金沢市民芸術村でちょっと変わった催し物がありました。
「絆 帯結び展」
金沢近郊の着物愛好家の方や金沢きもの学院の方が主催されているそうです。
今回は帯の結び方についての展示会でした。
芸術村の中にある古民家「里山の家」では、さまざまな帯が展示されていました。
もちろん着物もとっても綺麗です。
着物には和傘がとっても似合います。
もう少し軽かったら日傘にしてもお洒落ですね。
こちらは僕のお気に入りの帯と着物(笑)
落ち着いた色なんですが、とっても華やか。
と、帯を見ていたら友禅の藤藁さんがいらっしゃいました。
久しぶりにお話しすると、なんでもこれから2階で帯結びの実演をするとか。
それに奥さんとお子さんがモデルとして参加しているとのこと。
ということで、一緒に見に行きました。
写真はほとんど完成に近いです。
帯の長さ、柄を考えながら、折ったり、畳んだり、ひねったりといろんな技を駆使して見事なカタチに仕上げていくんです。
これは見てて飽きなかったですね~
習おうかと思ったくらい(笑)
こちらは金糸を使った帯ですね。華やかでいいです。
こちらの女性はこれから結婚式の披露宴に出席されるそうで、ちょうどよかったですね(笑)
しかもこんなに素敵に仕上げてもらって。。ラッキーです。
こちらは花嫁衣裳の帯です。
昔の帯はちょっと短くて細いらしく、華やかな結び方は難しいと思いますがそれでもこんなに艶やかな結びになっています。
さすが先生ですね。
帯は基本的な結び方があるそうですが、最後は結ぶ人のセンスなんですね。
これはかなり奥が深い世界です。
この実演はもっと街なかで開催してほしいと思いました。
外国や県外から観光に来ている人にも見て欲しいし、もちろん市内に住んでいる人にも見て欲しいと思います。
どこかでいい企画がないかなあ。