守門岳(袴岳・1537.3m/大白川駅より徒歩、ピストン行動)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/4d/e84dcd3fad95d9ebdfad9572ba44b5b3.jpg)
東京行きの新幹線が、浦佐の駅に定刻通り滑り込んで来た。
平日でもあり空席が目立つが、あえてデッキに、
ゴミ箱の前にザックを置いて、
“よっこいしょういち”、いや、よいしょと座る。
ドアが閉まる。そして列車が走り出す。
次第に速度を増す列車。ではボチボチと、
プルトップに手がかかり、駅で購入した
冷えたビールを喉に流し込む。
いつの頃からか帰りの列車が新幹線となる折は、
込み具合に関係なく、
デッキで1杯というのが、恒例行事となった。
下山後のビールは、いつ、どこで飲んでも
それなりに美味だが、自身にとっては
とりわけ、この列車のデッキでのビールが
おいしく感じられる。
ゆれる、うるさい、絶え間なしの人の往来、
飲む場所としては悪条件ばかりだが、
かえってこのあたりが山へ出かけた気分を
高める要素に作用するのか。
理由はいまだ不明だが、まあ、それもよし。
旨いのだからしょうがないである。
飲みながら、これも毎度のルーティンワーク、
地図と手帳を取り出し、行動を振り返る。
例えばこんな風に。
今日のお山は只見線沿線にそびえる秀峰・守門岳。
ルートは只見線の大白川駅からスキー場経由で
ピストン行動。行きはずっと急登だったな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/83/0da1ff00bad5aab1ab17c88d6bfdbb48.jpg)
しかし途中から、ホールド、スタンス、三点確保と
手足を使う場所が連続するため、
単なる急な山道を歩くよりは行動がどこかリズミカルとなり、
意外と順調に進めた。ピークからの展望もグッド。
うっすらながら佐渡の姿も確認できた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/38/9d3df608fa3f57476f483c39214a0fa7.jpg)
ここでビールをゴクリ。ここでふと思った。
そうだ1杯を1枚と、写真に収めてみるか。
ただちに実行だ。ポーズを決めて、
シャッターを押そうする直前に列車がゆれ、
ビールがこぼれそうになる。
その瞬間、パシャである。お陰で仕上がりは
う~ん残念のひと言。列車のデッキとは、
ビールを飲むことと同様に、写真撮影にも
あまり適した場所ではないようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/16/0c8eda9d7d400e85e22f9a95815687ab.jpg)
列車のゆれは、停車駅に近づいたための
減速が原因だった。もう1枚撮ろうかと思ったが
下車する人が集まり出したので、またの機会に。
開くドアははこっち側か。
それでは乗り降りの邪魔になるので
立ち上がって、残りのビールを飲み干す。
手を伸ばし、空き缶を背後のゴミ箱へイン。
この後始末の手軽さが、唯一デッキでビールの利点かな。
〜2016(平成28)年10月17日(月)曇、時々晴、のち雨と、まさに何とか心の秋の空のもと、シンドイ、エラいと弱音はきつつ歩く〜
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/4d/e84dcd3fad95d9ebdfad9572ba44b5b3.jpg)
東京行きの新幹線が、浦佐の駅に定刻通り滑り込んで来た。
平日でもあり空席が目立つが、あえてデッキに、
ゴミ箱の前にザックを置いて、
“よっこいしょういち”、いや、よいしょと座る。
ドアが閉まる。そして列車が走り出す。
次第に速度を増す列車。ではボチボチと、
プルトップに手がかかり、駅で購入した
冷えたビールを喉に流し込む。
いつの頃からか帰りの列車が新幹線となる折は、
込み具合に関係なく、
デッキで1杯というのが、恒例行事となった。
下山後のビールは、いつ、どこで飲んでも
それなりに美味だが、自身にとっては
とりわけ、この列車のデッキでのビールが
おいしく感じられる。
ゆれる、うるさい、絶え間なしの人の往来、
飲む場所としては悪条件ばかりだが、
かえってこのあたりが山へ出かけた気分を
高める要素に作用するのか。
理由はいまだ不明だが、まあ、それもよし。
旨いのだからしょうがないである。
飲みながら、これも毎度のルーティンワーク、
地図と手帳を取り出し、行動を振り返る。
例えばこんな風に。
今日のお山は只見線沿線にそびえる秀峰・守門岳。
ルートは只見線の大白川駅からスキー場経由で
ピストン行動。行きはずっと急登だったな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/83/0da1ff00bad5aab1ab17c88d6bfdbb48.jpg)
しかし途中から、ホールド、スタンス、三点確保と
手足を使う場所が連続するため、
単なる急な山道を歩くよりは行動がどこかリズミカルとなり、
意外と順調に進めた。ピークからの展望もグッド。
うっすらながら佐渡の姿も確認できた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/6b/ad53ca4810d573af15de75b7cc145d95.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/38/9d3df608fa3f57476f483c39214a0fa7.jpg)
ここでビールをゴクリ。ここでふと思った。
そうだ1杯を1枚と、写真に収めてみるか。
ただちに実行だ。ポーズを決めて、
シャッターを押そうする直前に列車がゆれ、
ビールがこぼれそうになる。
その瞬間、パシャである。お陰で仕上がりは
う~ん残念のひと言。列車のデッキとは、
ビールを飲むことと同様に、写真撮影にも
あまり適した場所ではないようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/16/0c8eda9d7d400e85e22f9a95815687ab.jpg)
列車のゆれは、停車駅に近づいたための
減速が原因だった。もう1枚撮ろうかと思ったが
下車する人が集まり出したので、またの機会に。
開くドアははこっち側か。
それでは乗り降りの邪魔になるので
立ち上がって、残りのビールを飲み干す。
手を伸ばし、空き缶を背後のゴミ箱へイン。
この後始末の手軽さが、唯一デッキでビールの利点かな。
〜2016(平成28)年10月17日(月)曇、時々晴、のち雨と、まさに何とか心の秋の空のもと、シンドイ、エラいと弱音はきつつ歩く〜
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