気配
けはい
明治まで「けわい」と発音していた気配とは、「気」が一面に延び広がることをいい、外面には見えないものを感覚的にとらえた様子をいいます。秋の気配を最初に意識するのは、それは風の囁きかもしれません。日中はまだまだ秋とはほど遠い感がありながら、朝夕はめっきりと風の存在を実感するようになる季節です。
「言葉の風景」写真 野呂希一
文章 荒井和生 より
涼しさを感じる漢字が増えてきた。形も少しずつ整って書けるようになってきて、うれしい。今日の大きな字は、すべて中字の太い筆ペンで書いたが、細い線も書けるようになってきた。最初のころ、あんなに悩んでいた筆ペンの扱いに、少しずつ慣れてきたことは、継続の力かなと実感。うれしい。
「漫ろ寒し」は、秋、「涼しい」から「やや肌寒い」と感じる時の言葉。
夏のセミが「虫の声楽家」ならば、秋のスズムシなど美しい鳴き声の持ち主たちは「虫の提琴家」。
「機織る虫」とはキリギリスのこと。
と、本に説明があった。
知らない言葉がいっぱい出てくる。
おもしろい。
けはい
明治まで「けわい」と発音していた気配とは、「気」が一面に延び広がることをいい、外面には見えないものを感覚的にとらえた様子をいいます。秋の気配を最初に意識するのは、それは風の囁きかもしれません。日中はまだまだ秋とはほど遠い感がありながら、朝夕はめっきりと風の存在を実感するようになる季節です。
「言葉の風景」写真 野呂希一
文章 荒井和生 より
涼しさを感じる漢字が増えてきた。形も少しずつ整って書けるようになってきて、うれしい。今日の大きな字は、すべて中字の太い筆ペンで書いたが、細い線も書けるようになってきた。最初のころ、あんなに悩んでいた筆ペンの扱いに、少しずつ慣れてきたことは、継続の力かなと実感。うれしい。
「漫ろ寒し」は、秋、「涼しい」から「やや肌寒い」と感じる時の言葉。
夏のセミが「虫の声楽家」ならば、秋のスズムシなど美しい鳴き声の持ち主たちは「虫の提琴家」。
「機織る虫」とはキリギリスのこと。
と、本に説明があった。
知らない言葉がいっぱい出てくる。
おもしろい。