猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

月はとってもきれいだった

2015-09-26 22:57:55 | 身辺雑記
夫が曼珠沙華の群生が見たいといいだした。
桜の名所になっている小高い公園の斜面に曼珠沙華の群生がある。
庭の曼珠沙華はすっかり花を落として茎だけが伸びている。
たぶん花は終わっていると思ったが、買い物がてら散歩にでた。
あんのじょう斜面は綺麗に刈り取られていた。
斜面の上のほうに枯れかけた何本かの曼珠沙華が残っていた。
燃え立つような赤ではなく、今にも朽ちていくような黒ずんだ赤。
夫に前から誘われていたが、体調がよくなかったので断った。
あの時一緒に来てあげればよかったと悔やまれた。
すっかり夕暮が迫ってきた。
「今日は雲が多く夕焼けが見られなくて残念ね」
「朝焼けもきれいだよ」
「みたいな、起こしてよ」
「無理だろう、可愛そうで早く起こせないよ」
「だいじょうぶ起きられるわ」
たわいもない会話をして、夕空を見上げていると月が光りだした。
これから夜空をみるのが楽しい季節になった。

  

  

  

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