三浦のウインドサーファー

ただ今、北米滞在中。ハワイ、アルーバ、アラチャティなどと行ったけど、遠浅、オンショアのボネールが最高に素晴しい。

小石川後楽園

2008年05月31日 | Weblog
    
             現在の入り口(西門)↑


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今日で5月も終わりですね。

きょうは最高気温が13度くらいしか上がらず、冬に逆戻りです。


そして、朝から雨が本降りです。

三浦の海は、かなり強い風が雨のなか吹いています。予報では日中さらに上がってくるようです。

ソロソロ、梅雨の走りでしょうか。

    


そんな梅雨入り前の、ある曇り空の一日、東京ドームの隣にある小石川後楽園を初めて訪れてみました。

この小石川後楽園は、あの助さん、格さんをお供に全国行脚の旅を続けた水戸のご老公・徳川光圀さんが完成させたという名園です。

    
    
    

訪れた日は、スイレンが丁度身ごろでしたが、アヤメは少し早かったようです。

広大な庭園からは、近くにある高層の、東京ドームホテル・文京区役所ビルが木々の間から覗いているのが見えるほか、東京ドームの丸い屋根の一部分が、スイレンが満開の池の水面に影を落とし、また、隣にある遊園地のジェットコースターの最上部が生い茂った木々の上に見え、修学旅行の女生徒達でしょうか、キャー、キャーという悲鳴のような声が、ジェットコースターのごう音とともに、時たま遠くに聞こえていました。

    

光圀公は、作庭に当たっては、明の儒学者の意見を取り入れ、また、中国の教えである、「(士はまさに)天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」ということから、「後楽園」と名づけられたといいます。
    

この庭園は、光圀公の儒学思想の下に築園され、明るく開放的な六義園と好対照をなしているといわれています。

庭園は、池を中心にした「回遊式泉水庭園」になっており、中国趣味豊かなものになっています。また、各地の景勝を模した湖・山・川・田園などの景観が巧みに表現されているのが特徴です。

        

そんな光景を今日はご覧ください。

なお、小石川後楽園への行き方は、電車ですと、都営地下鉄大江戸線飯田橋駅下車が一番近く、徒歩2分で着きます。東京メトロの丸の内線・南北線からは約8分です。(駐車場はありません。)

入園料は、一般300円、65歳以上150円で、年末年始が休園です。




向島百花園

2008年05月30日 | Weblog
      
    


梅雨入り直前のある晴れた日、東京は下町、墨田区向島にある「向島百花園」を、初めて訪れてみた。

    
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向島百花園(むこうじまひゃっかえん)は、江戸の町人文化が花開いた文化・文政期(19世紀初頭)に、骨とう商を営んでいた佐原鞠塢(さとうきくう)が、交遊のあった江戸の文人墨客の協力を得て、旗本の元屋敷跡に、花の咲く草花鑑賞を中心とした「民営の花園」を造ろうとして開園したものです。

 
 「百花園」の名称は、一説では、「四季百花の乱れ咲く園」という意味でつけられたということです。

    
    
さすが、当時の一流文化人達の手で造られた、庶民的で、趣味豊かな粋人たちの作った庭園らしく、自然そのままの姿を大事にしていて、植えられている木々、草花たちも刈り込みなどの剪定は一切されず、なるべくその意思を引き継ぎ自然そのままの姿にされているところが嬉しい。

だから、他の名園である小石川後楽園や六義園(りくぎえん)などの大名庭園とはまた異なった美しさをもっている。


当日は、桜やフジの最盛期はすでに過ぎ、鳥たちの鳴き声とともに、うっそうとした木々が出迎えてくれたが、そろそろ、梅雨の時期が近いことを思わせるアジサイが咲き始めていた。


そんな光景を、今日はご覧ください。

    


なお、向島百花園への行き方は、電車ですと、東武鉄道伊勢崎線「東向島駅」下車徒歩約8分、又は京成電鉄押上線「京成曳舟駅」下車徒歩約13分です。(駐車場はありません。)

入園料は、一般150円、65歳以上70円です。(休園日は年末年始)




スーパーカー

2008年05月29日 | Weblog
    

かっこいい高級スポーツカーといわれるクルマには、写真のアウディR8をはじめ、フェラーリ、ポルシェターボ、スカイラインGTRなどがある。


このようなクルマはガソリンを沢山食うのが欠点である。

最近の原油価格高騰から、ガソリン価格がいずれ1リットル200円になるのではないか、といわれている昨今、いずれ、高級スポーツカーを持てる人にはますます限りが出てくることだろう。

