三浦のウインドサーファー

ただ今、北米滞在中。ハワイ、アルーバ、アラチャティなどと行ったけど、遠浅、オンショアのボネールが最高に素晴しい。

日本料理・うぶ(UBU)・サイパン店♪

2007年02月28日 | Weblog
2月28日(水)


          UBU(うぶ)サイパン店の店内↑


いま私は、ウインドサーフィンをするためにサイパンに長期滞在をしています。

海外に長期滞在となると、困るのが毎日の食事。肉ばかりを食べていると太るし、メタボリックシンドロームにも成りかねない。だから、長期滞在中はなるべく肉は避け、野菜や和食中心としたいところ。

その点、サイパンには最近、とても素敵な和風料理屋さんが開店したので大助かり。
東京・三田にある割烹料理・初(うぶ=UBU)のサイパン店である。
三田店は、知る人ぞ知る、あの高級料亭“吉兆”出身者で固めたところで有名なお店なのだ。



サイパン店は、マイクロビーチからも徒歩3分のところにある。
ウインド中に、ランチにもすぐに行ける場所にあり、とても便利(ランチ弁当はビーチまで配達もしてくれ、$5ポッキリ!)。
夜は、日本人の口に合う豊富なメニューから和食料理を食べることができ、その味は日本にいるときとまったく変わらない。採れたての新鮮なサシミは実にうまい!
三田にある割烹料理・初(うぶ)は、高級すぎてなかなか私のようなものには入れないが、ここサイパン店はとても気楽に入ることができる。

         

店内のインテリアがまた凝っている。バリ島から取り寄せたイス、テーブル等の調度品で固められ、また、食器類も食欲を感じさせるものを使用している。

         
          店長の“○きさん”↑
          その腕は確かだ!!


それに、東京から派遣されている日本人店長兼シェフの“○きさん”の腕はサスガァー!! という腕前である。
“○きさん”は今、ウインドサーフィンを猛特訓中。最高の条件の場所にいるのだから、休日ごとに海に出ればその上達は間違いなさそう。

また、金曜日のランチ・ビュッフェは、そのメニューの品数の多さ(時には“ぜんざい”もある。)、それにわずか$6.50という安さから、地元ローカルはもちろん、サイパンを訪れた観光客に大人気で、開店前から行列ができるくらいである。店内では、いま流行の無線ランもできる。
機会があったら、是非、足を運んでみられることをお勧めします。

なお、UBU東京・三田店のHPは、以下のとおりです。
http://www.ubu1.com/index.html

嵐の前の静けさか?全く静穏なサイパン♪

2007年02月27日 | Weblog
2月27日(火)

           movie ↓ click
      


先週の火曜日に6.2㎡で完プレして以来、風のない日がきのうで丁度一週間になる。きのうなど、終日まったく風なし状態で、海はカガミのようであった。
おまけに、一昨日から続いているアナタハン島の火山灰がサイパン全島を覆い、島全体が霞がかかっているようである。
さらに火山灰の異臭と思われる匂いまでおまけに始まった。

これだけ吹かない日が続くということは、そのうちとんでもないくらいの風が吹いてくる、とみる。たいした根拠があるわけではないが、自然というものは、積もり積もったエネルギーは必ず爆発するときがあり、休めば必ずその反動があるもの。

             

そろそろ、今週末あたりにはその爆発、反動がくるような気がする。だから、今週末、サイパン・ツアーを組んでいるグループは、大当たり! ということに果たしてなるのか。さぁ~!どうなるか、楽しみである。

きょうの映像は、昨日と今朝の波と風の様子、それに、あるホテルで毎夕繰り広げられる歓迎セレモニーのフラダンスの模様を少々お届けいたしましょう。

アナタハン島

2007年02月26日 | Weblog
2月26日(月)


      サイパンで一番高い山“タポチョ山”(473m)


