フール・ドゥ・アッシュへ

今日は友達に会いに大阪へ行きました。
パンの話で何時間でも語りあえるパン好き美容師。
最後に会った時は妊婦さんでしたが今は出産を終え母となってるわけで
東京から大阪への引越しもありこの１年でものすごい変化をとげてるわけで
って北の国からみたいなくだりになってますが
そんな友に会っていろいろお話しがしたかったわけです。

で、大阪といえば『フール・ドゥ・アッシュ』。
もう絶対行こうと心に決めておりました。
彼女も大阪に来て唯一好きなお店だそうです。
ぜひ食べてみて欲しいと大絶賛しておりました！



いきなりビルの並びにあってちょっと意外でした。
なんとなくビルとは離れた場所こじんまりとあるのかと思ってたのでね。
中に入ると販売スペースが長いカウンターになってて
そのカウンター越しにあるのが厨房というものすごいオープンスペース。
普通だったら販売スペースをもっと広くしそうなのに
厨房が広いこと広いこと。
背の高いものが配置しておらず本当によく見えます。
ここまで見せるオープンキッチンのパン屋ってのは私ははじめてかもしれません。
これならパンを作りながらお客さんの顔が見えるし
お客さんからは作り手がとても身近に感じることができて
すごくいい関係が築ける気がしました。

そしてとってもおいしそうな美しいパンたちがずらりと並んでます。
本当にどれもこれもおいしそう。
できればすべてを味わいんだけど京都にもパン屋があるし
実は昨日も買ってるし、おいしく食べてあげないと失礼だしなぁと悩む私。
とりあえず二人でいろいろ買って半分ずつ食べることに。

ここはフルーツを使ったものが多い気がしました。
よく独創性を出そうと無理な組合せをして失敗しちゃう場合があるけど
ここは成功バージョンですね。



どれも名前を忘れてしまいましたが
この左のがすんごくおいしかったです。
りんごがたっぷり入ってて生地がかりっとつややかで
もうめちゃおいしい。
こうゆう生地好き。

真ん中はココナッツのパン。
右のは中にバニラビーンズ入りのカスタードがたっぷり。



写真がいまいちですが、左のがマンゴーとクリームチーズのパン。
生地にはドライマンゴーを練りこみ
フレッシュなものをクリームチーズにはさんでます。
友達が絶賛してたパンです。
まじでうまー。

右のはブルーベリーがブリオッシュ生地にのっていて
ブルーベリーのフレッシュ感がたまらない甘めのパン。

奥のはアンチョビ。
もっと薄くスライスして食べたいですね。
しょっぱくておいしいです。



そしてこれ、やばいです！
くるみ、カシューナッツ、アーモンド、ピスタチオ、栗などたくさんの木の実が
生地との比率が1対1くらいなんじゃないかってほどごろごろ入ってる
はちみつのライ麦パン。
こううゆのすっごく好き！

本当はバゲットも食べてみたかったんだけど今回はあきらめました。
次回の課題にとっておきます。

いやいやマジでアッシュのパンはすごかった。
見た目がまずものすごくそそられるし
食べるとまたそれ以上においしいの。
絶対またくるよー！

*****

パンもおいしいしお話しも盛りだくさんでもうあっという間の時間でした。
赤ちゃんにも会いたかったけど、だんなさんが見てくれてるそうです。
母にとっては貴重な自分の時間ですからね。

パンに興奮しつつもかなり深い話しをしました。
子ひとり産んだ人の言葉には非常に重みがありました。
何かがあってもそれをうけいれることのできる強い精神の持ち主。
その細い体からはとても想像できないくらい力強いパワーを持っていて
まさに昨日見た竹のよう。
「時は流れてるのではなく刻まれてる」といったその言葉にハッとした私。
本当に今日は会えてよかったです。
すごくパワーをいただいたよ、ありがとう。
また遊びにいきます。