    

維持費の点からも、これらのクルマはハイオクガソリンを入れる必要があるのでレギュラーガソリンよりリッター当たり10円は高い。

それに馬力があることからリッター当たり5キロ走ればいいほうであろう。

だから、車好きの人にとってはとても残念なことであるが、ガソリンのことなど気にせず、かなり資金に余裕がある人でないと、もう、このような高級車には乗れなくなるかも知れない。


さらに地球温暖化がいわれる昨今、環境のことも考えなければならない。


          

急がれるのは、ガソリンも一部使うハイブリット車ではなく、電気自動車、水素自動車のようなガソリンを全く使わないクルマの開発である。

先進技術のフロントランナーとして突っ走る我が国の高い技術開発力を持ってすればその開発ができないはずはない。

いま、世界の自動車各メーカーが、日夜、懸命かつ熾烈な開発競争を繰り広げている。


          


なかでも今、一番身近な位置にいるのが電気自動車の開発であるが、課題もある。


一つは、長持ちする電池の開発である。

現在、モニター実験中の軽自動車は、一回の充電で160キロくらいは走れるようになっていると聞く。実用化したあとも電池の充電場所の確保も課題である。


二つ目は、自動車の価格の問題である。

せっかく素晴らしい電池を開発しても庶民が手の届かない価格ではその普及はない。軽自動車で200万円以下位でないと庶民の食指は動かないであろう。


この二つの課題を解決した電気自動車が実用化した暁には、買い替えも含め、爆発的な売れ行きが予想される。

だから、電池を制するものが自動車業界を制すると言っても過言でない状況である。

          

温暖化阻止は、待ったなしの全地球的課題である。

ガソリンを使わない自動車の実用化の時は確実に近づいている。

それも、目の前に。来年辺りが、その山のような気がする。


何としても、早急な、しかも今年ないしは来年中の実用化が待たれる。

それを期待し、待ち望んでいる人が世界には大勢いるのだから。


花から花へ

2008年05月28日 | Weblog



私は都会にひっそり生きているアゲハ。

誰も振り向いてくれないけれど、おいしい蜜をイッパイ吸ってもっともっと綺麗になるつもり。

花から花へと移り歩いても、愛する心は一途です。

暖かい日差しばかりでないけれど、せっかくこの世にいただいた一つの命。

生きて行くのがつらくても、これからも大切にして生きていく。

いつかきっと幸せが来ることを信じ。



(撮影地:向島百花園)

等々力渓谷

2008年05月27日 | Weblog
    

        

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梅雨入り直前の清々しい陽気の日、久しぶりに東京世田谷・等々力渓谷に行ってみた。

車で行くと、あっという間に通り過してしまうほど、その場所は分かりづらい。
それは、環状8号(環8)に架かる玉沢橋の下、約10メートルにあるからである。

       

ご承知のように、等々力渓谷は、国分寺崖線(はけ)の最南端に位置する約1キロにわたる都区内唯一の渓谷である。

等々力渓谷は谷沢川が国分寺崖線に切れ込んで浸食したもので、台地と谷との標高差は約10メートルあり、渓谷の斜面には、武蔵野の代表的樹木であるケヤキをはじめ、ヤマザクラ、イロハカエデ、コナラなどとともに、シダ、コケなどが至るところに繁茂しており、また、渓谷内には自然の湧水が湧き出ている。

    

ここは、新緑が生い茂り、昼間でも薄暗いところで、谷沢川沿いに遊歩道が整備されていて、都会にいながら、都会にいることを忘れさせるほど、木々の緑が濃く、ヒヨドリ、オナガ、ムクドリなどのさえずりも聞こえ、信州の山の中にでもいるような雰囲気を感じさせるところ。

    

    

環8を通る自動車の音も、約10メートル下にいるせいか、ほとんど聞こえず、東京にいながらにして信州の山奥にいるような錯覚を覚える今や貴重な場所であるといえよう。

        

    


女子バレー 遂に黒星

2008年05月26日 | Weblog
    

    


きのうの最終戦は、セルビアにフルセットの末、2:3で完敗である。

しかも2セット先取したあと3セット連続で取られてしまうという最悪のパターン。
やはりセルビアの方が一枚上、ということを見せ付けられた感じで、何とも残念な結果に終わった。

