六根清浄、お山は晴天。 登って下って、どっこいしょ。

たまに書く、時々入力、気が向いたら、したためる。駄文満載、阪神裕平ことおやじぃ雅のアウトドア雑記帳。

においに誘われ「そば」をすすれば、突然「弁当」思い出す

2016-06-06 19:10:46 | Hungry?~喰らわねば帰れん
~5月某日、JR小淵沢駅にて~



山の行き帰りの際に、お世話になるJR小淵沢駅。
この駅には、食欲を刺激する“誘惑”がある。

それがにおい。

駅の改札を抜けると、すぐの場所に
立ち食いそばのお店があり、
いつも駅構内には美味しそうなにおいが漂っている。

これを無視することは至難の業、いやできない。

5月のある日も、そうだった。

山を歩いた帰り道、列車の乗換えのために
久方ぶりにJR小淵沢駅を訪れた。
乗り換えるだけなら、ホームで列車を待っていれば済み
においとも無縁だ。今回はそのつもりだったが、
列車の来るまで、まだ時間もある。それにトイレにもと
気がつくと改札の前を通過して、においの洗礼である。

後は推して知るべし。改札を出て
食券の券売機の前に立ち、迷わずいつもの1杯、
超ジャボサイズの鳥の空揚げがのった「山賊そば」の
ボタンを押していた。

慌てることも、急ぐ必要もないが
駅そば利用時の条件反射か、あっという間に完食。

いやぁ旨かったと、ごちそうさまの後は
せっかくだから駅前でもぶらつくかと思っていたら、
突然ある弁当のことを思い出した。

確か駅からも、そう遠くはないスーパーに
店舗限定で地元産の美味が詰まったお弁当が
販売されていたはず。今は第2弾と特におかずの
コロッケには大注目とかで、商品名は
「ささお弁当?」だったような。

時間を確認する。ただ今の時刻は夕方の5時少し前。
まだあるかもしれない、いってみるか。

駅周辺のスーパーといえば、かなり昔に利用したことのある
高速脇のスーパーに違いない。ヤマカンだが今日は山の帰り道、
“ヤマカン”も冴えているはずと、
腹ごなしの運動がてら、足を運んでみることにした。

店内の弁当や惣菜コーナーに到着。さっそく該当する
弁当はと探してみると、
「あっ、あった」である。

「当店限定販売」のPOPとともに、1個だけ残っていた。
ただちに弁当を手にレジへと急行。ミッションは無事に完了だ。

弁当の正式名は「星見里市(ほくとし)ささお村弁当」。
地域活性化を目指す地元の協議会と、スーパーを運営する
地元企業とのコラボレーション商品のようだ。

中身はウワサのコロッケ他、盛りだくさん。ご飯も紫黒米と、
そそられる。よし、帰りの列車の中で食べることとしよう。

スーパーから意気揚々と駅へと向かっていると、
少々小腹が空いてきた。いま一度、弁当を見る。
これだけでは、少々足りないような気がしないでもない。
そして改札前には“においトラップ”が
待ち構えている。

では列車に乗る前に、あっさりタイプの1杯でも。

JR小淵沢駅でSuicaが使えるようになって以来
この駅で列車に乗り込む前に求める券は、
乗車券ではなく、そばの食券となってしまった。

本日も、どうやら購入は食券となりそうだ。



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