サイパンの北、およそ100キロに、アナタハン島という小さな島がある。
この島は、今も火山活動をしているれっきとした活火山である。

きのうのサイパンは、この島の噴煙が北風に乗って飛んできて、沖にいつも停泊しているアメリカ軍の軍艦もボォ~と、霞んで見えるくらいであった。昨年など、昼間なのに、サイパン全体がもう夕方か? と思わせるくらい薄暗い日もあった。このような時はサイパンに離発着する飛行機には非常に危険である。だから、アナタハン島の上空を避けて飛行するのはもちろん、サイパンに離着陸できない場合もある。


    アナタハン火山の降灰により曇る今朝のタポチョ山↑
    島全体がカスミに覆われたようだ!


また、最近は、サイパンにもその噴火に伴う地震と見られる揺れが時々起きる。このような地震があると、最近起きたインドネシア西部の大地震が思いだされ、ツナミの襲来がとても気になる。

もし、サイパンにツナミでも来ようものなら、サイパンはイチコロである。何せ、サイパンで一番高い山は500メートル足らず(473m)のタポチョ山だから、島民みんながそこに向け逃げたら、交通渋滞が起き、それだけで大災害となる。

だから、サイパンでウインドする以上、こういうことも頭の片隅に置いておいた方が良いかも知れない。

なお、余談ながら、“アナタハン事件”という、先の対戦中に起きた有名な事件がある。
アナタハン島に漂着した32人の男と、そこに住む一人の若い日本人女性との共同生活を巡る悲惨な事件である。映画化もされた。
興味のある方は、以下のHP参照。
①http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%82%BF%E3%83%8F%E3%83%B3%E5%B3%B6
②http://gonta13.at.infoseek.co.jp/newpage461.htm

なお、きのうのマイクロビーチは、快晴、気温30度、風0~3メートル位であった。

静穏な日々が続くサイパン♪

2007年02月25日 | Weblog
2月25日(日)



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夜来の物凄い雨も午後2時くらいには上がり、再び、快晴、気温30度の空が戻って来た、きのうのサイパンであったが、相変わらず、風の方は、ほとんどない。おとといよりもっと悪く、0~1メートルといったところ。

このところ、サイパンは、いい風に恵まれない日々が続いている。
日本から来た一団もお手上げの状態。

すっかり常夏の島を取り戻したサイパンであるが、ウインドサーファーにとっては風待ち状態がつづく日々である。

今日は、そんな、きのうのビーチの模様をお届けしようと思いますが、土曜日ということも重なり、ビーチは観光客などで相当混雑しております。

最近のビーチの特徴として、経済発展めまぐるしい中国、ロシアあたりからの人々を相当多く見かけるようになってきたことです。反面、セイリングするセイルの数が少ないのは仕方ないところですね。


名古屋からサイパンへ♪

2007年02月24日 | Weblog
2月24日(土)




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きょうは、名古屋から遥々サイパンにウインドサーフィンをしに来たある若いご一家をご紹介致しましょう。

3歳になる可愛いお嬢ちゃんを連れてのウインド・トリップです。
この日は、快晴、気温30度、という正に常夏の島・サイパンらしい天気になりましたが、風のほうはイマイチ恵まれませでした。

しかし、ご主人は相当の腕前であることは前日のプレーニングシーンを拝見して分かっていましたが、この日は、風がほとんどなく、周りの人もほとんど走っていないにもかかわらず、僅かなブローが来たその瞬間を逃さず走ってしまうご主人、それに実に軽やかにプレーニングしてしまう奥さん。きっと、お二人は相当の腕前であると推察いたします。

今回は“ドン吹き”とまでは行きませんでしたが、まずまずの風にも恵まれ、お嬢ちゃんともども、南の島・サイパンのリゾート・ライフを存分に楽しまれ、良い思い出を胸に名古屋へと帰られたことでしょう。

きょうは、そんなご家族の昨日のひとコマをアップいたしました。



このごろのサイパンの風♪

2007年02月23日 | Weblog
2月23日(金)

      

      

      


このところのサイパンの風は、もう3月か? と思わせるような風である。
きのうも、一昨日とほぼ同じく、午後から7点台なら走る、というパターンが続いている。

例年、三月となると今まで強く吹いていた風も勢いを弱めるが、そんな状況にここ2~3日は似ているような気がする。もう既に、2月も後半に入ったのだから、そのような状況になっても不思議ではない、といわれればそうかもしれないが、やはり、ちょっと、それは早すぎるのでは? 季節の巡りがひと月早すぎる! と感じるのは、果たして、小生だけであろうか? 