戦前の予想では、フルセットにもつれるくらいの接戦は予想していたが、終わってみれば実に後味が悪い試合内容となった。

第1、第2セットまでは、相手のミスにも助けられ、日本のペースで試合は運び、セルビアがベストメンバーで全日本に挑戦してきた割には、余りの弱さに拍子抜けさえ覚えたが、そうは問屋がおろさなかった。第3セットからは、セルビアが本来の力を発揮し始めたのだ。

第3セットからは、セルビアは、その持ち前の高さとパワーのあるアタック、高いブロック、それに好守と、すべてにつきその本領を発揮し始めた。(因みに、両チームの身長の差は、日本178.2cmに対しセルビアは188.0cmである。)

    
    

特に、日本の打つアタックが、その高さのあるブロックにことごとく止められ始めたのには打つ手がないという状態となった。

余りにブロックに引っ掛かるものだから、全日本のアタック陣は、これを避けようとしてアタックミスを繰り返したり、打っても強打ができないという状態となった。

セルビアの攻撃陣は、第3セット以降、完全に息を吹き返し、日本のコートの左右奥深く、面白いように揺さぶり攻撃を決めてくるという展開となった。

最後までもつれた第5セットでも、日本は17:17まで食い下がり粘ったものの、やはり相手の方が一枚上手。常にリードをし、日本の追い上げを許さなかった。

    

きのうの全日本は、決めるべきときに栗原、木村選手のアタックも相手の高いブロックに阻まれ決まらず、あるいは相手の高いブロックを恐れ強打できず、為すすべがないという状態であった。

    
    

セルビアのような相手には、杉山、荒木の両選手が得意とするスピードのある速いブロード攻撃、さらにはサーブでまず相手レシーブを崩すことなどが有効のように思う。

    

また、相変わらず、リベロの佐野優子選手の好守は素晴らしく、おそらくリベロ世界一であろう。

    

さあ~、北京に向け、今後は、きのうの試合の内容をよーく分析・研究し、世界の強敵たちとの戦いに生かして欲しい。 

    

ここで分からない疑問が一つある。

それは、第1、第2セットに、あれだけ強い素晴らしいサーブを入れていた高橋選手が、第3セット以降は鳴りを潜め、単に入れに行くというように変身したことである。これは何故なのであろうか。甚だ疑問である。

ベテラン・高橋選手には、全日本チームの中心として、竹下選手ともども、是非、まだまだ頑張って行ってもらいたいものである。

    

今大会の結果は、得点率の差で日本は3位となったが、全日本女子チームには、北京で大暴れしてきて欲しい。

健闘を祈る。

お疲れ様でした。

※ なお、31日(土)からは、全日本男子チームの試合が始まる。
※ また、6月20日からは、全日本女子チームは、オリンピックの前哨戦ともいうべき戦いを、日本で、世界の強豪たちと戦う。まだまだ楽しみが続く。
※ なお、一つの疑問がある。なぜ、4位のドミニカ共和国が出場できないで、5位のカザフスタンが出場できることになったのであろうか。初めのルールでは、既述のように、出場権獲得するのは、①全体の1位、②アジア圏の1位、③それ以外の上位2位のチーム、となっていたように思っていたが、これで行けばドミニカ共和国が出場権を獲得するはずであると思う。何故なのか。私なりの一つの疑問である。

女子バレー タイに辛勝

2008年05月25日 | Weblog
    

    


きのうのタイ戦は、フルセットの末、やっとのことで3:2で勝利したが、まったくの予想外の展開であった。


オリンピック出場を決めたことによる安堵感からか気の緩みからか、今大会初めて、最初のセットから落とすというまさかの展開。しかもフルセットまで行くという予想外の苦戦。 

タイの監督が、柳本監督の教え子ということもあってか、タイのチームは日本のバレーと同じようなパターンのバレーをする。
それに、タイチームは、去年と比べても格段の進歩を遂げていて、レシーブも、サーブも、アタックも素晴らしく、きのうはタイのペースで試合が運んだように思われ、将来、日本の強敵になる予感がする。

    

一方、全日本女子チームは、本来のバレーができていなかった。ここぞというときにも、エース・栗原選手のバックアタックも、ほとんど決まらない。これは、栗原選手のアタックに威力がなかったのか、あるいは、相手の守備が良かったのか、いずれにせよ、タイの好守に阻まれ、ほとんど決まらない展開であった。

