第三話「虎の遺産」

ナオトは高岡と共に
富士の裾野にある
秘密訓練場に向かう。
そこは初代の
タイガーマスク
伊達直人が使っていた
場所だった。

3年前、
『ジパングプロレス』の
エース藤井大助が
虎の穴のレスラー
イエローデビルによって
引退に追い込まれ、
団体は潰された。
練習生だったナオトは
行き場を失ったが、
高岡に導かれ、
ここで伊達直人の
遺産を受け取り、
新たなタイガーマスクと
なったのだ。

タクマは
父親である藤井大助が
リハビリを続ける
療養所を訪れていたが、
声はかけられなかった。
自分が今、
虎の穴のレスラー
タイガー・ザ・ダーク
だからだ。

タイガーマスクを倒すべく、
赤き死の仮面
レッドデスマスクが
来日する。
流血のような赤き姿で。


ついに語られる
3年前の戦い。
ジパングプロレスが
解散になった経緯と
ナオトを導く高岡の正体。
そして、タクマが
虎の穴へと
落ちていった理由。

･･･あれ、私このアニメ
とっても面白いと
思うんですけど
皆さんはどうですか？
想像していたよりも
はるかに良い流れです。

次週はいよいよ
赤き死の仮面と対決!?
ウムム、気になります。



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今週のワールドプロレスリング 2016.10.15

＜10月10日　両国国技館＞
■テレビアニメ
「タイガーマスクＷ」
放送記念スペシャルマッチ
タイガーマスクＷ　
VS　レッドデスマスク

アニメから飛び出した
正体不明のレスラー。
こういうワクワク感、
大切ですよねぇ。
個人的には
ノアに参戦した
ムシキング・テリー
以来の衝撃です。

期待感を煽っただけに
中の人の動きが
大事になってくるわけですが
タイガーマスクWは
ダイビング技の華やかさも
精度も抜群で文句ナシ。

次回は1.4
東京ドーム大会に
参戦が決定しましたが
次の試合も
本当に楽しみです。

正体はわかりませんが
このタイガーなら
きっと相手がホウキだろうが
空気人形だろうが
スゴイ試合ができることと
思いますよ。


■東京ドーム
ＩＷＧＰヘビー級王座
挑戦権利証争奪戦
権利証保持者
ケニー・オメガ　
VS　後藤洋央紀

G1の決勝戦と
同一カードですが
個人的には今回の方が
圧倒的に面白かったです。

東京ドームのメインが
オカダvsケニーで
大丈夫なんだろうかと
不安に思っていたりも
したのですが
この試合を見る限り
問題はないでしょうね。
最近のケニーの試合は
本当に面白いです。
IWGPJr.王者時代とは
エライ違いですね。

一方の後藤。
またも頂に立つことは
叶いませんでした。
･･･が、今の後藤なら
ファンも後押しして
くれるんじゃないでしょうか？
ライガーの
「一番になれ！」が
グッときました。
来年こそは･･･主演だ！



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Mr.しも、次戦の相手は菊タロー！

ほっこりプロレスの
Mr.しもの
次の試合の対戦相手が
アキバプロレス主催者、
菊タローに決定した。



相変わらず
見分不相応なレスラーとの
対戦を希望していた
Mr.しもだが
ほっこりプロレス代表、
北畠社長の
リストラを臭わせる発言に
態度を一変。
勝利という結果を
残さないことには
自身の居場所が
なくなってしまう可能性が
浮上してきたのだから
Mr.しももワガママを
言ってはいられない。



「勝算のあるレスラー」として
Mr.しもが
白羽の矢を立てたのが
フリーとして活躍する
菊タローだった。
エンターテインメント路線の
ファイトスタイルで
人気を得ている菊タローは
Mr.しもがこれまで対戦した
実力派のレスラーと比べると
異色のキャラクターの持ち主。
笑いのセンスは
相当なものだが
プロレスの技量となると
未知数である。

「オレの対戦相手としては
　少し物足りない
　相手ではあるよね。
　はっきり言って
　負ける気がしない」

「でも、悲しいけどこれ
　プロレスなのよね。
　きっちり勝って
　ファンと北畠社長に
　しっかりアピールする。
　今回はアレだ、
　『置きに行く』よ」

勘違いの上から目線は
相変わらずだが
今回は相手が相手なだけに
信憑性もいくぶん
増しているようにも
思えるが･･･!?



敗戦続きで
ほこプロの看板に
傷を増やしてきたMr.しも。
菊タローとのシングルマッチで
実在レスラー相手に
念願の初勝利、なるか!?

　　　　　　　　　　　　to be continued...



★Mr.しもの中の人の裏話★

Mr.しもの今回の
対戦相手は菊タローです。
この菊タローは
フレンドさんがくれたもので
いつか対戦してみたいと
ずっと思っていました。

よくMr.しもは
「わざとふざけている」と
思われがちなのですが
一応、私の設定では
オーソドックスなスタイルに
悪知恵や小細工を挟みこむ
キャラクターだと
定義しています。
結果的に
「笑われている」のであって
意図的に笑いを生み出す
菊タローなどの
エンタメ系レスラーとは
実は似て非なるもの
なんですよね。
そこは私がムダに
こだわっている部分です(笑)



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