第1回試し焼き

老体にムチを打ちすぎていた旧オーブン。
蒸気がでなくなったのはもう何年も前のことで
突然止まったりちょっと怖いことが続いたので
そのうち爆発するんじゃないかと少々おびえておりました。
予熱もすんごく時間がかかるし、かと思えばすぐに熱が下がる。
結構問題点が多すぎて、もう買い替え時かなーと
思い切って新しいものに買い換えました。

念願の石窯オーブン。
早く焼きたくてうずうずしながらこの日を迎えました。



第1回目のパン焼きがこれです。
もうびっくり！全然違います！
釜伸びがすばらしい！



気持ちがいいくらい、負担なく上へ上へと伸びてくれるし
自然とクープも開いてくれる。
もう勢いが全然違う！
本当にオーブンでこんなにも違うかとびっくりです！

蒸気がホントに大事ってことが証明された瞬間です。
今までのオーブンは蒸気が出ないから
たくさん霧吹きを吹かないといけなかったんだけど
あんまり長時間扉を開けていると熱がどんどん下がってしまう。

それと、熱風が強すぎるから釜伸びする前に表面が焼けてしまって
形ができてしまってクープが開かなかったのです。
それを避けるために上に一枚天板をかませたり
ボールをかぶせたりして蒸し焼きにするというやり方が
流行ってたりしてました。

私はそのボール被せというやり方を知ったとき衝撃を受けたのですが
とても理にかなってるんですよね。
以前バーベキューでダッチオーブンでふたをしてパンを焼いたとき
水分が逃げないからすばらしい焼き加減だったんです。
それと同じことです。

老体ぎみのオーブンで思うように焼けず苦悩続きで
パン焼く資格ないんじゃないかと自信喪失気味だったんですが
これでなんとか明るい気持ちでパン焼けそうです。
ホントに買い換えてよかった。
石窯オーブン恐るべし！