地元・ローカルに聞いても、やはり、最近の風は例年とちょっと違う、弱まるのが少し早すぎるのではないか、ということだ。

      

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本当にこのまま、風は弱まってしまうのであろうか? 昨年の今頃はまだ、4点台で乗れるような、ガツン!! と来た日が多くあった。
どーか、4点台の風よもっとコイ! このまま終わってしまうのでは消化不良になってしまう!! ということを感じる今日この頃である。

そんなきのうのマイクロビーチの様子を、ほんの少しの映像ですが、お送りいたしましょう。

サギの夫婦♪

2007年02月22日 | Weblog
2月22日(木)

       

きのうは、一昨日とまったくと言っていいほどパターンが似ていた。

晴れたかと思うとまた雨が降る、という繰り返しで、7点台後半でなら何とか走る、という状況で、おとといよりも少し状況は悪い。風にもイマイチ力強さが感じられない一日であった。

       

ビーチは、相変わらず、セイラーがチラホラ。まったく閑散としていて、何か物寂しさすら感じる。やはり、もう少し仲間がいたほうが賑やかで良い、などど、混んでいるときの不満などどこかに行ってしまったような気持ちにもなる。

でも今週末には、大挙して千葉の一団が来島するそうだから、混雑の第3波がまた到来しそうである。

       

ビデオをみる! → ここをクリックしてね!

そんな訳で、きのうは、チト暇だったもので、可愛い動物を追っかけてみました。写真のサギは果たして置物でしょうか?
正解はビデオの中で。

サイパンに待望のかぜが・・・♪

2007年02月21日 | Weblog
2月21日(水)

       

きのうのサイパンは、ウインドサーファー待望の風がやっと来た!という感じ。実に一週間ぶりである。

午後から北東の風が決まり、7点台なら完プレする状態。時折雨が降ったかと思えば、晴れ間ものぞくという変わりやすい天候ながら、吹き始めに特有なフラット海面を存分に楽しむことができた一日であった。

       

ただ天候のほうは晴れ→曇り→あめ→晴れなどと目まぐるしく変わり、天気の変わり目に来ているように感ぜられた。ソロソロ吹くな!! ということの前兆なのかも知れない。

きのうは、今までいた一団が大挙して帰国したため、ゲレンデは静けさを取り戻し、ジャイブするのも一時のような危険ということはなくなり、ゆったりとプレーニングできる環境となっていた。

       

きょうはそんな訳で、久しぶりに乗ることに専念したきのうでしたので、写真は少しだけしか撮りませんでした。したがって、少しの写真をアップすることでご容赦ください。

サイパンのレンタルショップ案内♪

2007年02月20日 | Weblog

2月20日(火)




       
         
        

         芝生の上でのセッティング↑
         フランクさんのセッティング場所

他の画像を見るclick→movie


サイパンには、ウインドサーフィンの道具のレンタルショップが2店ある。
いずれも、サイパンでウインドするに適したマイクロビーチに隣りあわせであり、目の前からすぐに出艇・帰着することができ、とても便利である。

ショップその1は、日本人が経営するもの
ファイアットホテル内にショップがあり、レンタル道具も最新のものがたくさん揃えられている。揃えられているのは、主にナッシュセイル、ナッシュボートの最新式のものばかりである。

