郵便屋サン。

2005年09月09日 | Weblog
暑いです。
“台風が往く頃は、涼しくなる”
という名曲もありますが、
まだそれには早いのでしょうか。暑いです。

そういえばもうちょっと夏の盛りの頃、
汗だくの郵便屋さんが封書を持って来がてら
お店でお茶していかれました。

うちのお店は喫茶店ではありませんが、
たま~に店内のプチ縁側を利用して一息ついてもらったりします。

日本中のお家に、大切な人からの手紙やら大切な書類やらを
頑張って運んでくれる郵便屋さんへのご恩返し。

しっかり休憩され、すっかり元気になってお店を後にする郵便屋さんを
頼もしい気持ちで見送りました。


三田風月堂(Y)
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輝きのある人。

2005年09月09日 | Weblog
この間の話をしましょう。
それはとってもお天気の良い日で、
お店にいらしたのはとっても美人なおばあさんでした。
ものごし柔らかで品がよく、
“素敵な人生を歩んでこられた方なんだろうなぁ”
と、うっとり眺めてしまうような方でした。

いくつかのお菓子を包んだ後、
少しの間ゆっくりお話をしました。

“千代田町には久しく来てなかったから、懐かしいです。”

今となっては開いているお店もだいぶ減って
人通りの少ない商店街ですが、
昔、この壬生商店街にはズラリとお店が軒を連ね、人々が行き交う、
それはそれは活気がある商店街だったらしいんですが、
彼女はまさに“その時代”をここで過ごされたんでしょう。

会話も終わりおばあさんがお店を後にするのを見送りました。
おばあさんが道路の調度中央車線に差し掛かった頃、
おばあさんの表情が明らかに変わり何かに対して声を上げました。
彼女の目線の先には同じくらいの年代の女性。
お二人は互いに駆け寄り抱き合いました。

あとで抱き合っていたその女性がお店に入って来られて聞いたのですが、
お二人は親友で、この再会が何十年かのことだったそうです。

ひとりひとりがそれぞれ、色々な生活を重ねながら時を過ごしていく。
それが続いたものが人生。
出会いもあれば別れもあって、
でも別れたとしても、重なっていく時間と時間のどこかでタイミングが合い、
偶然大切な人と再会したりする。

その再会の場がちょうど我が家の前だった。

おばあさんのこれまで過ごされてきた人生とか大切な人とか、
なんだか勝手に想像してしまい、うっとりと幸せな気持ちにさせてもらいました。


三田風月堂(Y)
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我が家の天使。

2005年09月09日 | Weblog
裏の庭でおばあちゃんがなにやらしています。
木漏れ日を浴びてとても素敵です。
店だし-朝一でケーキを作っていっせいにお店のショーケースに並べる作業-を終えた私達はダイニングにてティータイムの最中。
おかあさんが

“おばあちゃん・・、羽が生えてない?”

目を凝らしてみたら、ホント。
おばあちゃんの背中のちょうどいい所にちょうちょうが一羽。

なんとも平和なティータイムとなりました。

                三田風月堂(Y)
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