお爺ちゃんワンコがよく体重を戻したと思います。９キロ以上あったのが一年後には５，８キロまで減り、それから盛り返して半年後には９キロに戻ったのです。北斗が授かった生命力、そしていただく元気玉のおかげだとは思いますが、他にも色んな要因があると思います。甲状腺のお薬を飲みだして、しっかり食べれるようになっても、暫くは体重は増えませんでした。水分摂取に注意し、サプリも加え、徐々に増えだしました。私は、北斗にとっての体重増加の一番の立役者は「ブリュワーズ イースト＆ガーリック」だったと思います。免疫を高める効果と消化吸収を良くする目的で選びました。
本当に効果を実感したのは服用して２ヶ月以上経ってからではありましたが… 私はこちらで購入しています。ペット栄養管理士さんに色々と相談にのっていただけてとても助かりました。
さて。昨日は関西も入梅。だからというわけではありませんが（笑）梅仕事に勤しみました。
今年は小梅１キロを梅干に漬けました。１０％の減塩梅干です。８日火曜日に漬け、重しもせずとも一日でいい具合に梅酢が上がりました。１２日土曜日に赤紫蘇が手に入ったので早速、本漬け。
減塩だから黴が発生しやすく、本漬けした後の方が黴の心配が少なくなることを経験し、スピード本漬けです。小梅の梅干は初挑戦。重しなしでちゃんと漬かるのかにも挑戦です。
そして、赤紫蘇がたっぷりあったので、５０ｇで赤紫蘇ジュースを作りました。家にある材料だけで作れました。作り方はこちら。
味見すると… ハチミツの味と匂いがします。ハチミツが好きでない場合は、お砂糖だけの方が良いかもしれません。でも、色が素敵な爽やかドリンクで夏は良いですね♪
今日のふたり。笑ってしまいました。よくもまぁシンクロしているな、と♪
今日、北斗は無事１６歳２ヶ月になりました！
北斗自身の生命力といただく元気玉のおかげです。有難うございます。
写真は今日の北斗。ご飯を食べさせる前で眠そうな表情です。
体重はすっきりしたところで９，４キロ。すご～い！！！ひと月前から０，４キロ増えています～。最近重いなぁと思っていました。手首まで痛くなってきましたから…（汗）
先々週は鼻風邪をひき呼吸がしんどそうでしたが、それも良くなり好調かな？と思いきや、実は一昨日の朝、三度目の心臓発作を起こしてしまいました。
７時前、北斗の様子を見て、階下に降り５分後に戻ってくると、とても苦しそうな呼吸をしていました。慌てて「ニトログリセリン」を、と思いましたが、気付くのも早かったし、これまでの発作より小さい発作のように思えたので、いつもの薬「ニトロール」を飲ませました。ちゃんとお水で飲んでくれました。そして、３０分ほどで呼吸が落ち着きました。
その後は、朝ごはんもまぁまぁ食べてくれて、翌日からはしっかり食欲も戻しています。
しかし… ５分前まではなんともなく、まして寒いとかそんな状況でもなく、それでも心臓発作は起こるものなのでしょうか… 冬は要注意と思っていましたが。こんなに気候が良くなっていても老いた心臓は爆弾を抱えているのですね（涙）
今回で確信したことがあります。これまでの二回の発作とも右を下にして寝ているときでした。それが気になり、ずっと夜は左を下にして寝かせることにしていました。あの日は、たまたま５時過ぎに体位を変えたのです。そして発作。北斗の場合、夜は右を下に寝させるのは避けたほうが良さそうです。
それと、発作を起こすのは朝ということ。それも早朝ではなく７時頃～９時までの間。この時間帯も要注意です。
一年前の６月１１日の北斗です。少し体調が良くなったときに立って歩いた姿です。これが、北斗が自力で歩いた最後の姿かな…
でも、その後一年も頑張ってくれ、今日の月誕生日を迎えることができました。とっても頑張り屋さんの良い子です～♪
今日の北斗
北斗の鼻風邪も良くなりました。まだ少し鼻は詰まり気味ですが、食欲もバッチリです。色々とご心配いただき有難うございました。
昨日からステロイド１/４錠（１ｍｇ程度）を一日おきに服用させることにしました。ユッカインテンシブのみにできることが目標です。でも、無理はしません。
おまけの恐いお話しを…
５年程前、夫が（また夫！）北斗を散歩させているときのことです。
海岸沿いの小道に人やワンコがいないと、夫はリードを離して北斗が楽しそうに走るのをすぐ後からついていくことがありました。
その日も大丈夫と判断し、北斗について走っていたそうです。いつもは真っ直ぐ行くのに、なぜか北斗は右手の５～６段ほどの階段を上っていきました。
階段の上は、海を臨む広場でベンチが設置されていました。慌てて北斗を追って階段を上った夫が見た光景は、北斗が何かパクッと食べた瞬間でした。
「北斗っ！」と呼ぶと、満面の笑みを浮かべ、北斗は夫の方を振り向きました。そして、すかさず二つ目をパクッ。
ベンチにはおじいさんが座ってお弁当を食べていました。手にご飯を持ち、左脇に鶏の唐揚げが入ったおかずを置いて… 北斗がパクッと食べたのはその鶏の唐揚げだったのです！
おじいさん、呆気にとられて、ぼんやりと北斗を見ていたそうです。追いついた夫、笑っている北斗のリードを手に取り、「あ～、ごめんなさいね～。どうも～、失礼します～」と言いながらその場を逃げ出しました。
夫はそのとき、ぞ～としたそうです。散歩だから財布を持っていなくて、弁償することができなかったのです。おじいさんだったからか、反応がゆっくりで、だから逃げ出せたそう。もし、相手がおじいさんではなかったら…
帰宅後、その話を聞いた私…可笑しいやら申し訳ないやらで…
この場をお借りして… 「おじいさん、その節は大変申し訳ありませんでした」
２００４年１月の北斗 海を臨むベンチのある広場にて
同じく
元々水の嫌いな北斗、初めは海を恐がっていましたが、だんだん慣れて…