その2は、現地人のフランクさんが経営するショップ。
こちらのショップは、出艇・帰着するにはより便利という利点があるのが特徴で、揃えられている道具は、セイルがガストラとノース、ボードはミストラル、F2が主で、昨年新調したものばかりである。
オーナーのフランクさんは日本語も堪能で、レンタル料金の交渉とかアドバイスなどでも何ら困ることはない。

       
        フランクさんのところのレンタル料金表↑
        


肝心のレンタル料金であるが、フランクさんのところは上の写真のとおりである。半日とか一時間単位でのレンタルも相談にのってくれる。
営業時間は、朝9時から夕方5時まで。最盛期は多少の時間の融通は利くようである。


詳細は、このHPでご参照ください。

� フランクさんのお店→http://www.j-wind.com/saipan/


サイパンでウインドサーフィン♪

2007年02月19日 | Weblog
2月19日(月)



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いま私は、サイパンに、ウインドサーフィンをするために滞在しています。
ウインド、というくらいですから、当然に、ウインド、つまり、風がないと出来ないスポーツです。

サイパンは、この時期、風がとてもよく吹くため、寒い日本を脱出して、暖かなここサイパンで腕を磨こうとたくさんのグループが、例年、この島を訪れます。

しかし、今年は、風の様子が少しばかり例年と違うようです。
サイパンは、きのうで7日間、まったくと言っていいほど、風に見放されてしまっています。地元ローカルに聞いても、この時期としては、近年にない記録で、珍しいということです。やはり、地球がすこしづつ変化していることの証なのでしょうか。

        

わたしは、風のないこんなときは、ウインドはお休みにし、近くの広大なアメリカンメモリアル公園を散歩しながら咲き乱れる花々を鑑賞したり、木陰で読書しながら、風のないなか、ウインドを頑張っている皆さんの姿を眺めたりしながら一日を過ごします。こういう日もあると、何故かウインドばかりしているときと違い、リゾート地で静養しているような、何となく優雅な気分になります。

きっと、風はいつかは吹いてくるでしょう。それまで涼しい木陰で読書でもしながらゆったり待つこととしようと思います。

でも、そんな悠長なことをいっていられないのが、こういうときに5~7日間程度の日程でツアーに来ている人たちです。日程と吹かない日がぴったりはまってしまいお気の毒な結果となってしまいました。
ウインドサーフィンをしに来た以上は、風がなくともがんばって海に繰りださざるを得ません。

        

徐々にではありますが風が上がってきそうな気配を感じる、気温30度、快晴のきのうの模様を、少しばかりの映像と音楽でお送りいたしましょう。

サイパンでお正月を!

2007年02月18日 | Weblog
2月18日(日)

            movie ↓ click
               

       
中国は今がお正月。
このため、暖かいサイパンでお正月を迎えようと、中国本土から来た観光客でいっぱいである。

ここガラパン地区のある大型ホテルなどは中国人観光客で占拠された感がある。彼らの一団はとてもにぎやかであるというより、例の調子でとてもうるさい。ホテルのレストランなどではゆっくり食事をしていることはとても出来ない。

昨夜は、ヒューン!ヒューン!バリバリ!パァーン!パァーン!バァーン!ボォーン!などというケタタマシイ音で、深夜、眼を覚まされた。その音と光は、まるで市街戦でも始まったのか、と思わせるような激しいものであり、対空砲火にも似ている。

        

これは、中国恒例の新年を迎えるに当たっての打ち上げ花火である。この時期、このガラパン地区では、毎年、行われているが、日本の花火のような華やかさはなく、単にポンポン打ち上げるだけのものである。これが、深夜30分以上にわたり、連続して絶え間なく続くのであるから、寝ているどころではない。

きょうはその花火の様子の一部を映像で少しばかりお届けいたしましょう。
この映像は、宿泊先のホテルのベランダから撮ったもので、間に電柱やビルがあり、映像が途切れています。

風速0~2メートルのサイパン

2007年02月17日 | Weblog
2月17日(土)

