ANDANTE 〜アンダンテ〜

海と犬と猫とローラーカナリアと

銀ちゃん オリエンテーションに参加する

2014-10-16 23:58:52 | 銀河のこと

       
       今日の銀河

今日、銀ちゃんを連れてちょこっとお出かけしてきました。
行き先は「犬会話教室」。

ご近所に銀ちゃんより3ヶ月ほど若くて銀ちゃんと仲良しの虎太郎(こたろう)くんというワンコがいます。
こたくんはとても繊細な子で、お母さんはそれを克服すべく、試行錯誤しながら色々なトレーナーさんから学んでいらっしゃいます。
先日お会いしたときに、新たな教室に通っているとおっしゃっていました。
そこは最新の動物行動学に基づくトレーニングを行なっていて、ワンコが出す「カーミングシグナル」に注目してしつけをしたり、社会性を見につけさせたり、問題行動を治すことを目的にしています。
興味があったので、まずはレッスンに用いられている本を分けていただきました。
次に、2週間前のことですが、こたくんのレッスンを見学させていただきました。

       
       「カーミングシグナル」 発行 エー・ディー・サマーズ

最近の銀ちゃんは、随分とお利口さんです。
無駄鳴きはしない、怪しいと吠えてもしつこくない。
私たちとのコミュニケーションも取れている感覚もあり、問題行動は何?と聞かれると、えーっと、と考えてリストアップするくらいです。
でもでも、よく考えると、やっぱり「こうあって欲しい」というところはあります。
それは・・・

(1)お散歩のとき、まだひっぱり癖がある。特に、うんをするまではグイグイ行こうとする。「引っ張ってる」と注意するとサッとオスワリするけれど、歩き始めるとまたまた引っ張り気味になる
(2)家族みんなで海に行くとなるとはしゃぎ過ぎる
(3)海に行く際、2号線とJR踏切で待つ時間が長くなるとだんだんイライラして、しまいには「キャン!」
(4)ワンコと行き交うとき、相手が敵意丸出しだと「なにおー!?」と反応する (相手が静かだとちゃんとスルーできる)
(5)どのワンコとも仲良くできるわけではない (私自身が銀ちゃんとワンコが触れ合うのを用心してしまう)
(6)ブラッシングがキライ 

年を重ねるとだんだん落ち着いてきて解消できるだろうと思うものの、今できることがあるなら、やっておきたい。
そういうわけで、先生に銀ちゃんを見ていただき、しつけ方法等をアドバイスいただきたいと思いました。 

       
       「ここ、何処なんだろう?」

まず、こたくんのレッスンを見学します。
おやつをあげながら首輪をつかむレッスンや、数メートル先にあるおやつをアイコンタクトを取れたら「よし」と言われてから食べるレッスン等々。

       
       こたくんのレッスン風景

次は銀ちゃんの番です。
先生とお話しながら申込用紙に記入していたら、銀ちゃん、先生に近寄ってペロッと先生の手を舐めたそう。(その瞬間を私は見ていませんでした)
先生によると、銀ちゃんから挨拶をしたそうです。「僕にひどいことしないでね」との意思表示だとか (@_@)
そして、色々とお話しました。色々過ぎて私の頭はウニ状態(汗)
一部を記すと・・・

・ワンコは苦手とすることを飼い主が理解してくれたとき、両者に「絆」が生まれる
・ワンコは本当は撫でられたりするのは好きじゃない
・「ウ~」と唸るのは、ちゃんと自分のキャパを示しているということ
・「ガウッ」と噛むのは、そのキャパを超えたから
・ワンコは人間の手の甲は怖いものではないことを知っているから、他所のワンコを撫でたい場合は手の甲で
・ワンコは運動能力がヒトに勝ることを知っている(遁走したワンコをローラースケートで追いかけ追いつき、以降、その子は二度と遁走しなくなったとの例には爆笑)
・「ヒトがリーダーでなければならない」は70年前に提唱されたもので今では古い考え
等々・・・
思い出せないことも多々あることが残念~(大汗)

上記課題(1)について、まだまだ引っ張るお散歩の対処法を教えていただきました。
(3)は、信号が変わるまで、踏切が開くまで、(銀ちゃんには構わずに)ただ待つ。あるいは周辺を歩かせて対処する。なるほど~。
(4)は、敵意を見せる相手に対する銀ちゃんの反応は、多分「ここは、僕の縄張りだ。騒ぐなよ!」と相手に忠告しているのだろう、とのこと。狭い道でやり過ごす方法もアドバイスいただきました。
(5)は、銀ちゃんはそれほどワンコ好き、ワンコに興味津々ではなさそうとのこと。なら、無理に触れ合わせるのは銀ちゃんにとってはストレスですねぇ。嫌な場合はちゃんと(笑)「ウ~」と唸るので、銀ちゃんとしては相手にきちんと気持ちを伝えているのだとか φ(`д´)メモメモ...
(6)はお尋ねするのを忘れちゃった~ (^_^;) 

それと、銀ちゃんは頭をまったく使わずに本能で行動しているので、知育玩具を使ってご飯を食べさせてみるよう勧められました。
銀ちゃんが頭を使っていない(考えていない)との指摘には驚きでした。
飼い主バカとしては銀ちゃんは頭が良いと思っていたから・・・
でも、実はそうかも~?
これまで銀ちゃんに考えさせる、なんてことを意識したこともなかったのです。
目からウロコ・・・
銀ちゃんにとっても私にとっても有意義なレッスンでした。

       
       「休憩中・・・」

嬉しいことがひとつ。
先生は銀ちゃんがしつけをし難い柴犬としては素直なとても「良い子」だと言ってくださいました。
私たちは「良い子」だと信じていますが、ワンコのプロに褒めていただくとやはり有り難い・・・
これも飼い主バカですねー(笑)

コメント (10)
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