2016/07/05 Tue.
門の屋根から椿の木にクモの巣がかかっていた。
細いほそいクモの糸に無数の雨滴が光っていた。
空を見上げると絹糸のような雨がふっている。
それまで雨が降っているのに気が付かなかった。
クモの糸に舞踏会に着るドレスに煌びやかな宝石が燦然と輝くネックレスを想像した。
素敵な美女と紳士がドレスの裾をひるがえして、ダンスをしている場面が一瞬脳裏をかすめた。
わたしは中世の衣装に心惹かれる。
そのころの映画を好んで観る。
この時代に生きていたら……想像の翼が広がる。
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