
いま私の住んでいるジョージア州には、海(大西洋)に接している都市がある。その代表的な都市がサバンナ・サバナ(Savannah)であり、ブランズウイック(Brunswick)である。
元来海の好きな小生は、しばらく海の匂いを嗅がないと無性にその匂いを嗅ぎたくなる習性がある。
いま住んでいるアトランタ郊外からは、東へハイウエイ75号線、16号線を経由して約5時間~8時間のドライブであるが、先日この両地を訪れてみた。
そして、Brunswickまで来ればすぐ南隣にあるフロリダ州のジャクソンビル(Jacksonville)に寄らない手はないので、ついでにビーチの美しい同地も訪れてみた。いずれの都市もビーチは美しく、真夏の太陽がさんさんと輝いていてとても暑さを感じた日々の連続で、その総走行距離は930キロ余りに達した。
そこできょうは、Savannahの写真を少しアップしたいと思います。
Savannahと聞いただけで賢明な読者諸氏は、「あ~、あの有名な小説の、そしてそれを原作とした映画の舞台となったところだ」と、すぐに思い出されることでしょう。
そうです!サバナは、小説“真夜中のサバナ”(原題はMidnight in Garden of Good & Evil) の舞台ともなり、クリントイーストウッド監督、ジョンキューザック主演で映画化もされた都市です。恥ずかしながら小生は人から指摘されてそのことを初めて知った次第です。この小説が発売され、また映画化されたことから、この地を多くの観光客が全米、いや全世界から訪れることになったとのことです。
このほかにもこの町は奴隷貿易の拠点ともなった歴史的な街で、かって綿花産業が隆盛を極め、いまでも歴史的な街並みや建築物を再生保存した観光都市としても栄えており、連日、多くの観光客で賑わっている。
それでは、その一部を写真でご覧いただきましょう。
街には観光トロリーが走っている。↓





かっての綿花貿易の町らしく、サバナ川沿いには、その名残りと思われる倉庫群があり、いまではこれがレストランやお土産屋などに変身し、多くの観光客の集まるところとなっている。











綿花貿易は町の北側に流れるサバナ川が重要な役割を果たした。いまは観光遊覧船の発着場ともなっている。サバナ川には多くな貨物船がいまでも行き来している。








サバナ川沿いは、公園があちこちにあり、観光客たちの憩いの場ともなっている。








かっては路面電車も走っていた名残の線路が残るが、今ではトロリーバスにとって代わっている。
