民宿本間のブログ

世界自然遺産知床羅臼から情報発信 

寒いね・・・・

2009-12-17 20:00:10 | Weblog
15日に次ぐ気温で-5.8℃の寒い中、今日は友人のご主人のお悔やみに

行って来た、朝早くに出掛けたので辺りはカリカリに凍り、見るからに寒い

光景であるが快晴の空に羅臼岳はくっきりと真っ白に映える。

道々一緒に行った友人と色々な話をして退屈は無かった。

三7日をもう直ぐ迎える友は、胸が痛いと自分の車で病院に行ったきり

帰らぬ人となったご主人と最後の話は「胸が痛いから病院に行って来る」と


言う言葉が最後の会話で、病院から電話が来て駆けつけた時には息を

していない状態だったと言う。

何が何だか分からぬまま、点滴のチュブガ沢山であり頭は真っ白

本当に手が掛からぬままの旅立ちの様子が良く分った。

何時もの状態と違う事は何が有ったのと訊ねると「異常なほどに甘い物を

食べたがったし、やっと此の頃水が体にとって大事と言う事が分ったようだ

それに気が付いたときには、もう遅かったんだね」

「心筋梗塞が病名ですが、一気に私の前から居なくなったの」と彼女は語った

「ご主人は最後まで奥さん孝行だったんだね」と話しながら写真を見ると

やさしく笑っている御主人が居た、良い笑い顔がとても印象に残った。

世の旦那様、煙草もお酒も甘い物も、度を過ぎると今回のように、あっと

思った時には既に手のつけようが無い等と家族に人生を狂わす事に

なりかねません、誰もが最愛のご主人や奥様を亡くされて幸せなどと思う

人は誰もいません、何時までも幸せな家庭を描いて人生設計をたて計画

を持っていた筈です、お互いに健康に気をつけて夫の事、妻の事を思いやり

人生を全うする事が本当の幸ではないかと私は思います。