宅建試験における法令制限についての注意点!
法令制限については、代表的なテキストであっても、
近時の傾向をきちんと反映していない学習アドバイスをしているものがあるので、
ちょっと注意していただきたいとおもいます。
(なお、2007年版の市販テキストに関して、法改正対応となっていても、法改正より重要な、テキスト全体の構成や近時の傾向反映がずっこけちゃっているものがあります ほんと、注意してください。)
【テキストの実名をだすか、ちょっと悩んだのですが、すでに購入し学習もある程度進んでいる方が、テキストを買い換えてしまうと、学習効率がよくないのでやめました…】
注意!
もうこの時期ですから、
テキストを買い換えたり、2冊目を用意するのは、
合格から遠くなってしまいますのでやめてください。
『手持ちのテキスト』+『手持ちの過去問』
で不十分な方は、
『過去問10年間(単年度×10年)』 (住宅新報社、TAC)
を用意すれば、十分です。
さて、法令上の制限に関しては、学習上の戦略が重要です。
近年の過去問データ上、確実に得点できるのは、
開発(都市計画法)、国土利用計画法、農地法です。
さらに今後とりやすそうなのは、宅造法です。
今の宅建試験では、『狙って確実に』7,8点とることはちょっと無理でしょう。
法令制限で得点を稼ごうとすると、沈没可能性が大きいです。
宅建試験本番のときに、Panicになるかもしれません…
例えば、H17年の宅建試験では、
問19~24まで、6問連続で正解率の低い難問が続きました。
(近時10年分の過去問だけでは対処しがたいレベルの出題)
模試などで法令制限に自信をもっていた受験生には、
精神的に、相当厳しかったとおもいます。
かといって、これを得点するために、学習量を増やすというのも疑問です。
大切なことは、
『法令制限は、確実にとれるところはしっかりとる!』
『合格と関連性が薄いテーマは、上手に捨てる!』
という心構えです。
確実に得点できるところから、効率的に攻略していきましょう!
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