また、コート内でお互いに声を出し合い盛り上げていくという行動が少なかったように思われ、チームの団結力に影がさしていたし、杉山選手にいたっては完全に足が止まっていた。 だから、すかさず多治見選手に交代させられたりもした。


    


そんななかにあって、相変わらず、リベロ・佐野選手の活躍は素晴らしかった。

    
    


それに、ベテランの高橋みゆき選手の頑張りは素晴らしかった。特に第5セットは、高橋選手の踏ん張りは物凄く、目つき顔つきがいつもと違っていた。

    


やはり最後は、ベテランの活躍がないとまだまだ全日本女子チームは戦えないことを証明したきのうの試合であったように思う。


    


全日本は、これで6連勝である。そして、今日の最終戦は、今大会一番の強敵・セルビアである。

でもオリンピックの本番に行けば、もっと凄いチームがゾロゾロいる。既に昨年オリンピック出場を決めている8チームの中にはキューバ、イタリアなど、高さとパワーがあり、さらに格の違う恐ろしいほど強いチームが沢山いる。

    

その意味でも、今日のセルビア戦は、最後の力を振り絞って死に物狂いで戦い、有終の美を飾って欲しい。

この戦いに勝利するくらいでなければ、オリンピック上位入賞はおろか、メダルには到底手が届かないと思われるからである。

全日本女子チームの、最後の大いなる踏ん張りを期待したい。

頑張れ!
日本!!

      

女子バレー 5連勝 北京行き決定

2008年05月24日 | Weblog
    

    

きのうは、韓国をセットカウント3:1で撃破した。

これで、きょうのタイ戦を残してはいるものの、アジア圏で第一位となり、北京オリンピックへの出場権が確定した。

オリンピックへの出場はとても嬉しいことであるが、きのうの大会で思ったことは、第三セットを韓国に取られたことで分かるように、韓国チームは決して侮れないチームであるということ。

韓国チームは、今回若返りを図り、まだ経験が浅く未完成であるが、これから4年後のことを考えると、全日本チームがいまだ若返りを図っていない点がとても気になるということである。

河合選手のような見習い選手を北京へ連れて行き経験だけでも積ませようとしている点は評価できるが、若い選手ではそのほかには木村、栗原選手がいるくらいで、現在チームの原動力である竹下、高橋選手たちは、果たして、4年後にも残っていることができるかは甚だ疑問である。だから是非とも、北京後は全日本女子チームの若返りを早期に図り、将来に備えて欲しいと感ぜざるを得ない。

でも、現在の全日本女子チームの各選手は素晴らしい選手ばかりである。是非、北京では頑張ってきてもらいたい。


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きのうのヒーローは、全員である。

栗原、高橋、荒木、それに杉山の各選手も良くやったと思う。
しかし、敢えて挙げるとすれば、目立たないけれども、態勢を崩しながらもいつもナイストスを上げた主将の竹下選手、それに、特筆すべきは、毎回、素晴らしい活躍をしているリベロの佐野優子選手であろう。

佐野選手は、多分、世界一のリベロである、と言ったら褒め過ぎであろうか。159cmという小さな体で実に良くコートの中を縦横無尽に動き回り玉を拾う。実に素晴らしいアスリートであると思う。4年前に代表からはずされ苦い経験を持つ選手だけに、その頑張りには最大の敬意を表したい。きょう載せた写真でも佐野選手の守備の位置を是非注目していただきたい。実にいい位置にいるではないか。

さて、今日の相手はタイ、そして、あしたの最終日に対戦するのは今大会最も恐ろしいヨーロッパの強敵・セルビアである。セルビアは日本と同じく現在5連勝しており、ともにオリンピック出場を決めている。

問題は、セルビアを破るくらいでないとオリンピックでは上位入賞はおろか、メダルは狙えないということ。

去年、既にオリンピック参加を決めているロシア、キューバ、ブラジルなどの8チームは、高さ・攻撃力ともに勝る全日本女子チームとは格の違う強敵ぞろいである。

全日本チームには、最終日のセルビア戦をオリンピックの前哨戦として戦って欲しい。

全日本女子チームの奮起を期待したい。


※以下に、きのう現在の順位表を掲げておきます。セルビアと日本が、オリンピック出場を決定しました。

※なお、17日17時現在、ポーランドがセルビアを破ったことからポーランドが3番目の出場枠を獲得したことになり、残るはあと一つ。果たしてどこがこれを取るのか、最後まで熱い戦いが続きます。