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サイパンの風は、きのうで玉砕4日目。
きのうは、「天気快晴なれど波静かなり!」 といったところ。

風速は0~2メートル、快晴、気温30度のなか、湖のようにフラットな海面をビギナーセイラーたちが、真剣に、でも楽しそうにウインドする姿が見られた。

       

ビーチも一時ほどの混雑はなくなり、きのうは20艇くらいしか出艇していなかった。だいぶスクールのグループも少なくなった感がある。

きょうは、快晴、気温30度の昨日のビーチの模様を、映像と音楽でお送りしましょう。

サイパン玉砕!

2007年02月16日 | Weblog
2月16日(金)

         movie ↓ click
       
         アメリカンメモリアルパーク正面↑

このところサイパンはまったく吹かない。雨も多く、風向きもオフ(東)が多い。きのうなど、いつもとまったく逆の方向、つまり、南(左)から風が吹いた。だから、めったに見られないファイアットホテル前でのウインドシーンが見られた。日本では春一番が吹いたというのに、このところサイパンは玉砕である。
 
しかしきょうは、その玉砕の話ではない。
風も無いので、わたしはきのう、ウインドはお休みにし、アメリカンメモリアル公園内にある昨年新設されたばかりの「アメリカンメモリアルホール」に出掛けた(入場無料。月曜休館)。

ここは、先の大戦で日米両軍が激しい戦いを繰り広げた生々しい傷跡を保存・展示している資料館のようなもので、映画館や売店まである立派な建物である。
 
          
           広島に原爆を投下し、また
           東京大空襲を行ったB29
           機の操縦桿↑


先の大戦から60年以上たった今、若い方々の多くは、今ウインドしているそこ・マイクロビーチ周辺や西側のビーチは遠浅であったため、かって、米軍が上陸用舟艇で上陸して来たとこであり、激しい日米両軍の戦闘が繰り広げられたところ、そして、サイパン島は、日本軍が玉砕・全滅した島であり、また、B29機による東京大空襲の発着地点であった、ということは、あまり気づかずにウインドをしていることでしょう。

          
           下左側にマニャガハ島が見え、
           下側が米軍が上陸したビーチ
           右側にサイパン空港が見える↑

サイパン島のあちこちには、今も先の大戦の痛ましい傷跡が残っています。機会があったら、是非、この「メモリアル記念館」を訪れてみることをお勧めします。
そしてサイパン島の隣には、広島に原爆を投下したB29機「エノラ・ゲイ号」が飛び立ったテニアン島もあり、今は高速艇が行き来する「カジノの島」と変わっている。

          
             1944年サイパン陥落、
             1945年硫黄島玉砕と続く

毎年、サイパン島を訪れるたびに、いま、我々が平和にウインドを楽しんでいられるのは、先の大戦で犠牲となられた多くの方々の尊い犠牲の上に成り立っているのだ、ということを想起し、決してこれを忘れず、これに感謝せずにはいられません。

サイパンへ道具持参はどうするの♪

2007年02月15日 | Weblog
2月15日(木)

       

きのうのサイパンマイクロビーチは、閑散としていた。
おとといまであんなに混雑していたのにその混雑がうそのように、海上にいるウインドサーファーもチラホラ。ほとんどのグループが帰国したのだ。
風が終日完全オフだったこと、それに時折来るブローで7~8点台でなら何とか走る状態だったことも影響していたと思う。

さて、本題。
サイパンにウインドサーフィンをしに行くとき、レンタルにするか、自分の道具を持っていくかは、迷うところ。しかし、本当は、誰でも日本にいるときと同じ自分の道具でやりたい、と思うのが人情。

そこできょうは、少し長くなりますが、サイパンへ、自分の道具を持っていく場合はどのようにするのか、について、思いつくままに記述し、そのような希望をお持ちの方の参考にしたいと思います。さしずめサイパン道具運搬豆辞典というところでしょうか。

