夏がくれば思い出すのが尾瀬なら、
大掃除の季節である冬になると
思い立つのが地図の整理だ。
地図も情報発信ツールのひとつであり、
古い物は更新と新しい地図を買い
古い地図は処分・捨てると、
頭では理解しているのだが。
これがなかなか実現しない。
特に捨てる方は、どうにもダメ状態。
お陰で部屋にはかなりの量の地図がある。
だが今冬は近所のリサイクルショップで、
これは地図の整理に最適かもと感じた
ラックを発見し、衝動買いしてしまった。
今年こそは、整理に取りかかるか。
ついに重い腰をあげることにした。
ところが一向に片づかない。
もうボロボロの1枚には、よくぞ今まで
残っていたと、捨てるに忍びない。
また別の1枚を手にすれば、
そうそうこの登りは、下る際にはと
出かけた当時の思い出にひたってばかりで、
まったく整理は進まず、いたずらに
時間だけが経過してゆく。
これではいかんと、心を鬼にして
必要最低限の地図のみ新しいラックへ、
その他は捨てると、分類を試みる。
地図だけでは安定が悪そうなので、
ラックの下の段は書籍に変更するなど
微調整の末に、ラックはいっぱいとなった。
ずいぶんスッキリした。あとは、
捨てる地図をゴミの日に出すだけである。
しかし、整理を決行した日からかなり経過した
本日も、部屋の片隅には、予定であれば
もうあるはずのない“物”がある。
だめだ、やはり今年も捨てられない。
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