     



       

虎ノ門交差点付近

2008年05月23日 | Weblog
    

    
    
    
    
    
    



また一つ、虎ノ門交差点角に高いビルができた。

去年の6月にこのブログにアップしたときにはまだ建設途中であったが(ここ参照)、つい最近オープンし、その一階にはみずほ銀行の虎ノ門支店が再オープンした。

これで交差点の2つの角(今回のビルと文科省のビル)が高層化されたことになるが、残りの2つの角、TOTOのビルと東京三菱UFJ銀行が入っているビルが高層化されていないことになる。いずれ高層化されるだろうが今のところその計画が持ち上がっている気配はない。

いずれにしても、東京というところは一年も経つと景観ががらりと変わってしまうところが多い。だから、これからも東京の街のあちこちを追っかけて回ってみたい。

女子バレー 4連勝

2008年05月22日 | Weblog


      

      

きのうの対ドミニカ戦は、セットカウント3:1で全日本女子チームが勝利した。

これで全日本女子チームは、あすの韓国戦に勝利するか、そうでない場合でも、総合で四位以内に入れば、オリンピック出場権を獲得する(文末参照)。

きのうの試合内容は、決していい内容ではなかった。
相手は強敵ではあるけれど、決して負ける相手ではないのに、第二セットなどは、何となく、本当に、何となく、いつの間にか差をドンドン開かれていきこのセットを落とすという嫌な取られ方をした。

結果として、試合にはセットカウント3:1で勝ったとしても、後味の悪い、すっきりした勝ち方ではなかった。だから、きのうの試合は、前3試合のように盛り上がりもなく、ヒーローもいない。

強いてあげるとすれば、高橋、栗原、それに目立たないが連日実に良く働くリベロ・佐野選手であろうか。

      
      


試合は、相手のサーブミスが多いことにも助けられた。
全日本チームにソロソロ疲れがたまってきたのだろうか。足が止まっているようにも思われた。

あしたは、アジアの永遠のライバル・韓国戦である。

韓国チームは、若返りを図り、相当力をつけてきており、死に物狂いでぶつかってくると思われるので、全日本女子チームは今日の休みに疲れを取って全力で韓国戦を戦って欲しい。
この韓国戦に勝てれば、アジア圏第一位となり、北京への切符を手にするという重要な試合であるのだから。

なお、韓国は、きのう、日本が初戦であたり勝利したポーランドに、0:3のストレートで負けていて、きのう現在、2勝2敗である。

一方、今大会最終戦で激突するセルビアチームは、日本と同じく、現在、全勝街道を突っ走っており、全日本と最後に全勝同士で激突することになる可能性が高い。その意味でも、あすの韓国戦に勝利して北京への切符を確実にしておくことがあとの試合を楽にすることになるのである。

全日本チームの健闘を祈る。

      

※ 注 今大会で北京への切符を手にするのは出場8チーム中、4チームである。ここで、その条件を整理しておこう。
1 今大会最上位チーム
2 アジア圏での最上位チーム(今のところ、アジア圏4チーム中全勝は日本のみ)
3 上記1・2以外の上位2チーム


女子バレー 接戦をものにする

2008年05月21日 | Weblog
      
              栗原恵選手のアタック↑ 




きのうの対カザフスタン戦は、各セットとも息の抜けない大接戦であった。

しかし終わってみれば、セットカウント3:0のストレートでカザフスタンを制した。

             

特に第2セットは、本大会の運命を決めると言っても過言でない壮絶な戦いであった。

息の詰まるジュースの繰り返しの末、33:31で何とかこのセットをものにしたのは本当に大きかった。

もし、このセットを落としていたなら、この戦いは負けていたかも知れないし、北京への切符は遠のいたかも知れない、と言えるほど大事なセットであった。

             

きのうのヒーローは、何と言っても栗原恵選手の活躍に尽きる。

栗原選手は、若いのに、コート内で見せる顔つきも引き締まっていて好印象を与え、全日本を背負って立つ、というエースの品格を名実ともに感じさせる存在となってきた。

         
               勝利を喜ぶ選手たち↑    

 