① まず、道具は、なるべくコンパクトに荷造りすることが重要。その荷物の大きさ(ボードケースの長さ・幅等)、重量、コンパクトさなどで、成田でのオーバーチャージ料金に相当の影響が出るからだ。できれば、ボードケースの中に、ボード一枚、セイル二枚、マスト二本、ブーム一本、その他フィン、ジョイント、エクステンションパイプなどの小物を入れ、さらに、ボードケースの上回りを、クルマの屋根に固定するときに使うヒモでグルグル巻きにし、小さく見せるようにする(のがコツ!)。

② 自宅から成田までは、いつも積んである自分の車で成田まで運ぶという場合は、あらかじめ、少なくとも2日前くらいまでに、成田にある駐車場会社(たくさんある)に電話し、出発当日、早めの待ち合わせ時間に、国際線出発ロビー前まで来てもらう。そこで、ウインドの道具を下ろし、乗ってきたクルマを駐車場会社のスタッフに預ける。このときに払う駐車預かり料金は、預ける会社によって異なるが、私の使っているいつもの会社の例を紹介すると、6日間まで5,900円、それを過ぎると幾日でも(一ヶ月間でも)5,900円。このスタッフに駐車料金を支払い、帰りの日、帰りの便名などを伝え、帰りに車を受け取る場所を聞いてから、クルマを預ける。そして、荷物を、自分で、ノースウエスト航空のカウンターまで運ぶ。一人の場合、これが結構大変。寒い冬なのに一汗かく。

③成田まで車で運ばず、あらかじめ、宅急便会社に、スーツケースとともに道具も、出発ロビーにある宅急便受付カウンターまで配送を依頼し、自分は電車等で成田へ行くという場合は、出発日より早めに荷造りをし、遅くとも出発日3日前くらいまでに宅急便会社に自宅まで取りに来てもらう。送り先は、成田空港の第一ターミナル(ノースは第一ターミナル)にある宅急便受付カウンターとなる。ここに出発日当日、控えを持って道具を取りに行く。そして道具を自分で航空会社搭乗手続きカウンターまで運ぶ。これも一人の場合、広い空港内を引きずるので(転がすのが)大変。一例を示すと、カート3台を連結し、その上にボードケースとスーツケースを乗せれば移動は楽となるが、一人だとこのカートに乗せるのが大変だ(周りの親切な人に手伝ってもらうのがいいが、、、)。

④無事に、ノースウエスト航空のカウンターまでたどり着き、早速、搭乗手続きとなる。受付カウンターで、ウインドの道具があることを申告。そこで、ノースのスタッフが持参した道具を品定め!大げさに言えば、このめぐり合ったスタッフ次第でオーバーチャージ料金が決まるといっても過言ではない。成田でのオーバーチャージ料金に関しては、今のところ、成田・サイパン間は、ノースウエスト航空一社独占状態。そのためか、あるいはノース側の基準がラフなためか、オーバーチャージ料金につき、その担当者によって料金に差が出ている。あるウインドサーファーは8,300円だったとか、ある者は25,000円取られたとか、その時々、その荷物の重量、コンパクトさなどでその料金に大きな差が出ているようである。ある者はサーフィンの道具だと申告し5,000円で済んだ、とも聞く(サーフィンの方が当然道具は小さいので安い。)。従来、JALも飛んでいたときは、一律、先ほどの量くらいなら8,300円で済んだのと比べ大きな差異が出ているのが現状である。以上のことを考慮し、クレグレモ道具は少なめ、かつ、コンパクトにまとめることをお勧めする。そして、受付カウンターには早めに到着し手続きを済ませる。大きな道具があるのだから混雑時など周りの顰蹙(ひんしゅく)を買う恐れがある。(このような異なった扱いが出ないためにも、JALの復活ないしは他の航空会社の進出を熱望する。自由主義経済は競争原理が働いてこそ消費者は報われるのだ!)。

