猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

春雨の朝の庭

2014-03-01 12:49:40 | 身辺雑記
  モミジの細い枝に小さな水玉がついていた。
  春雨の朝。
  ダイヤモンドのようにきらめく水玉。
  水玉が重さで地上に落ちる、まるで小さな白い花びらが風に吹かれて舞っているようだ。
  幽玄の世界に浸っていると、いつのまにか夫がきて庭を眺めていた。
  「このあたりに昔は門があったなぁ」
  嫁いできて門扉に手をかけたときの重みがよみがえってきた。
  モミジに向けてシャッターを切る。
  辺りが静かなので思いがけなく高くカシャッと響く音。
  「この飛び石は次女と並べた、長女はよく庭で草花の世話をしていた」
  夫の回想はまだ続いている。

    

    

  春はそこまで
  
  椿  侘びすけ   
    

     ワリンガーベル   
    

  沈丁花 
    

  折れたクレマチスを玄関に飾る         
          

              
  ご訪問ありがとうございます。
  ランキングに参加しています。
  応援よろしく。
 
  
  にほんブログ村 ライフスタイルブログ スローライフへにほんブログ村
  



  

最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (imi)
2014-03-01 20:42:35
今晩は、imiで~す。
ご無沙汰してます。
沈丁花、うちも蕾が膨らんでますよー
庭中に広がるあの香りが待ち遠しいです。

「このあたりに昔は門があったなぁ」
「この飛び石は次女と並べた、長女はよく庭で草花の世話をしていた」
⇒お庭は時の流れと共に変わりますよね。
うちは今の家に住んで11年と浅いけど、家を建てた当初と随分と庭の趣が変わりました。
画像を整理するたびに思い出と懐かしさがこみ上げてきて
整理が中断(笑)

このモミジさんはmimaさん家族をそっと長年見守ってくれてたのかしら?
お庭には思い出がいっぱい詰まってますね。
春はもうすぐ、暖かくなるのが待ち遠しいですね。

返信する
Unknown (ROUGE)
2014-03-03 17:34:01
御結婚されてからずっと同じ所にお住まいなんですね。
思い出が沢山ですね(*^_^*)
お嬢様方もお花がお好きなのはお母様譲りでしょうか(笑)

沈丁花、咲くの楽しみですね。
あの香り大好きです。
返信する
imiさん、こんにちは (mima)
2014-03-08 10:04:47
春はもうそこまできているはずなのに。
寒い日がつづいています。
今朝など、厚い氷が張りました。
でも、バラもそろそろ芽をふくらませることでしよう。
思い出の庭に早く春がくるとことを待ちわびています。
返信する
ROUGEさん こんにちは (mima)
2014-03-08 10:20:01
春の庭でときめきのガーデニングができるのももうすぐですね。
雨が降ったので庭の土が黒くなりました。
やわらかな黒土に雨がしみこんでいきます。
春を呼ぶ雨にめざめた土の中で、バラも春の準備をしていることでしょう。
そんなことをかんがえながら洗濯ものを干しました。
返信する

コメントを投稿