最近は、以前アタックを決めたときに見せていた笑顔やガッツポーズなど決して見せないようになってきている。だからこそ、戦いに対する真剣みが、観ている者に感じ取れ、とても好感が持てる。

これで、全日本女子チームは開幕3連勝。

総合では、依然、得点率の差で、セルビアに次ぎ2位につけている。

             

きょうは、これまた息を抜けない強敵・ドミニカ共和国、さらにあさって金曜日は、アジアの永遠のライバル・韓国である。

今後も息の抜けない苦しい戦いの連続が予想され、北京への切符獲得はまだまだ予断を許さない。

全日本女子チームの健闘を祈りたい。


都会の雑草

2008年05月20日 | Weblog
    


私は、高層ビルがそびえ、ネオンが怪しく光る都会の街に暮らす雑草。

高層ビルと比べたら、目立たないほどの背の低さ。

でも、街行く人たちに踏みつけられたり、犬にオシッコを引っ掛けられても、お互いに寄り添ってたくましく生きています。

私たちの生命力・繁殖力は、人間に負けないくらい素晴らしいよ。

人間の世界では少子化らしいけど、少し私たちを見習ってみてはいかが。

そうでないと、私たちも住む日本の将来が心配だ。

    


女子バレー プエルトルコに辛勝

2008年05月19日 | Weblog
       
           高橋みゆき選手のアタック↑


       

きのうの女子バレー、対プエルトルコ戦は、3:1で、日本が辛くも勝った。

セットカウント2:1で迎えた第4セットは、24:24と最後までハラハラドキドキさせられる試合であったが、やっとのことで勝利した。

       

きのうの試合を見ていても、やはり高橋みゆき選手のここぞというときに決めてくれるいぶし銀の活躍がなくては全日本の勝利はないような気がする。監督との意思疎通に問題があるとの報道もあるが、高橋選手には是非頑張って欲しいものだ。

これで、全日本女子チームは開幕2連勝となり、オリンピック出場権獲得に一歩近づいたが、総合では、セット率でセルビアにつぎ、今のところ、2位につけている。

明日はカザフスタン、あさってはドミニカ共和国と戦う。

※ なお、本日付のもう一つの記事(このブログの前にあります)も是非ご覧ください!!


5月18日の三浦の海

2008年05月19日 | Weblog
    

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きのうの三浦の海は、天気は雲ひとつない快晴。

いつも見える対岸の千葉の山々も霞がかかったように霞んでほとんど見えない。

風も、早朝の9時くらいから午後3時半くらいまでは北東が1~4メートル、それ以降は南東が4~5メートルくらい。

だから、きのうは、一日を通して、大きなセイルのアップでもプレーニングはできない状態であった。

    


湘南・逗子に住むmonsoonさんは、早起きしていつもより早く三浦の海に到着し、9.0㎡を張って待機していたものの、ついに走ることができなかった。

また、相変わらず、練習熱心なセイラーやスクール生たちが、弱い風のなか海上に繰り出していた。

    


きのうは、名古屋・蒲郡でレースが行われ、そちらに沢山参加しているため、いつもよりセイラーの数が少なかった。

そんななか、練習熱心なセイラーやスクール生たちが静かな海に繰り出し黙々と練習をしておりましたので、その姿をスライドショーでご覧ください。

なお、スライドショー画面下の4秒にしてある「表示秒数」を1~2秒にしてご覧になると、早く見ることができます。

5月17日の三浦の海

2008年05月18日 | Weblog
    

きのうの三浦の海は、とても暖かな日で、天気は晴れ。

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風は、午前中7~8メートルの北東の風が吹き、遥か沖合い2キロくらいのところで、アップウインドで11㎡~12㎡くらいの大き目のセイルならばプレーニング可能、という状態であった。

ただ、午後は1~4メートルと、風は弱くなり、ビギナースクールには最適な環境となった。

    

そんななか、相変わらず、多くのスクール生が熱心に練習に励んでいた。

一方、風の弱くなった午後の浜では、ジャイブの達人・井上講師によるジャイブ教室が、多くの受講生を迎えて(無料)開催されていた。

井上講師は、ジャイブの三大ポイント、①入り口部分、②ピーク時、それに③出口部分につき、細かく分析したポイントを、分かりやすく、実技・質問も含め、二時間余り熱く語った。

    

今日は、そんなきのうの三浦の海の様子をスライドショーでご覧ください。