散骨のルールと節度

先日、米ディズニーランドで散骨した人がいてアトラクション運行に支障が出た、という報道がありましたが、散骨の場合、周囲への配慮が足りないとこのようなトラブルになってしまう場合があるので注意すべきのようです。

墓地埋葬法では墓地以外での「埋葬」や「焼骨の埋蔵」を禁じていますが、"散骨は遺骨をまくので「埋葬」にあたらない" という考えが根本にあります。
この見解をめぐっていろいろな意見が交わされていますが、現状としては散骨には「節度」ある行動が求められていますので、詳しい人や組織に十分相談することが大切ですね。

散骨の課題について、過去の記事を検索してみました。

■「散骨」是か非か/ルールは (朝日新聞 : 2005年10月27日)

遺灰を海や山などにかえす散骨が広がり、それに待ったをかける自治体が出てきている。参入業者も増え、地域とのトラブル増加も予想される。
http://mytown.asahi.com/tokyo/news.php?k_id=13000138888880657

■「散骨」Wikipedia
[編集] 墓地、埋葬等に関する日本の法律との関係。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%A3%E9%AA%A8


個人的な所感としては、故人の方の思い出の地にご遺骨をまかれること自体は素敵なことだと思いますが、まかれる地域住民の方のことを考えるとやはり、難しいテーマだと感じます。

ちなみに「散骨」と「樹木葬」は大きく異なります。


話は変わりますが、今夜23時よりNHKで
にっぽんの現場「“天国への引っ越し”手伝います ~東京・大田 遺品整理会社~」という番組が放映されるようです。
どんな内容なのでしょうか。
http://www.nhk.or.jp/nippon-genba/yotei.html



 神崎洋治
 樹木葬専用ガーデン墓地「千の風みらい園」のページもご覧ください。
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