猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

被災から一週間

2011-03-17 14:08:47 | 身辺雑記
     11日金曜日午後2時46分、三陸沖を震源とする想像をぜっする大地震がおきた。
     この大惨事をテレビで見た。
     津波が家を畑を車を道路を呑みこんでいく。
     津波の去ったあとの爪跡、街が消え、
     瓦礫の漂流する悲惨な光景だった。
     夢であってくれたらいいのだが……と一瞬。

     東京にいる孫娘からすぐ電話が入った。
     「mima家つぶれなかった」
     築100年近い家なので子どもたちも地震のたびに心配している。
     「ああよかった、だめだよ倒れるもののそばにいては」
     無事を伝えると安心した様子。
     リックに食べ物や水などつめ、コートを着ていつでも非難できるよう準備して
     母の帰りを姉妹で待っていた。
     赤ちゃんのとき西宮で被災したときの恐ろしさを聞いているのだろう。
     たまたま試験休みで学校は休校だったらしい。
     息子や娘から電話やメールが入って無事を確認した。

     茨城県の鹿島にいる弟と、弟の子供も仙台にすんでいる。
     連絡が取れず心配した。
     翌朝寝ているうちに連絡があり無事を確認した。
     そのときの気持ちを思うと…
     まだ家族と連絡の取れていない被災者の皆さんはどんなに心配していることだろう。

     被災地の方のことを気遣いながら何も手につかず6日間が過ぎていった。
     テレビの震災の情報を胸がつぶれる思いで見ているが、ただただ祈る以外すべがない。
     それでもここには普段どおりの日常の暮らしがある。
     被災地の皆さんに一日も早く日常の生活が戻りますように。
     わたし達一人一人にできるどんな些細なことでも精一杯おこなって助けになりますように。

     また、福島第一原発が地震で深刻な事態に陥っている。
     最悪の事態を防ぐためにたくさんの方が懸命に努力している。
     どうか最悪の事態にならないよう祈ります。