民宿本間のブログ

世界自然遺産知床羅臼から情報発信 

顔を見てホッとした・・・・

2012-11-25 22:31:02 | Weblog
今日は朝の内に加工をしておいたホッケが干せたので真空パックをして冷凍作業をして二人で義弟の見舞いに中標津へ行く。

日曜日なので見舞いのお客さんが多く両親や兄弟知り合いの方などに訪れる方が多く見受けられる。

私達が出かけるのが遅かったので病院へ到着したのは2:00頃部屋に入って行くと義弟は点滴をしながら起きていた。

「如何した」「うん」とばつの悪いような顔をして「やっちゃった」と言って私の顔を見たが元気なのにホッとした。

どんな状態だったか聞いたが「あっと思った瞬間捲かれていた、やる時はそんなもんだね」「複雑骨折で骨が飛び出たと

言うのでどんなんだったかと心配していたんだよ、お父さんなんか吃驚してしまい頭を抱えて座り込んでしまったよ」

「一回手術はしたが腕が腫れて腫れが治まらず先生が様子を見に来る度に腫れが治まらないのを気にして筋肉の圧を測ったら

圧が上がり過ぎて腫れが引かないのが分かり再度手術のやり直し、再手術も無事に終わりやっと腫れが引き始め今日は

だいぶ楽なんだ」「でも手が腫れてるね」「こんなもんじゃなかったんだもの」「救急車で来たのに随分手術の時間まで

待たされたんだね」「救急車で来たんでないんだ、何処がどうなったのか知らないけれど自分の車で行ってくれと言われて

社長の車で送ってもらったんだもの」「如何して救急車が出なかったの??」「解らないよ骨が出てるのを先生は

見てるんでしょう」「レントゲンも取ったし羅臼では手術が出来ないからと言って中標津へ行くように言われ転書と連絡は

して置くからと言う事だったが転書を持たずに慌てて走り途中から戻って取りに行って病院へ到着したが一般の外来患者

を待たせて先に診察が出来ないと言って見て貰うまで4時間待たされたんだ、それから手術まで又4時間痛み止めをしながら

待ってやっと手術だもの」「如何して救急車でないの可笑しいよね、自家用車代わりに救急車を使う人がいるのに怪我をして

居る処か骨が飛び出していると言うのに救急車を使えないと言うのは可笑しいんではない納得いかないよね、先生は腕が

腫れあがっているのを見ているの」「見ているよ」「病院で上着も着て居る物は全部切開したんだし骨の飛び出ているの

も見たんだよ、そこでどんな判断をしたのかね、ここでは切れないと結論を出したんだから可笑しいと思わない」

一番恐ろしいのは感染症だ、破傷風にでもなったらどうしょうと皆が思って居るのにそれを聞いて本当に吃驚した。

救急車を2台にした理由は怪我や病人の搬送をいかに早く命を大切にしたいと言うのが町側の説明で有ったが、こんな

大怪我をしている状態なのに自家用車で行ってくれと言う対応は弱者の味方のはずの救急車を使われないと言う事には

到底納得のいかないものである。

複雑骨折の方は骨を寄せ集めボートで繋ぎ合わせて骨の付くのを待つより仕方がないが、一つ間違うととんでもない事に

成りうる今回の事故~~~~本人の顔を見て本当にホッとしているのが実感である。


冬の羅臼観光はシャトルバスが良いさ

■バス名称:「ウトロ・中標津空港・羅臼号」

■運行期間 平成25年1月26日~3月3日 ※毎日

■運行区間 ウトロ温泉=道の駅=中標津空港=道の駅=ウトロ温泉

■乗車料金 1区間3,400円、2区間3,500円

■乗車方法 乗車する日の2日前までに下記に電話予約

→エクスプレスバスセンター 0152-45-5665(月~金曜9:00~17:00)

■支払方法 中標津空港かウトロ温泉ホテルにて(電話予約時指示有)

冬は「根室・中標津空港」(通称:知床空港)からの
直行バスが運行しますので、ぜひご活用ください!

中標津空港     14:30発
道の駅知床・らうす 16:00着

道の駅知床・らうす 11:30発
中標津空港     13:30着

羽田-根室・中標津(知床)を結ぶ飛行機にぴったり接続!


知床ウトロ地区の直行便も走ります!

ウトロ温泉各ホテル  9:00発
道の駅知床・らうす 11:15着

道の駅知床・らうす 16:15発
ウトロ温泉各ホテル 18:15着

ウトロ宿泊の場合でも、バス1本で羅臼の
流氷&ネイチャークルーズを体験しに来れます!
詳細は、後日、
昭文社まっぷるガイド、EASTHOKKAIDOで
紹介されますので、お見逃しなく。

本日大漁満足


本日の羅臼港。漁船から連日沖合にはカマイルカの大群がいるとの連絡が有ります。現役の船頭達も今迄見たことのないくらいの
大群だそうで五百頭超えるのではないかとの事です。羅臼沖ではカマイルカはあまり頻繁に見ないイルカなんですが連日漁船が目撃するのもたいへん珍しいことです。
カマイルカにはエサがあり居心地が良いのでしょうがかたやイカ釣り漁船にはイルカやクジラ達はイカの群れを追い払う大変厄介な生き物なんです。
漁船の近くにイルカやクジラがいると漁の有る船無い船の差が大きく出るんです!



漁の差が出たお蔭で大漁満足の顔は私の仲間の八寶丸の船頭です。かたや不漁で泣いてる船頭達もいるんですよ!



八寶丸の船内でのイカ詰め作業



イカ釣り船一隻五百箱の制限一杯の漁獲です。競り値は一箱5千円前後で取引され全国の水産加工場に出荷されていきます。



こちらは刺し網に掛かったイカの網からのイカ外しの模様です。イカ釣りやサケの定置網漁などど違い一匹ずつ網の目から外していきます
沢山のパートさんも来ています。大変手間のかかる作業です。雪降りの中黙々と作業を進めていきます。 私も若い現役漁師の頃は 
この様に仕事をしていましたが今では口は誰にも負けない位大変良く動きますが手先は全然だめだと思います!早い話が役立たたず!



元々はホッケ漁の刺し網なんですがこの様にイカばかりです。



市場内もイカだらけ



いつも沖合の風や波状態。シャチにイルカ。鳥などの情報をもらう吉定丸です。