日本一小さい山脈、櫛形山脈
(JR中条駅~関沢~櫛形山~鳥坂山~白鳥山~JR中条駅)&塩の湯温泉
「タクシーに乗るべきだったかな」。
少し後悔しつつ、その日は歩いていた。
ここは新潟県の胎内市。日本で一番小ぶりな山脈である
櫛形山脈からの帰り道、山の汗は
ひと風呂でと温泉へと向かっている。
「駅の脇の道から線路を渡り、
後は、ひたすらまっすぐ」。
資料では、駅からタクシーとなってはいたが
とてつもなく遠いというわけでもないので
ここは節約、ケチに徹しますかと徒歩とはしたものの
単調なこともあり、スピードは一向に上がらない。
「ウォークもいいが、ランでも楽しそうだ」。
山での行動は、朝、JR中条駅をトボトボとスタート。
そして途中の関沢から登山道へと入り、
櫛形山(568m)、ユズリハの峰(385m)、
鳥坂山(とっさかやま/438.5m)、
白鳥山(298m)を巡り、再びJR中条駅に戻って来た。
最近、このルートは“山駆ける”と
トレイルランのコースとして、つと有名だ。
実際に訪れてみると、自らはいつでも山はアンダンテ、
歩くようなスピードがモットーであるが、
足の回転が上がることも度々。
理由は、アップダウンが続くが
急な下りが多いせいか、ずっと下っているような気になること。
加えて足元が滑りやすいので
自然と足の運びはスピーディーに。
お陰でちょっとだけ
トレイルラン気分を味わうことができた。
「築地は、つきじと読まないのか」。
温泉にはまだ到着しない。しかし、出がけに
ここを過ぎれば、もうひと息だと
チェックポイントにしていた築地を通過。
しかし東京とは異なり、こちらは漢字は築地でも、
読み方は「つきじ」ではなく「ついじ」。
よく見ると地図にもルビがふってあった。
もっと読図は、しっかりとしましょうである。
「間もなく海、そして」。
JR中条駅を出発して、すでに1時間を過ぎた。
もうそろそろと感じた矢先に
お目当ての温泉の看板だ。
それでは、山の汗を
海を眼前にした温泉で
さっぱりと洗い流すといたしましょうか。
とりあえず、帰り道のことは忘れて。
「では、駅へと戻りますか」。
温泉を出て再び往路を戻る。
途中、築地周辺にさしかかると、
クラブ活動を終えた学生さんたちと遭遇した。
そしてすれ違うたびに、こんにちはと
ご丁寧にも皆さんひと声、ご挨拶である。
元気一杯あり、どこかテレもあってか
ぼそぼそとなど、いろいろな声に
こちらも挨拶返しをしているうちに
パワーをいただきました。
現金なもので、
足どりも軽やかとなってきましたぞ。
今日は学生時代のテスト勉強や、
おっさんとなった今なら居酒屋のメニュー以外では、
とんとご無沙汰の“やまかけ”三昧の1日だった。
温泉と挨拶で喉が渇いた。途中に1軒だけあった
コンビニエンスストアで、ビールでも購入するか。
よし急ごう。こうなったら平地でも小走りだ。
《温泉について》
温泉名は「塩の湯温泉」。温度はかなり熱い。
そして温泉を口に含むと“看板”に偽りなしでまあ塩辛い。
また何となく油のようなにおいもする。
猫舌ならぬ“猫身体”の身のため、
湯舟につかるまでは
かなり時間を要したが、熱さもあってか
お湯から出ても身体ポカポカで、実に気持ちよし。
また塩分は強いが、ベタベタ感もない。
お値段は350円。
~2016(平成28)年5月2日(月)いつもよりは駆け足気味で歩く~
(JR中条駅~関沢~櫛形山~鳥坂山~白鳥山~JR中条駅)&塩の湯温泉
「タクシーに乗るべきだったかな」。
少し後悔しつつ、その日は歩いていた。
ここは新潟県の胎内市。日本で一番小ぶりな山脈である
櫛形山脈からの帰り道、山の汗は
ひと風呂でと温泉へと向かっている。
「駅の脇の道から線路を渡り、
後は、ひたすらまっすぐ」。
資料では、駅からタクシーとなってはいたが
とてつもなく遠いというわけでもないので
ここは節約、ケチに徹しますかと徒歩とはしたものの
単調なこともあり、スピードは一向に上がらない。
「ウォークもいいが、ランでも楽しそうだ」。
山での行動は、朝、JR中条駅をトボトボとスタート。
そして途中の関沢から登山道へと入り、
櫛形山(568m)、ユズリハの峰(385m)、
鳥坂山(とっさかやま/438.5m)、
白鳥山(298m)を巡り、再びJR中条駅に戻って来た。
最近、このルートは“山駆ける”と
トレイルランのコースとして、つと有名だ。
実際に訪れてみると、自らはいつでも山はアンダンテ、
歩くようなスピードがモットーであるが、
足の回転が上がることも度々。
理由は、アップダウンが続くが
急な下りが多いせいか、ずっと下っているような気になること。
加えて足元が滑りやすいので
自然と足の運びはスピーディーに。
お陰でちょっとだけ
トレイルラン気分を味わうことができた。
「築地は、つきじと読まないのか」。
温泉にはまだ到着しない。しかし、出がけに
ここを過ぎれば、もうひと息だと
チェックポイントにしていた築地を通過。
しかし東京とは異なり、こちらは漢字は築地でも、
読み方は「つきじ」ではなく「ついじ」。
よく見ると地図にもルビがふってあった。
もっと読図は、しっかりとしましょうである。
「間もなく海、そして」。
JR中条駅を出発して、すでに1時間を過ぎた。
もうそろそろと感じた矢先に
お目当ての温泉の看板だ。
それでは、山の汗を
海を眼前にした温泉で
さっぱりと洗い流すといたしましょうか。
とりあえず、帰り道のことは忘れて。
「では、駅へと戻りますか」。
温泉を出て再び往路を戻る。
途中、築地周辺にさしかかると、
クラブ活動を終えた学生さんたちと遭遇した。
そしてすれ違うたびに、こんにちはと
ご丁寧にも皆さんひと声、ご挨拶である。
元気一杯あり、どこかテレもあってか
ぼそぼそとなど、いろいろな声に
こちらも挨拶返しをしているうちに
パワーをいただきました。
現金なもので、
足どりも軽やかとなってきましたぞ。
今日は学生時代のテスト勉強や、
おっさんとなった今なら居酒屋のメニュー以外では、
とんとご無沙汰の“やまかけ”三昧の1日だった。
温泉と挨拶で喉が渇いた。途中に1軒だけあった
コンビニエンスストアで、ビールでも購入するか。
よし急ごう。こうなったら平地でも小走りだ。
《温泉について》
温泉名は「塩の湯温泉」。温度はかなり熱い。
そして温泉を口に含むと“看板”に偽りなしでまあ塩辛い。
また何となく油のようなにおいもする。
猫舌ならぬ“猫身体”の身のため、
湯舟につかるまでは
かなり時間を要したが、熱さもあってか
お湯から出ても身体ポカポカで、実に気持ちよし。
また塩分は強いが、ベタベタ感もない。
お値段は350円。
~2016(平成28)年5月2日(月)いつもよりは駆け足気味で歩く~
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