牛臥山 728m~海上山 785.3m・最高地点800m~峠地蔵~板井原集落
(鳥取県八頭郡智頭町)
山の土砂が川に流れて、やがては海へ。
そして今度は、波と風にのり、再び海から陸へ、
海岸線に打ち上げられて、運ばれて。
それがいつしか積もって、たまって。
今では知らぬ者なし、日本一有名な’すなば”、
鳥取砂丘となったとさ。
めでたし、めでたしと締めくくりたいところだが、
へっぽこながら、これでも長年山歩きを趣味とする身。
鳥取砂丘の砂の供給源となったお山とはどんな場所なのか。
気になるなと思っていた矢先に、面白そうな情報と遭遇した。
これも何かご縁である。早速、出かけてみた。
めざすのは鳥取県の東南部、周囲は中国山脈の山々、
日本海に注ぐ千代川源流部の町、智頭町(ちづちょう)だ。
林業・スギの町、また宿場町として
古くから栄えたこちらには低山ながら、
のんびりと山での時間が過ごせるルートがある。
ルートの概略は智頭駅を起点に、昭和の景観が残る
伝統建築物の保存地区でもある板井原集落へと下る道だ。
資料ではアプローチにはタクシーとあるが、
毎度毎度ながら、今回も人力、歩いてゴーゴーだ。
林業の町らしく、登山道の周囲や見渡す山の風景は
手入れも行き届き、今風の言葉なら人と自然の共生というべきか
活気ある元気な山の雰囲気が続く。
アップダウンは、どちらも急ではあるが短時間、
普通に注意して歩けば、特に問題なしの快適な山道だ。
下山後も、また楽し。まず最初に出くわすのは、昭和30年代の板井原集落。
さらに歩を進めれば、今度は江戸時代。旅人や大名行列に出くわしそうな
宿場の面影が残る町並。また江戸の風情の先には現代だ。
レトロモダンな中学校の校舎他、さすがは林業が盛んな町らしく、
あちこちに、洒落た木造の建物を見ることができる。
美しく豊かな自然と、伝統や歴史の詰まった
智頭での山歩きを満喫したら、今度は“土砂”になったつもりで。
さすがに川を流れてゆくわけにはいかないので列車に乗って。
目的地は、例の“すなば”、いざ鳥取砂丘である。
そうそう、ついでに、あの“お店”にも立ち寄ってみますか。
〜2016(平成28)年7月7日(木)、
世間は七夕か、すると今日はそうめんでも食べるかと思いつつ歩く〜
(鳥取県八頭郡智頭町)
山の土砂が川に流れて、やがては海へ。
そして今度は、波と風にのり、再び海から陸へ、
海岸線に打ち上げられて、運ばれて。
それがいつしか積もって、たまって。
今では知らぬ者なし、日本一有名な’すなば”、
鳥取砂丘となったとさ。
めでたし、めでたしと締めくくりたいところだが、
へっぽこながら、これでも長年山歩きを趣味とする身。
鳥取砂丘の砂の供給源となったお山とはどんな場所なのか。
気になるなと思っていた矢先に、面白そうな情報と遭遇した。
これも何かご縁である。早速、出かけてみた。
めざすのは鳥取県の東南部、周囲は中国山脈の山々、
日本海に注ぐ千代川源流部の町、智頭町(ちづちょう)だ。
林業・スギの町、また宿場町として
古くから栄えたこちらには低山ながら、
のんびりと山での時間が過ごせるルートがある。
ルートの概略は智頭駅を起点に、昭和の景観が残る
伝統建築物の保存地区でもある板井原集落へと下る道だ。
資料ではアプローチにはタクシーとあるが、
毎度毎度ながら、今回も人力、歩いてゴーゴーだ。
林業の町らしく、登山道の周囲や見渡す山の風景は
手入れも行き届き、今風の言葉なら人と自然の共生というべきか
活気ある元気な山の雰囲気が続く。
アップダウンは、どちらも急ではあるが短時間、
普通に注意して歩けば、特に問題なしの快適な山道だ。
下山後も、また楽し。まず最初に出くわすのは、昭和30年代の板井原集落。
さらに歩を進めれば、今度は江戸時代。旅人や大名行列に出くわしそうな
宿場の面影が残る町並。また江戸の風情の先には現代だ。
レトロモダンな中学校の校舎他、さすがは林業が盛んな町らしく、
あちこちに、洒落た木造の建物を見ることができる。
美しく豊かな自然と、伝統や歴史の詰まった
智頭での山歩きを満喫したら、今度は“土砂”になったつもりで。
さすがに川を流れてゆくわけにはいかないので列車に乗って。
目的地は、例の“すなば”、いざ鳥取砂丘である。
そうそう、ついでに、あの“お店”にも立ち寄ってみますか。
〜2016(平成28)年7月7日(木)、
世間は七夕か、すると今日はそうめんでも食べるかと思いつつ歩く〜
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