ひとり歩きのハイカラ味来人

北海道は日本海側の田舎マチ<増毛>
人生の折り返しポイントを大きく過ぎてしまった太っちょ男が綴る食べ歩き日記。

2階

2024-09-14 14:02:00 | いい感じ

旧増毛小学校の黒板アート。

6つ目の作品は「増毛の四季」。

この校舎を訪れる人の琴線に触れるような増毛の街の何ごとか…、それを想起させる手助けになればとのメッセージでした。

今は来ることも無いディーゼル列車。

増毛駅舎、旅館富田屋、漁船に厳島神社。

添えられるように置かれた骸骨が何とも言えず…。

そして「健さん」。

何とも贅沢な1枚でした。

ごちそうさまです。

校舎西側の玄関の上にある教室。

ここは角に作られた部屋なので、出入り口は変則。

廊下はこの部屋に沿うように内側に通っているのです。

教室から海を眺められるのはここだけ。

お気に入りの場所。

そして7作目はこちら。

「ニジイロノセカイ」。

何とも楽しそうな色合いです。

人魚は楽しい世界にもぐる自分自身。

シャボン玉が光に向かって飛んで行くようすで、明るい未来をイメージ…。

エントリーしたみなさんが、どれほどの時間をかけて作品を仕上げられたのか。

そんなようすも見てみたかったです。

ここを卒業してから50年以上が過ぎました。

時代とともに教室の使い方は変わりましたが、外観はそのまま。

いや、当時からアルミサッシの窓枠だったのかな。

深く雪の積もった冬。

大掃除で雪を取り込み、床掃除をしたことも懐かしいです。

1枚ずつが幅広で分厚い床板。

その木目が年月とともに浮き出て来て、雑巾がけする手に刺さったり…。

小さなケガならたくさんありました。

それもまたよくある普通のこと。

丈夫だったな。


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