⑤無事にオーバーチャージ料金交渉も済みその支払いが済んだら、一路サイパンへ。サイパン到着後、道具は、スーツケースとは別のところから運び出されるからそこで受け取る。そして、出国手続き後、持参した道具はどうやってビーチあるいはホテルまで運ぶか?これも難儀なこと。通常は、あらかじめ、レンタルショップ(サイパンにはマイクロビーチに隣りあわせで2店ある。「サイパンのレンタルショップ紹介」については、後日、別途、特集をする予定)に、日本にいるときに連絡(電話・メール等で)しておき、到着時間にあわせ取りに来てもらう(ノースの成田朝10時発の便だとサイパンには午後3時に着く)。

⑥そして、自分の道具だけ(人間は、別途、ホテルの送迎バスか各自ホテルまでタクシーで行く)、迎えに来てくれたレンタルショップのスタッフが、ビーチのそばのお店まで運んでくれ、そこに滞在期間中キープされる。だから、自分で空港からホテルまたはビーチまで運ぶ必要はない。ただし、以下の料金がかかる。つまり、空港からビーチのお店までのピックアップ代。ほぼ2店とも同一料金で往復$25(日中料金。深夜料金だと$40位)。更に、お店に預かってもらうキープ代、一日につき$5が必要。これだけ払えば、あとは滞在期間中、自分の道具で自由に乗れる。一度セッティングしとけば、一日自由に乗った後はセイルは張ったままの状態で所定の位置に毎日保管して置くことができ、わざわざ毎日のセッティングをする必要はない(ダウンは緩めておくことは忘れずに)。

⑦自分の道具で楽しんだ後は、帰りも空港まで先のショップの担当者が運んでくれる(荷造りは各自行う)。

⑧帰りのサイパン空港でのノースのカウンターでは、オーバーチャージ料金は一律、ほぼ$30程度と格安。成田出発のときとどうなっているのか?と思いたくもなるほど簡単明瞭かつ安価なもの。本来はこうでなくては、と思う。

⑨成田到着後、手荷物とは別のところからウインドの道具は出てくるから、これを自分で受け取り、入国手続き後、出国時に、あらかじめ言われた場所まで、車を預けた駐車場会社のスタッフが車を持って来てくれているから、そこまで荷物を運び、車に積み込み、一路自宅へ。一方、クルマでなく、宅急便で道具を自宅まで送ってもらう場合は、入国手続き後、宅急便のカウンターまで道具を運び、配送依頼をした後、電車バス等で自宅へ、ということになる。

⑩最後に私の場合は、以上のような苦労(?!)を何回か繰り返したのち、現在は、サイパン専用として、日本とは別途に、道具一式(ボード1艇、セイル2枚、マスト2本、ブーム2本それに小物(フィン、エクステンション、ドライバーなど))をボードケースに入れ、レンタルショップに、年間を通して、預かってもらっている。だから荷物運搬のわずらわしさからは開放されている。なお、当然に、年間保管料の発生がある。

⑪以上、自分の道具を持って行く場合の流れ及びかかる料金等について述べましたが、レンタルにするか、自分の道具を持っていくかどうかは、各自の好み、滞在期間の長短などを総合的に判断するしかないでしょう。でも、一週間程度の滞在ならば、サイパンの場合、道具も割合新しいものが多いので、断然、レンタルのほうが楽だし、お金もかからない、というのが私見。以上、ご参考までに。

小雨のマイクロビーチ♪

2007年02月14日 | Weblog
2月14日(水)

       

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きのうのサイパン・マイクロビーチは、午後から雨が降り出し、肌寒い一日となった。そのためか、いま、南国サイパンでは風邪を引いている人が多くいる。

きのうの風は、6.5~8点台なら時折来るブローで何とか走る、という状況であった。
そんな中、寸暇を惜しみ、ひたすらウオータースタートなどの練習をする熱心な生徒さんたちでビーチは賑わっていた。

そんなきのうの模様をきょうは映像でお届けいたしましょう。